【定食事業部編】23新卒のリアルボイス「1年経った今、どう?」スペシャル座談会!後編
5月にルーキーチャレンジ(新卒2年目を迎えるルーキー達の立候補制による成果発表会)を終え、2年目の決意を新たにした23新卒の若きエースたち。
ファイブグループでの1年目を終え、今思うことは?そしてこれからの展望とは?
ルーキーチャレンジを経て2年目に突入した定食事業部3社所属の23新卒社員の代表3人と、1年間研修を担当してきた人材開発担当者の計4人で1年目を振り返り、前編では入社1年目の夏までをご紹介。後編となる今回は、秋以降の出来事について語ってもらいました!
▼2023新卒ルーキーチャレンジの様子はこちら
話し手:
菊池 凜(キクチリン) スパゲッティ―のパンチョ 新橋店
佐々木 萌(ササキモエ) ステーキロッヂ 渋谷宇田川店
川﨑 麻央(カワサキマオ)牛かつもと村 秋葉原店
聞き手:渡邉 大地(写真右)/人材開発部
―10月には新卒合宿があったよね?
萌:新卒合宿のブランド研究では、自分のブランドについて語れたのも嬉しかったし、それ以上に価値研の他ブランドについて知れたのは、大きな意味があったと思います。
麻央:自分が牛かつの代表みたいに喋れたし、売り上げも関東一位の店舗なので誇らしかったです!A研の同期の子たちが堂々と発表しているのを見て感動したのも良く覚えてます。
―11月に開かれた新卒研修はどうだった?
萌:BD(ブランドディレクター)に宣言発表をして、数か月単位での自分の成長計画を初めてつくった場でした。
当日は、高校で就職を担当してくれた先生方も聞きに来てくれたんですよ、しかもサプライズで!あの頃は「2月に異動かも」って噂があって、今のうちにこの店舗でできることをすごくたくさんコミットにして詰め込んでました(笑)
―12月って、居酒屋事業部は忘年会でものすごく忙しくなるけど、定食事業部はどうだった?
萌:忙しかったですね。去年はステーキロッヂ道玄坂店が復活してから渋谷のお客さんが2店に分散して落ち着いてたんですけど、12月に入って久しぶりに、毎日行列ができるようになったんです。そのウェイティングのお客さんにもメニューをお配りするとか、新たなオペレーションが加わりました。
麻央:うちは年中忙しいので、12月だけ特別っていう印象はないんですけど、ご家族連れのお客さんがすごく増えましたね。
―1月といえば社員総会。全国の社員がスーツ姿で大集合して、いわゆる会社らしさを感じる場だったんじゃないかな?
一同:確かに!そうですね。
萌:全体の前半パート後、事業部ごとに実施した後半パートで価値研が大きく変わる年になるって話を聞いて、それがすごく印象的でした。
凜:僕は10年勤続者の表彰がいちばん記憶に残ってるかな。
麻央:一緒!
凜:だよね。パンチョからも2人が登壇したので、インパクトが大きかったです。あと同じく後半パートでパンチョCEOの野尻さんから100店舗にしたいってお話を聞かせてもらったのもよく覚えてます。
―3月はもうひとつ、会社の大きなイベントとしてC‐1グランプリ(定食事業全店舗から年間のTOP店舗を年間ランキング&プレゼンで決めるイベント)が開催されたけど、どう思った?
凜:すごい!の一言ですね。僕は人前で話すのが苦手なので、本当に感心してました。
麻央:本当に勉強になる機会で、色々とメモをとってました。
―そして今年の4月。まる一年経って、もう新卒とは呼ばれなくなったわけだけど、心境や状況に変化はあった?
