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【勤続10年表彰企画】「こんなに自分に合う会社は他にない!」居酒屋地方出店の特攻隊長を務め、新たなチャレンジを続けるミスターファイブ

「ミスターファイブ」を自負し、周囲からも厚い信頼を受けている山内優。お客さんにもスタッフにも、常に“楽しい”を提供し続ける彼がこの10年間を振り返り、今後の展望を熱く語る!

――――プロフィール
串カツ田中 浜松モール街店 店長山内優(37)|通称「ゆう」2009年2月『居酒屋行くなら俺んち来る? 町田店』のオープニングメンバーとしてアルバイト入社。途中、他の仕事を経てファイブに復帰して以降、数々の店舗を店長として立ち上げ、繁盛店をつくってきた実績を持つ。

吉祥寺店で念願の目標を達成

この10年間、ファイブと共に歩んできたというか、もう走り抜けてきました。色々あった中でも特に印象的で達成感があったのは、3代目の店長をやらせてもらった『串カツ田中 吉祥寺店』で、過去最高売り上げを叩き出したことです。

それまでは売り上げの数字を見ても、正直あんまりピンと来なかったんです。だけど当時、吉祥寺店の売り上げ記録を持っていたのが前の店長の圭介さん(現FC事業部ブランドディレクター)で、「圭介超え」を目標として掲げ、その念願が叶えられたのは本当に嬉しかったですね。この経験がものすごく自信になって、それ以降のキャリアにも大きな影響を与えました。

新店舗を次々と立ち上げてきたこれまでの歩み

2009年、いざくる町田のオープニングスタッフとしてアルバイトで入ったのが、ファイブとの出会いでした。ただこの時はいろんな経験を積んでおきたかったから、2年くらいで卒業して、その後はライブハウスで働いていました。でもしばらくして、ちょっとお金が必要になって、串カツ田中 吉祥寺店でまたアルバイトをするようになったんです。

10年間の思い出写真

そこからしばらくダブルワークの状態が続いたんですが、20代半ばも過ぎて今後のことを真剣に考えた時に、自分らしくありのままで働けるファイブで社員になる決意をしました。こんなにも自分にあう会社は他にない! そう思ったのが一番大きな理由です。

これまで串カツ田中の大船店や多摩センター店の立ち上げに店長として参加してきました。本当はそれ以前にも新店の店長にならないかってお誘いはもらってたんですけど、吉祥寺店でまだ何も成し遂げていないと思っていたから、その時はお断りをしてたんです。

先述した「圭介超え」で自信をつけてから、また声をかけてもらった時には飛びつきました。足軽っていうか、特攻隊長みたいな気質なんで「どこでも行きますよ!」って自分から手をあげて、引き受けたんです。そういう経験を積み重ねてきたからこそ「今、俺がここにいる。自分がミスターファイブだ!」って、胸を張って言いたいですね(笑)。

通常、店舗の店長っていうのは、先代たちがつくりあげてきた土台に一旦乗り、築かれてきた文化に馴染みながら自分らしさを出していくのがポイントになると思います。一方、新店の場合はまるっきりゼロの状態から自分でつくり上げていくので、そこが大きな違いで取り組みがいのある所だと思います。

大船店のオープンにあわせて、初めて立ち上げ店長を任されたんですが、新鮮な体験の連続でした。上手くいくこともいかないことも、たくさんありましたけど、自分にとって大きなターニングポイントになったのは間違いありません。ただ、いざくる町田のオープニングスタッフを経験していたおかげで、ゼロからのスタートに関してある程度のイメージはあったから、けっこうヒントになって助かってました。

地方出店という新たなチャレンジ

浜松に来て痛感したのは、当たり前なんですがファイブの名前が全く知られていないことです。お客さん、近隣店舗の方々、アルバイトの面接に来てくれる子たち……誰もファイブグループの名前もお店も知らないんですよ。関東で働いていた時代は、吉祥寺はもちろん、いろんなエリアで「ファイブグループ! あの会社ね」って、たくさんの人たちが認知してくれてたのに、浜松ではまだまだ……。だから、もっとファイブの名前を広げなきゃっていう勝手な使命感というか願望を持って頑張っています。

