【勤続10年表彰企画】“楽しい”でつながる世界をつくるには一人ひとりが“楽しい”を哲学すべし
寡黙ながらも熱い思いを内に秘めた白濱祥太。10年間のファイブ経験を経て、彼がたどり着いた接客業に対する真摯な思いが明かされる!
――――プロフィール
溝の口っ子ダイニング ペコリ 店長代行(SA目指し中)
白濱祥太(36)|通称「ハマー」
2009年6月入社。店長コースからサービスコースへ異動。ラッパーとしても活動中の、渋いルックスと声が印象的な名物スタッフ。
ターニングポイントはMJ-Fun事業部への異動
ファイブに入社したのは、『串カツ田中 浜松店』店長の山内優くんが中学時代の先輩で、彼に紹介してもらったのがきっかけでした。この10年間、ファイブで仕事を続けてきた中で特に印象に残っているのは、『居酒屋いくなら俺んち来る?〜宴会部〜町田店』で12月の売り上げが毎年前年比を超えていったことですね。あれは本当に達成感がありました。
逆に旧・藤沢店での社員生活はちょっときつかったかなという覚えがあります。社員になった1年目で異動になって、さらにそのあと 1、2ヶ月くらいで責任者にしてもらったんですけど、初めての店舗責任者、忙しい業務に追いつけなくてパンクしかけました。
大きな変化は3年くらい前に訪れました。『居酒屋いくなら俺んち来い。高田馬場店』に移って働いていたんですが、その途中で業態異動になって、MJ-Fun事業部に所属することになったんです。元々、高田馬場店に移ったのは店舗責任者を降りるという決断をしたタイミングだったので、新しいキャリアを考えないといけないなと思っていた時期でした。。そういう時期にMJ-Fun事業部に異動させていただけることになって、サービスコース(接客や店舗の空間づくりのプロフェッショナルコース)を目指すことになりました。
事業部の異動と、それに伴うコース変更が同時に決まったあの時期が、自分にとって一番のターニングポイントだったと思います。
ファイブにあるのは多くの人たちに感謝し、感謝される環境
これまでの10年間、ファイブで仕事をしてきた中で感謝している人は、数え上げたらキリがないんじゃないかっていうくらい、本当にたくさんいます。係長(元・BDF)、かっつん(こいくる事業部長)、こばさん(元・BD)、利根川さん(MJ-Fun事業部長)、なるみ(MJ-FunブランドSC)、ヒロシ(MJ-Fun事業部店長)……あとは関わってくれた社員さんたち全員ですかね。みんながファイブのことや、カッコいい大人ってどんな人なのかということを教えてくれたし、僕を支えながら温かく見守ってくれました。
中でも係長には一番お世話になったと感じています。数年前に以前働いていた『居酒屋いくなら俺んち来る? 〜宴会部〜 町田店』に戻ったんですが、その時の店長が係長だったんです。それから付き合いが始まって、今までずっとお世話になってきました。社員を目指した理由も、係長のもとで社会人として成長したいと思ったのが一番大きかったですね。
以前はけっこう漠然とキャリアを思い描いていたんですけど、係長がそばにいてくれたからこそ明確な目標を持てたし、大きな学びを与えてくれました。極端な話をすればファイブにいる理由が係長だけだったという時期が何年も続いたっていうくらいお世話になったので、本当に感謝しています。
お客さんと接していてすごく嬉しくなるのは、とてもシンプルなんだけど「思い出の店」、「おいしかったです」、「ハマーに会いに来たよ」という言葉をかけてもらえる時です。「ただいま」とか「ありがとう」みたいな何気ない言葉もとても励みになります。
学生時代に良く足を運んでくれていたお客さんが数年後に突然また来店してくれて「結婚します」って言ってくれたことがあったんですが、自分にそういう節目の報告をするためにわざわざ足を運んでくれたのか!と、あの時は本当に嬉しかったですね。
スタッフとの関係でいえば、上司から「お前が頑張ってるのは知ってるから」って言ってもらえた時には、ちょっと感激しました。
あとは最近、6年前にアルバイトさんだった子が社員になって、同じ事業部で一緒に働くことになったんです。その子も店長業務にも関わり始めて、責任者の卵くらいになっていたんですが、事業部会の後の飲み会で「今になって当時ハマーさんの言ってたことが響いてます」と言ってくれたのは、グッときましたね。自分のやってきたことは間違ってなかったってことを確認させてもらえたし、数年後に響くこともあるんだと思えたので。
長年にわたって働き続けられるファイブの魅力
自由と責任と覚悟。ファイブグループでよく使われているこの言葉が実は好きなんです。この言葉通りにやらせてもらえることが、ファイブで働く仕事の魅力だと感じています。
店長を目指していた頃には、とにかく自分の好きなようにやってみろと仕事を任せてもらえました。 もちろんそこには責任が伴うので、「覚悟が決まってないならやるな」というアドバイスももらえたし、失敗したら責任は取らなきゃいけないんですけど、僕にとってこの考え方はすごく分かりやすくて、しっくりくるんですよね。
ファイブには、大人になっても成長できる機会が常にあるし、業務としてだけじゃなく、人としてお客さんと向き合える環境も整っています。周りのみんなが個性を活かした働き方をしているし、仲間意識が高くて、人の魅力を優先して働いてるスタッフが多いのもいいところです。
一緒に働く人たちと深く関わり、しかも関係を築きやすい環境っていうのは魅力的ですよね。支えあいや強い人間関係があるからこそ、自分もこんなに長く続けられてきたんじゃないかなと思います。
“楽しい”を哲学しながら、サービスコースでのキャリアを積みたい!
「“楽しい”でつながる世界とは、一人ひとりが“楽しい”を哲学すること」だと僕は考えています。スタッフみんながそれぞれ“楽しい”ってどんなことかを考え抜いて、答えを導くための努力をしなきゃいけないんじゃないでしょうか。
僕自身は今後、 サービスコースでのキャリアを上げていきたいし、そのためにも接客の楽しさや魅力をもっと感じてもらえるような取り組みをしていきます。
まだファイブに入りたての人たちに伝えたいのは、「まずはスタッフ全員と仲良くなること」かな。スタッフと関わって、スタッフを知って、スタッフと仲良くなれば、仕事も楽しくなっていきます! その上で「ムリせずに楽しみながらガンバレヨ」ということかなと思います。
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