【アルバイトトップランナーの声-vol.30】持ち前の笑顔とコミュ力でお客さん同士もつなぐ!楽しそうな兄がきっかけで入社した朝霞台の看板娘
「”楽しい”でつながる世界をつくる」をMissionに掲げるファイブグループで、日々お客さんに「楽しい」を最前線で提供してくれている2,500人のアルバイトさんたちにスポットライト!
各業態で活躍するトップランナーのアルバイトさんたちに心がけていることや働きがい、楽しく成果を出すコツをインタビューする人気企画です。
今回は『串カツ田中 朝霞台店』のマイさんにお話を伺いました!
朝霞台店の話を楽しそうにする兄がきっかけ
以前はイタリアンレストランで働いてたんです。そのお店はお客さんとコミュニケーションを取るわけでもなく、だから私もただ作業員としてアルバイトをしに行くだけでした。
ちょうどコロナ禍で営業時間も短くて、別のところを探そうかなって考えてた頃、朝霞台店で当時バイトリーダーを務めていた兄のガイ(現朝霞台店店長)が実家に帰ってきたんです。すごく楽しそうにお店のことを話すのを聞いて、良いな、私もそこで働いてみようかなと思って…後日、社員の方に面接していただき、めでたく兄の部下になりました(笑)
いつでも、忙しい時こそお客さんファースト だからこそ得られる”掴めた”実感
今はホールで、お客さんの案内や席の管理をするアテンドというポジションを任せてもらってます。特にホールは、ずっと一か所だけに向き合ってるわけにはいかないから、やることがたくさんあって。忙しい時間帯には、正直きついなって感じる瞬間もあるとは思うんですけど、どんな時でも笑顔で明るくいるのは、すごく大切にしてますね。
というのも、お客さんに「忙しいのにごめんね」「今行ける?」とかすごい気を使ってもらうことが以前は良くあったんです。どんなに忙しい時でも「あのお姉さんだったら声をかけられるんじゃない?」って思われるスタッフになれたら良いなって…そう考えてから、心がけるようになりました。
プライベートで嫌なことがあれば働いてる最中でも顔に出ちゃうことって結構あると思うんですが、そういう気持ちを仕事に持ち込まないようにも気をつけています。
おかげで、常連さんからは「マイちゃんは一番感情の波がなくて安定してるよね」って言ってもらえて嬉しいですし、ちゃんと心を掴めてるなって実感もしてます。
仲良くなった常連さんと飲みに行くこともあって、この前は誕生日を祝ってもらいました♪
強豪剣道部育ち…褒めて伸ばす教育はファイブが初めて
小さいころから剣道をやっていて、高校も全国大会に出場するような学校にいたんですけど、ずっと厳しく指導されてきたせいで褒められるのに慣れてなかったんです。でも朝霞台店に入った直後から、当時店長だったザワさんが、お客さんと話すスキルなんかを全面的に肯定して、褒めまくってくれたんです。
最初はもう恥ずかしくて、内心「そんなにほめないで~」って感じでしたけど、応援してくれるザワさんに応えて、頑張ろうかなってだんだん思えるようになって、どんどん働くのが楽しくなりました。
周りにも視線を広げて新たな自分に成長
剣道は1対1で試合する競技なので、結局ぜんぶ自分にかかってるんですよね。そういう剣道を続けてきたので、高校卒業までは自分自身の成長だけを考えてました。
ファイブに入ってからも最初のうちは、頭にあるのは自分の成長だけ。ただ、1人でいくら頑張ってもお店が回らないこともあるし、後輩も増えてくるし、お客さんの「また来たい」をつくりたいし…じゃあ、周りの子たちをどうやって鼓舞しようかって、真剣に考えるようになって、周りをしっかりと見るようになったんです。
自分だけを見ていた頃はなかったことなんですが、今ではいろんなスタッフから相談されたり、営業中も頼ってもらったりして、少しは成長できたのかなって思いますね。その素地をつくってくれた前店長のザワさんと、今まで関わってきたスタッフたちには感謝しかないです!