今はFC業態だし、会社の仕組みもきちんとあるから、ものすごく特別な工夫をしてるわけじゃないんですが、例えばスタッフや地域の皆さんとのコミュニケーションを重要視しています。。浜松に来るまでは、店=営業を守らなきゃって意識が強かったけど、もうちょっと柔軟になれたというか、働き方も改善しなきゃダメだってすごく考えるようになりましたね。店長としての責任をきちんと持ちながら、スタッフたちの思いをくみ取って営業しています。

10年間の思い出写真

育休を取り、プライベートも充実

家族を持ってからは働き方もちょっと変わって、なるべく早く帰るようになりました。もうひとつ、すごく大きかったのは育休を取らせてもらったことです。
育休の件では、会社の人たちが親身になって話を聞いてくれて、いろんな調整もしてくれたし、アドバイスもたくさんもらえたので、父親の立場からしてもすごく助かりました。これからは育休を取る男性社員がきっとたくさん出てくるでしょうけど、その前例を作って会社の大切な1歩に貢献できたんじゃないかと思っています。

ファイブの魅力

10年以上も仕事を続けられたのは、やっぱりファイブが魅力でいっぱいの会社だからです。チャンスもきっかけもたくさんくれるし、自由にやらせてくれるところが僕にとっては一番の魅力です。前に出ていったり、自分の意見を言ったりするのをめちゃくちゃ歓迎して、そういう人を応援してくれる会社です。自分がやった分だけ反応がもらえるから、やりがいもすごく感じますよね。

10年間の思い出写真

お客さんからは「元気だね」、「雰囲気いい」、「いつ来ても楽しいよ」といった言葉をどこのお店でももらえて、大きな励みになっています。別の店舗に移動しても、以前働いていたお店の常連さんがわざわざ足運んでくれることも結構あるし、本当にありがたいです。

お客さんの顔を覚えて仲良くなって、常連さんが増えていく好循環も、良い意味で異常ですよね。居酒屋でお酒を出しているっていう理由ももちろんあるんだろうけど、飲食業界でこんなにお客さんとの距離が近いところって、他にはないんじゃないかと思います。
僕らはFCなので、料理とドリンクを試行錯誤してメニューを作るわけじゃないけど、お客さんの「おいしい」が聞きたくて、そのために何ができるか常に考えて工夫しています。

“楽しい”でつながるため、一期一会を大切に

“楽しい”でつながるのは簡単なことじゃありません。相手がお客さんでもスタッフでも、初めて会った人と“楽しい”でつながるには、上手くかみ合わないと成立しないじゃないですか。だから、まずはこっちからアクションを起こすようにしているし、仮にお客さんが僕とつながらなくても、お店や他のスタッフとつながってくれたら嬉しいので、そのサポート役を引き受けることもあります。あとは、今日っていう日はもう二度と来ないから、一期一会を大切にしていますね。

将来的にはファイブの名前を全国に広げられたらと思うんですが、今はせっかく静岡にいるので、このエリアを盛り上げていきたいです。
浜松には鬼ぞりゴリラも出店してるんですが、同じ会社だってことを常連さんでも知ってる人がまだほとんどいないので、まずはそこを認知してもらえたらいいですね。そういうお客さんが増えれば、ファイブが広がってきたって実感できるんじゃないかな。各業態が浜松に来たらめっちゃ楽しいですね……目指せ、吉祥寺(本部所在地で10業態の店舗があります)!

「楽しいは降ってくるものじゃなく、湧いてくるもの」だと僕は考えているので、新しくファイブに入って将来を背負う仲間には、「まずは笑顔で楽しんで」と伝えたいですね。上司の顔色をうかがったり、場の雰囲気に合わせたり、そういう働き方が世の中には溢れています。だけどファイブは一人ひとりの個性やキャラクター性を考えて、すごく大事にしてくれるので、自分が思っていること、考えていることが叶えられる環境が整っています。自分の夢や信念を強く持てば持つほど実現する可能性は高まるし、それが結果として“楽しい”につながるんじゃないでしょうか。これをやったらきっと楽しい! そんなフレッシュな声を、是非ともたくさん上げてください。


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