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【勤続10年表彰企画】ありえない!と思っていた創業理念はいつのまにか自分のやりがいに。「人のため」を追い求める人情派店長

ネガティブで自己肯定感が低い。そう自分を称する彼の言葉の端々からは「人のために」という思いが溢れだしている。彼自身が弱みだと思っているところが人への優しさにつながる。インタビューを読めばそのことを実感してもらえるかもしれない。

――――プロフィール
居酒屋いくなら俺んち来る? 〜宴会部〜 千葉店 店長
薮本裕明(35)|通称「やぶちゃん」
2013年11月入社。こいくる事業部の様々な店舗で経験を積み、現在は『居酒屋いくなら俺んち来る? 〜宴会部〜 千葉店』の店長を勤める。

”関わる全ての人が楽しくなれる”なんてありえない!と思っていた。

関西から上京する新幹線の中で読んだ求人誌にファイブグループが載っていました。気になって調べてみると、採用サイトに創業理念である「関わる全ての人が楽しくなれる環境をつくること」って言葉があって。「ありえないだろ!」って思いながらもなぜか惹かれてしまったんです。前職も飲食だったんですが全然楽しくなくて、「どうしたら楽しくなるんだろう?」と悩みながら働いていた5年間でした。

その後もファイブグループのことをいろいろ調べていたら、当時あったアメブロを見つけました。どこの店舗のブログを見てもアルバイトの子が主体的にやっていて、すごく楽しそうな雰囲気が伝わってきたんです。それを見て「いいなこの会社」と思って、新幹線を降りてから速攻で電話をして面接の約束を取り付けました。

低迷期を経て過去最高売上達成へ

この10年間を振り返ってみると、当たり前ですが山あり谷ありでしたね。
『居酒屋いくなら俺んち来い。調布店』はオープニング店長に抜擢されて、出だしから軌道に乗せることができました。

しかし6年目くらいにどう足掻いても売上げが上がらない低迷期が訪れました。

『こいくる』は若者をターゲットにしたコンセプトですが、調布という町ではご家族連れや年配の方も多いので、その層にもアプローチすべきなのか?と悩み、結局どのターゲットも取り込めない中途半端な状態になってしまいました。売り上げがない中でスタッフも働かせてあげられないし、その時は自分自身に価値がないなって思ったりもしました。上司や周りの人もいっしょに悩んではくれましたが、まさに負のスパイラルで為す術なしって感じでしたね。

その後は徐々に調子を取り戻し、『居酒屋いくなら俺んち来い。立川店』では入社7年目の年に過去最高売上を達成。そして今いる「居酒屋いくなら俺んち来る? 〜宴会部〜 千葉店』で単日102万売り上げた時は、素直に「うわー嬉しい!」と思いました。その日すぐに『食べ放題&飲み放題×居酒屋 浜ちゃん』が104万を売り上げて抜かれたんですけどね(笑)

10年間の思い出写真

いつのまにか店長に…責任を持つことを教わった

僕にとってのターニングポイントは、当時のBDF(ブランドディレクターフォワード)のばーちー(現:CS店舗推進部)と出会ったこと。

26歳の時に「居酒屋いくなら俺んち来る? ~宴会部~ 高田馬場店』に移っていきなり「次の店長はあなたです」と言われました。僕は当時責任感のない働き方をしていたので「絶対嫌です」と答えたんです。それにもかかわらず、ばーちーの手腕によってあらゆる社員業務がいつの間にかできるようになって「店長と同じ業務してるのに給料変わらなくていいの?もったいない」とまで言われて結局店長になりました(笑)

社員としての責任感も無かった当時の僕に、ばーちーは徹底的に考えることを教えてくれました。全体ミーティングにしても「みんなの時間をわざわざ貰うこの時間で何を話すの?」とかめちゃくちゃ詰められました。でもそのおかげで、スタッフの時間を有意義にするにはどうしたら良いかとか、店舗がもっと良くなるためには何が足りないのか、もっとこうした方が伸びるんじゃないかとか話したり考えたりする時間が増え、自分を成長させてくれたのかなと思いますね。

そしてそれに付き合って支えてくれたスタッフのおかげもあって、僕は変わることができました。

ばーちーは今、現場を離れてバックオフィス部門にいますが、いまだに気づきを与えてくれる存在です。僕とは考え方が真逆な人なので、話していると常に成長につながるなと思わせてくれます。

ばーちー(中央)

関わる人に愛と得を与える。それが”楽しい”につながる

僕がいつも意識しているのは「どうすれば関わった人すべてに得を与えられるか」ということ。そして”無償の愛”を与え続ける人になりたいということ。人に与えることが結局自分の”喜び”とか”楽しい”に繋がっていくと思います。

人のために生きたいというのは母親の影響もあるかもしれません。
母は乳がんで亡くなる直前まで、東日本大震災の募金活動をして現地に送る取り組みをしていました。自宅のトイレには「一日一笑」とか「一日一善」とかいう言葉が貼ってあって、母に対して「なにこの人!すごいな」という尊敬の念を抱いていました。僕もそういう在り方でいたいと常に思っています。

いま思うとファイブグループの企業理念と通ずるところもありますよね。ファイブのスタッフはそれぞれが「いかにお客さんに喜んでもらうか」とか「”楽しい”でつながる」という理念に沿った考え方を重要視できていると感じます。

お店が良い状態の時って”楽しい”とか”ここ大事にしなきゃ"とか、ちゃんと意識を持てている時なんですよね。そうやって理念に沿った考え方をその都度思い出せるのは、ファイブが定期的に充実した研修をしてくれるからだと思います。

お客さんの”楽しい”は自分の”嬉しい”

「やぶちゃんが店長だったから楽しく飲めたわ!」とお客さんから言われたり、誕生日やラストランに駆けつけてくれるお客さんがいたり。そういう関係性になれることが幸せですね。
元々自己肯定感が高いほうではないので、お客さんからもスタッフからも「やぶちゃんのおかげで」ってワードを言われると嬉しくなっちゃいます。

10年間の思い出写真

いまの夢は関西で…

ここ数年ですごく自分の中で気づきがあったり、実力がついたりしたなって実感しています。今ならそれらを最大限発揮できる!と思っているので、関西に戻って『こいくる』を出店してみたいです。いろいろ話し合いながら検討中です。

”楽しい”をつくるのに必要なのは陽のオーラ!!!

楽しく働けるかどうかって自分の気持ち次第だと思います。自分が陰のオーラを放っている時って全然楽しくないしつまらないし苦しい。逆に陽のオーラを放ち続ければ”楽しい”がいっぱいやってきます。
“グッドグラス”を意識して人と関わっていけば、自然に陽のオーラを発信することができると思います。

楽しむ努力を大切に!


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