【伝説の繁盛店への道-vol.3】2年連続F-1出場、ファイブ居酒屋歴代最高月間売り上げ記録保持のモンスター店舗!合言葉は「お客さんが”明日”また来たくなるお店」!
2024年1月、ファイブグループ総会にて今年の年間スローガンとして「全店伝説の繁盛店」が発表されました。
各店舗、各店長の自主性とチャレンジを重んじるファイブグループでは、同じブランド内でも店舗によって独自の取り組みがあったり個性があるのが当たり前。
そこで!各事業部長達から「みんなの参考になりそうな取り組みをしている今アツい店舗&店長」の情報をいただき、ノウハウを赤裸々に聞き出してきちゃうこの企画!
連載シリーズ「伝説の繁盛店への道」!
今回は2024年3月25日に行われた社内グランプリ店舗を決める「F-1GRAND PRIX2023成果発表会」にて発表された『食べ放題&飲み放題×居酒屋 浜ちゃん 横浜店』の成果と取り組みについて紹介いたします!
去年開催された「F-1グランプリ2022成果発表会」にて、2位という結果に悔し涙を流した『浜ちゃん 横浜店』。
2023年はリベンジを果たすべく努力を重ね、再び代表店舗としてF-1出場の切符を手にしました。
全店舗の中でトップバッター、気合の入った表情で入場です!
【2023年『浜ちゃん 横浜店』のスゴイ成果】
★新人アルバイト離職率、2年連続0%
★アルバイトからの社員登用2名
★前年比12ヶ月連続達成
★居酒屋部門全体における歴代最高月間売り上げ、2155万円を達成
【成果を出すための取り組み】
1:T(タッチ)R(レシートメッセージ)O(お見送り)
「TRO」はタッチ、レシート、お見送りの略語で、お客様にタッチして、話した内容を次回来店時に使えるサービス特典付きのレシートに書いて、お見送りをするという意味が込められています。
この取り組みを始める前は「タッチできてないけどレシートを書かなきゃ」「レシート書けてないけどお見送り行かなきゃ」というようにそれぞれの行為をバラバラに捉えていました。
でもこのままでは一人一人のお客さんと浜ちゃんでのストーリーを一緒に作ることができないと気づき、「TRO」を一連の流れとして大切にするようにしたそうです。
今では「TRO」がこいくる事業部の共通言語となり、浜ちゃんの大事な文化となっています。
2:食べ放題&飲み放題の満足度を120%にする
『浜ちゃん 横浜店』は2023年度の商品再現性ランキングでこいくる事業部第1位に輝きました。
店長の白濱彩香さんはスタッフにいつも「食べ放題なのにこんなに早く出てきてこんな高いクオリティでこんなに安いの!?って思ってもらいたいし、お客さんの期待を超えたい。食べ放題&飲み放題をやってることに誇りをもって営業してほしい」と伝えています。
そこで店舗全体で意識的に行っていることが「ダメな商品へのダメ出しより、良い商品を必ず褒める」ということです。ホールスタッフが提供時に商品チェックをする時「美味しそう、お腹すいてくる~」など”承認と賞賛”することを意識的に増やしました。
ダメな商品をダメだというのは正解を知っていれば誰にでもできることですが、ダメ出しばかり受ける側は「怒られないように作らなければならない」という義務感になってきます。逆に”承認・賞賛”を浴びると「もっと美味しい料理を作りたい」というスタッフの「やりたいこと」に変わったのです。
“承認と賞賛”の声がけが商品再現性ランキング1位、そして食べ放題&飲み放題満足度120%につながりました。
お客さんからもたくさんお褒めの言葉をいただいています!
3:120%やりきること!~伝わるように感謝を伝える~
『浜ちゃん 横浜店』ではお客さんが前回来店した時のレシートを持ってきてくれたら、パフパフパフォーマンス(声と鳴り物で盛り上げるパフォーマンス)を行っています。
以前はお客さんから前回来店時のレシートをもらうことが当たり前になってしまい、「また来てくれてありがとう!」の感謝を伝えられていませんでした。よりわかりやすく感謝を伝えるためにこの取り組みを行っています。
▼パフパフパフォーマンスの再現
「〇〇卓さんからレシートいただきました!パフパフ~」「せーの!レシートありがとうございます!」全員「ありがとうございます!!」
ここで大切にしているのは「やりきること」。スタッフが恥ずかしがってしまうとうるさいだけの悪ふざけになりかねないので、”お客さんに感謝を伝える”という目的のために全員で全力でやりきることを意識しています。
4:年間テーマの設定
『浜ちゃん 横浜店』では年間テーマを設定しています。
2022年の年間テーマは「お客さんの”また来たい”をつくる」でしたが、2023年は「お客さんのまた”明日”来たいをつくる」というテーマにグレードアップしました。
“明日”という単語を足したことで、
「今日の営業のやり方だと、いつかまた来てくれるかもしれないけど”明日”来てくれるかな?」
「お見送りは一人より何人かで行けばもっと喜んでもらえるかな?」
「忙しいからタッチできなかったけど、どうすれば忙しくてもタッチ数が増やせるかな?」
など今までは忙しさを言い訳にして「できない」と思っていたことが「どうしたらできるようになるか」と改善に向けて動くことができるようになりました。
それによって振り返りの質が上がり、毎日の目標がより明確になったのです。
テーマを設定しなおすことで現状に満足せず、お客さんと向き合い続けることができるようになり、現在も「レシート回収枚数前年比130%」「売上前年比122%」を更新中です。
【スタッフからのメッセージ】
お客さんも働いているスタッフも人間はみんな嫌なことや辛いことを心の底に隠して生きていると思います。だからこそ『浜ちゃん 横浜店』に飲みに来た時だけは「少しでも嫌なことを忘れさせたい、ここにいる間だけでも楽しんでもらいたい」という想いがあります。
売上げ=お客さんからの感謝の数。お客さんが来てくれることは当たり前じゃない、だからこそ私たちの根底にあるものは事業部ミッションである「お客さんにとって元気をもらえる”人生の1ページ”の居場所であり続ける!!」と店舗理念の「ここがあなたの居場所です」を目指して営業することを大切にしています。
コロナ禍ではお客さんが来たくても来れず、スタッフも働きたくても働けなかったので、規制が無くなり始めて1日1組でもお客さんが来てくれることが嬉しかった。私たちが今ここに立てているのは、浜ちゃんに来てくれるお客さんのおかげです!本当に心からそう思います。
だからこそ、ここにいるみんなと今日来れなかった『浜ちゃん 横浜店』スタッフ全員で、これからも毎日全力で向き合い、お客さんとみんなで『浜ちゃん 横浜店』を伝説の繁盛店にしていきます!
▼F-1/C-1 GRAND PRIX2023 成果発表会の模様はこちら
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