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【勤続10年表彰企画】お笑い芸人から凄腕料理人へ。不屈の精神を持つ『こいくる』の商品SVのこれまでとこれから

大変なコロナ禍も乗り越えた試行錯誤の10年。「与えられる」ばかりでなく「いかに与えるか」を大切にしている彼の料理は今日もお客さんを笑顔にしていきます。

――――プロフィール
こいくる事業部 商品SV
小林幸司(39)|通称「コージ」
2013年5月入社。『下北沢っ子居酒屋 とりとんくん』でのアルバイト、『渋谷っ子居酒屋 燻し家もっくん』での店長を経て、現在はこいくる事業部の商品SVとして活躍中。

お笑いの道からファイブ社員へ。与える側になるという意識が芽生えた。

元々お笑い芸人をやっていて中野と下北沢どちらに住もうかと悩んでいました。結局下北沢を選んでアルバイトを探していた時に『下北沢っ子居酒屋 とりとんくん』の求人に「夢を追う人を応援します」って書いてあったんです。まかない飯もついてるし、面接をしてもらったら雰囲気も良かったのでそのままアルバイトとして入社しました。

それから5、6年前に社員になりました。お笑いを辞めて結婚を決めたタイミングです。それまではアルバイトとしては仕事ができるという自負があったんですが、社員になったら責任とか管理とかが全然違いました。人から与えられるばかりでなく、人に与えていかなければいけないという意識に変わりましたね。

辛いコロナ禍…でも腐らなかった

10年間で辞めたいと思ったことは一度もないんです。きついなと思っても負けたくなくて、歯を食いしばってやってきました。でもさすがにコロナが流行した時は一番きつかったです。

当時は『渋谷っ子居酒屋 燻し家もっくん』にいたんですけどオフィス街だったので特に打撃が大きかったです。最初に休業になったのもうちでしたが、営業できていた期間も他の店舗は朝までやっているのにうちだけ人件費が合わないわ、売上げが上げられないわで早く締めなければいけない、なんてこともありました。イレギュラーな状況だから休みなく働くこともざらにあったし、その中でも人が辞めていくから面接しなきゃいけないなんてことも。

とにかく体力的にきつかったですね。どんなに頑張っても成果が出ない、という時期でした。でもそこで「うちはダメだから」と腐って終わったりせずに、どうしたら売上を上げることができるかを考えながら働けたり、スタッフの子たちも楽しんで笑顔で働いたりしてくれたので、徐々に売上が回復していったのかなと思います。

10年間の思い出写真

そんな中、新たなチャレンジをするために2023年10月中旬にこいくる事業部に異動が決まりました。そのラストランの日に常連さんだけで店を埋めて飲み食いをするというイベントをやったんです。その日は見事に満席になって、僕の料理も美味しいって言ってもらえて。アルバイトスタッフも泣いてくれたり、また帰ってこいよって言ってくれたりして最高の日になりました。いままでやってきたことの集大成になった日でした。

育ててくれた先輩方

10年間やってきた中で感謝してるのはチュンさん(現:とりとん事業部長)、マッキーさん(現:とりとん事業部BD)、にいやん(現:とりとん事業部トレーナー)、太一さん(現:とりとん事業部店長)。頼れる元上司に先輩方です。中でも感謝してるのが太一さん。週4回くらいシフトが一緒の時もあって、たいっちゃんて呼ぶほど仲が良かった。最寄り駅も一緒だったので良く飲んでいました。

10年間の思い出写真

厳しいことを言われることもあったんですけど、先輩ということもあって僕のためを思って言ってくれたんだろうなって今は思います。でも陰では酔っぱらうと褒めてくれていたという噂も聞いていたので嬉しかったです(笑)一番気にかけてくれていたんだなと思うと本当に感謝ですね。

料理でお客さんを笑顔にする楽しさ

何よりも「コージの料理美味しい、コージの作った料理が食べたい」って言われるのが最高に嬉しいです。

下北沢でのアルバイト時代、まかないを作ってテーブルで食べていたんですけど、お客さんがそれを見つけて「今日のまかない美味しそう。誰が作ったの?ちょっと食べてみていい?」って聞かれたりして。食べさせると「美味しい。お金払ってでも食べたい」とか言ってもらえて、「おススメで何か作ってよ」なんてこともよく言われました。僕の料理がお客さんの来店理由になったり、笑顔になる理由になることが1番嬉しいですね。

スタッフにも「美味しい」って評価してもらえたり商品化できたりすることも。自分の強みにしている部分が料理なので、そこを褒めてもらえるのが一番やりがいを感じます。それが社員になったきっかけでもあるんです。

最近はこいくる事業部で商品SVにチャレンジ中なので、今まで培ってきた料理の知識や経験を落とし込んで、こいくる事業部に料理長と料理責任者を置ける環境を作りたいなと思っています。その取り組みの中で料理の楽しさや、どうしたらお客さんを喜ばせられるかということを伝えていきたいですね。

10年間の思い出写真

辛い時ほど笑顔で!

10年以上続けられているのは、お客さんと絡むことや、僕の料理で笑顔になってもらえるからということが大きいです。自分のしたことがダイレクトでお客さんの喜びとか笑顔に繋がっているのを実感できるってやりがいありますよね。

逆に言うと自分が楽しく働いていないと、その楽しくない雰囲気がスタッフにもお客さんにも伝わると思います。ファイブは楽しんでないと叱られる、という特殊な会社なので、辛かろうが楽しむ努力をするというのが大事だと思っています。辛い時ほど笑顔で楽しもう!

10年間の思い出写真

ファイブグループのハンドブックって本当にすごくて。あれを熟読して理解できて実行できると楽しく働くことができるんですよ。

与えられる側じゃなく、いかに人に与えられるかどうかを考えてみたら、自分の働きがいもどんどん上がってくると思います!



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