凜:実は育成をずっと担当したかったんです。そんな中で特定技能人材の方が新入社員として入ってきて、念願が叶った感はありますね。
今、うちの店舗の社員は、店舗責任者のはるとさん、僕、特定技能人材の3人だけなんです。特定技能人材の方は完全に初心者なので、はるとさんの負担とか責任を少しでも軽減できるように、自分が頑張らなきゃって想いに火がついて。相手が求めている以上を目指そうっていう具合に、意識も自然と変わった頃でした。
萌:4月、私はステーキ業態からローストビーフ原宿店に異動したんです。
社員としては2年目だけど、ローストビーフ業態は初めてなので、その点では1年目みたいな気分でした。もう新入社員じゃないし、新人さんをリードしていく立場だけど、オペレーションは一緒に覚えていかなきゃいけなくて…最初はやっぱり大変でした。
ただ、お客さんやスタッフに接するコミュニケーションの面では1年間の経験があるぶん、「どうすればお客さんの笑顔をつくれるか」はわかっているから、そこを強みに頑張って、新人の子たちをリードしていきました。
麻央:「もう新卒扱いしてもらえなくなるんだな」って思ってたら、案外そうでもなくて(笑)先輩方はみんな引き続き優しくしてくれてます。あとは、4月から勤務時間を180時間に変えたこともあって、心に余裕をもって仕事できています!
―5月。ルーキーチャレンジには、3人とも登壇したんだよね?
麻央:はい。最初は絶対に出ないつもりだったんですよ!(笑)大人数の前で話すのがとっても苦手なので。でも2月に念願の韓国出張に初めて行かせてもらったのをきっかけに、みんなに感謝する気持ちが大きく膨らんだんです。それで、出てみようかなって、気持ちに変化が生まれて。
凜:僕は前年のはるとさんを見て、それを越えようって決意してたんです。1年目の大きな目標でした。
萌:私のトレーナーのまり(山崎茉莉)さんが2年前のルーキーチャレンジ優勝者なので、自分も出たいなって気持ちはありました。1月に価値研のみんなで子ども食堂をやって、そこで気づきや成長もいっぱいあったから、今後に生かしたいし、感謝を伝えたいっていう想いも強かったですね。
凜:ルーキーチャレンジは、新卒にとって一番の山って言えるくらい大きなイベントで、僕も発表が得意じゃないから、年初からずっと気を張りっぱなしでした。しかも順番が大トリになっちゃったんで、すっごく緊張してうまく喋りきれず…正直、心残りはあるんですけど、みんなからは「凛らしくて良かった!」って言ってもらえたから、それは良かったなって思ってます。
だけどやっぱり難しいですよね…みんなへの感謝が多すぎて、4分間じゃすべてを伝えきれない!
萌:営業後にトレーナーのまりさんが練習に付き合ってくれたり、通話で相談に乗ってもらったり、絆がすごく深まる機会になりました。ロッヂのみんなでスタジオを借りて発表の練習したり、事業部の他店舗で練習を聞いてもらってたりしてましたね。
本番は当時在籍していたローストビーフ原宿店のみんなが、店舗からずっとオンラインで見てくれてたんです。終わってから「がんばったね」って声をかけてもらって仲良くなれたし、自分のことを見つめなおしたし、自分の今後について考えるきっかけももらえて、充実した機会でした。
麻央:自分の営業へのこだわりを話して、みんなに聞いてもらえたので本当に良かったなって思ってます。終わってから、感動したってたくさん言ってもらえたし、社長にも直接聞いてもらえたのは嬉しいですね。
―これまでを振り返って、いちばんのターニングポイントとか、成長したことを教えてくれる?
凜:僕は入社3ヶ月頃です。仕事が上手くいかなくて悩みを抱えている時期で、業態を問わず、それこそA研の方も含めて、沢山の人に相談をさせてもらったんです。あれをきっかけに色んな人と関われるようになったし、解決したいことに対して、自分からこんなにも動けるんだなって発見もあったので。人って素晴らしいですね(笑)
萌:心の余裕をつくれるようになったところです。色んな店舗を経験したおかげで、余裕がないとオペレーションも人間関係もうまくいかないんだなって身をもって分かりました。視野が狭くならないように、他の人の良いところを見て関わりながら、仲間として働くにはやっぱり心の余裕って大事だなって実感しました。
麻央:正直、100%の自信を持って「ここが成長した!完璧だ!」って言えるところはないかも…。
―大丈夫、成長って完成じゃないよ!