お客さんを繋げるのが楽しい!一番の働きがい
この前、ファミリーのお客さんが2組、隣り合った席にいらしたんです。片方は常連さんだったので私もお話ししてたんですが、そうしたら両方のお子さん同士が一緒に遊び始めて…そこから両方の親御さん同士でも話が始まったんです。
それを見て、本当に嬉しくなりました。繋がりをつくるお手伝いというか、橋渡しができた瞬間は、本当にこの仕事をしていて良かったなって感じます。
自分の大切なものがファイブの理念と驚くほどシンクロ
SUP(ステップアッププログラム:評価制度)に関しては、自分のやりたいことをやってたら自然と上がってました。元々人と話すことは得意で、お客さんとのやり取りも楽しくて、あとはファイブの理念と私の大切にしていることが、なんでこんなにマッチしてるんだろうってくらい、差がないんです!やりたいことを頑張ったら評価もしてもらった感覚です。
最初は抵抗があった兄との比較も、今は強い武器
SUPで苦労したことはなかったんですけど、入ったばかりの頃は兄と比べられるのが、ちょっと苦手で…。歴の長さが違うから当然なんですけど、兄はたくさんの常連さんたちを掴んでいて、そういうお客さんたちに「ガイの妹」って紹介されてたんです。まずガイがいて、その妹として私がいるっていう見られ方が大きな壁でした。
でも今はガイ店長の妹っていう事実を、自分から利用しにいってます(笑)
悩んでても仕方ないから、自分も常連さんを掴むためには「ガイの妹」って紹介される前に、私がお客さんをキャッチしちゃえばいいじゃんって考え方を変えました。
まず「マイちゃん」を覚えてもらってから、そのお兄ちゃんが、店長のガイなんだって流れに持っていくようにしたんです、負けず嫌いなので(笑)
おかげで私に会いに来てくれるお客さんも増えたし、掴んでいる常連さんの層も兄妹でぜんぜん違うから、お店にとってはwin‐winですね。
ガイ店長(兄)のコメント
マイはお客さんの笑顔を生み出す力がすごいんです。新規さんだと話しかけて仲良くなるまでのハードルも上がるわけですが、ちゃんとニーズを捉えて「また来たい」に繋げてくれています。
同じ職場だと、兄妹ゆえに働きにくい、といったこともあるかもしれません。ただ僕たちの場合、兄妹だからこそマイがしっかり意見を言ってくれるのでありがたいですね。
本音を言えば、あと何年でも働き続けてほしいんですが…(笑)次の職場でもしっかり働いて、朝霞台店で培ったファイブイズムを新たな会社や世間に広めてくれるのではないかと期待しています!
兄妹トーク! 家族ぐるみで朝霞台店を盛り上げている⁉
――兄妹が同じ店舗で働いているケースは、ファイブでも珍しいかと。周りには?
マイ:いないですね。友だちに話すと「そのお店、兄妹で乗っ取るの?」って冗談言われたり(笑)
ガイ:あるある(笑)妹とは「似てないね」って良く言われます。「この店に妹がいるんですけど、誰だと思います?」ってお客さんにクイズを出しても、一発で当てた人はまだいません(笑)
似てないので、その意外性が絡みに繋がったり、初めてのお客さんに笑ってもらって掴んだりってことも良くありますね。
マイ:でもこのお店に関わってるのって、私と兄だけじゃないんですよ!
――というと?
マイ:母がおもちゃを買ってくれるんです。頼んでないんですよ、私たち。でも「子どもたちがこの前買ってくれたおもちゃで楽しそうに遊んでた」とか伝えると、喜んで買ってくれるんです。
ガイ:母はマサコっていうんですが、店舗の忘年会なんかの時にも景品を買ってくれて、「マサコ賞」として出させてもらってます。
マイ:朝霞台店の協賛者っていうか、スポンサーですね(笑)いつの間にか家族ぐるみ(笑)
これから
今、大学4年で、来年の春からは別の会社で働くことが決まっています。今年度で朝霞台店を卒業するスタッフが確定で5人もいるので、今は私たちが培ってきたものがちゃんと引き継がれるように、後輩たちに伝えているところです。
就活していた頃は、いろんな業界を見て回ったんですけど、ひとつ決めていたのは、お客さんと関われる仕事に就くということでした。そこにはやっぱりファイブで働いてきたことが大きく影響していますし、ファイブで働いたからこそ、社会人になっても活かせることはすごくたくさんあると思います!
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