麻央:んー、確かにそうですね…。あえて言えば東京に少し慣れたかも(笑)今も東京に苦手意識はあるんですけど、色んな人がいるんだなって思えるようになって、他の人にあんまり左右されなくなったかもしれないです。
凛:色んな人とブレずに関われるようになったって成長じゃん!
―この1年間、頑張ってきた自分に賞をあげるとしたら、何だろ?
麻央:「韓国語を活かしてやり通せたで賞」です!
―初志貫徹で、個人ブランディングに成功したってことだね。
麻央:ありがとうございます!
凜:スタッフとの関係性を大事に考えてきたから、「『みんなの働きやすさ』や『ここで働くのが楽しい』をいっぱいつくろうとしてきたで賞」かな。
「スタッフの楽しい」って、お客さんにも伝染していくと思うんですよね、本当は僕、人と関わるの、得意ってわけじゃないんですけど(笑)
ただ、これまで3店舗に所属してきて、どこでも「凛と一緒に働けて楽しい」って言ってもらえて、それはすごく嬉しいし自分のためにもなってるなって!
萌:「新しいことにたくさん取り組めたで賞」です。まず「東京での一人暮らし」から始まって、仕事も社会人も初めてだったし、長期間の多店舗ヘルプ、子ども食堂参加、さらに子ども食堂の企画…あとはルーキーチャレンジにも出て、ずっと挑戦ばっかりしてきた1年でした!
―この1年でいちばん感謝してる人は?
萌:えー…関わってくれた皆さんです!私、ルールが嫌いなんです(笑)「これをやって」と言われるのが嫌で、自分の好きにやらせてほしいなって思っちゃう時期がたまに来て、わがままになっちゃうことがあるんです。でもそんな私の話をちゃんと聞いて、寄り添ってサポートしてくれたみんなに感謝してます。特にまりさんは、近くでサポートしてくれたり、「大丈夫?」とかLINEもくれたりして本当にありがたいなって思いました。
業態、子ども食堂、部活で関わった人たちのおかげもあって、やりたいことができてます。
凜:入社してから今まで数えきれない人たちのお世話になって、23卒社員の中ではいちばん多くの人と関わったんじゃないかなって自負してます。たくさんすぎて、もはや誰に感謝したらいいのかわからないくらいで、みんなすごくあったかいなって思いました。自分のことばっかりじゃなくて、人のこともしっかり考えてくれる人たちの中でいい一年を過ごせたので、これからは感謝するだけじゃなく、返す側にもなっていきたいです!
麻央:牛かつの全社員!唯一の新卒っていう理由がいちばん大きかったと思うんですけど、本当に優しく大事にしてもらったんです。それはもう赤ちゃんを扱うみたいに(笑)私のペースに合わせて見守ってもらい感謝です。
―今後の目標は?
萌:心の余裕をしっかり持てる人になりたいです。トレーナーさんとかを見てると、なんでそんなに気遣いできるんだろうってくらい周囲に目を配っていて、そういう姿勢に憧れるので。私もあんな風になりたいですね。
麻央:去年は「また来たいをつくる」をいちばん大事にして、お客さんに集中した1年だったんですけど、これからは「また来たい」を一緒につくってくれるスタッフさんが楽しくなれる環境をつくる存在にならなきゃって思ってます。そのために、今まで甘えさせてもらっていた部分も徐々に自立していこうって考えています。
凜:はるとさんの決めた新橋店の目標がC-1出場なんですけど、それをクリアしたうえで優勝したいです!あとは、自分と関わってくれる人みんなを幸せにすることです。
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