見出し画像

【私、ファイブ出身です~卒業生活躍インタビューvol.1~】こいくる時代に培ったコミュニケーション能力で、世界を渡り歩く若きニューヨーク支社長!

様々な分野で活躍しているファイブグループの卒業生からお話を伺う『私、ファイブ出身です』シリーズ。第1弾は、WEB事業や人材事業などを手がける(株)DYMの南部さん。30代という若さで医療事業のニューヨーク支社長に抜擢された卒業生に、ファイブで積んだスキルや、それを活かして世界を舞台に築いてきた実績などを語ってもらいます!

プロフィール
南部剣人さん(34)
大学時代に『居酒屋いくなら俺んち来い 多摩センター店(いざこい多摩セン)』でアルバイト経験を積んだ。卒業後は総合商社に就職するも、海外勤務のチャンスを目指した転職活動中に、再びいざこい多摩センに出戻りし、1年ほどアルバイトをしてから(株)DYMに再就職。現在は同ニューヨーク支社長。

ー本日はお忙しい中ありがとうございます!まずは現在のお仕事を教えていただけますでしょうか?

zoomでインタビュー対応していただきました!(時差13時間)

現在は(株)DYMの医療事業部門のニューヨーク支社長を勤めています。当支社の主な役割は、現地に駐在して働く日系企業のみなさんに、日本と同じような生活を送っていただけるよう健康面のサポートを行うことです。病院運営経営、運営、医師の人員配置、受付管理、システムなどを手がけ、日本人医師による外来診察や、一時帰国することなく日本と同じように受けていただける人間ドックなど、充実した医療サービスを提供しています。

―世界のど真ん中で活躍されているんですね…すごい。南部さんのファイブとの出会いから現在までを教えてください!

ファイブグループと出会ったのは確か大学4年生の時だったと思います。『居酒屋いくなら俺んち来い。多摩センター店』のオープニングメンバーとして働かせてもらいました。

家の近くになんだか面白い店ができるらしいと耳にしてけっこう気軽に応募し、面接の時に初めてお店に入ったんです。オープン前ということもあってなんだか雑然としているうえ、そこら中にフィギュアなんかが転がっている光景を目の当たりにして、他の居酒屋さんとはぜんぜん違う雰囲気にびっくりしたのは今でも強烈に覚えていますね。

大学卒業後は「海外に行きたい」という強い想いから、総合商社に就職しました。しかし福岡勤務になってしまい、「このままじゃ、海外には行くには時間がかかってしまいそうだ…」ということで1年足らずですっぱり辞めて、いざこい 多摩センター店に出戻りしたんです。そこからのアルバイト生活があまりに楽しく、おかげで就職活動はほどほどになってしまい数か月のつもりがだいぶ居座ってアルバイトリーダーもさせてもらってました(笑)

ファイブ時代の写真

それから1年くらいアルバイトを続けていたところで、たまたま今の会社のお話をいただいて再びいざこいを卒業し、まずはタイ支社に配属され、営業職としてバンコクで1年ほど働きました。
その後は日本本社で7年ほど勤務し、HR(ヒューマンリソース)部署で営業部長を務めた後、医療事業部門に移りニューヨークに渡りました。コロナ禍の影響で、それまでとは状況が大きく変わり、現地の立て直しが必要になっていたんです。以降ニューヨーク勤務を続け、現在に至ります。

— 一度お店をご卒業してから出戻りもされていたんですね!いざこい多摩センでの経験がその後のお仕事につながった部分もありましたか?

学生時代、いざこいで働く前に都心の方の他社の居酒屋チェーンでも働いていたんですが、完全にマニュアル化されてるせいでちょっとマンネリ感があり、正直なところ楽しめているとは言えない状況でした。
いざこいは、接客の方向性がそれまで勤めていた居酒屋とは全く逆でしたが、戸惑いはあまり感じなかったですね。快活な態度で積極的にお客さんと絡むのは、自分の質にあっていて本当に楽しく働かせてもらいました。けっこうパリピなんです(笑)

ファイブ時代の写真

当時を思い返すと、楽しかったのはもちろんですが、それ以上に多くの学びを得ながら働かせてもらったという印象が大きいです。特に出戻りしてからは勉強になることが豊富にあり、中でもマネジメント業務は現在の仕事にも活かせる経験になりました。

特にアルバイトリーダーになってからは、レジ締めを通しての売上管理や、貸し切りの回し方といった店舗運営の中心的な部分にもガッツリ関わらせてもらいました。
今はどうか分かりませんが、当時はアルバイトながら採用にも携わらせてもらえたんです。店舗の営業のノリづくりを考えて元気な男子を多めに採用し、お客さんにファンになってもらうことを心がけていました。

ファイブ時代の写真

他社も含め居酒屋歴が長かったこともあり、あれこれ任せてもらいながらも、自由に働かせてもらえていた記憶があります。そういう立場で、お客さんたちに楽しんでもらうためにどうするかを考えていたんですが、それが後々、会社員、特に営業職として働くうえでも役に立っているのは間違いありません。
ファイブのお店は、お客さんとの距離感が近いというのも、非常に恵まれた環境だったと思います。いろんなお客さんにお声かけしていただいて、一緒に乾杯するのも楽しみでした(笑)

―すごく明るくハキハキしたお人柄から当時店舗に立って営業を盛り上げていた姿が容易に思い浮かびます!やはり「人」を中心に置くファイブの営業スタイルに成長できるポイントがあったのでしょうか?

そうですね。
学生時代は、仲の良い、似た者同士で絡む機会がほとんどですが、社会に出たらそうはいきません。自分とは全く違うタイプの人とも関わりを持ち、良好な関係を築く必要に迫られます。
実際、マニュアルがなく、お客さん目線で学べる、いざこいでアルバイトを経験しておいて本当に良かったと社会人になって営業職をしながら痛感しました。

ファイブ時代の写真

あと、お客様のお誕生日やお祝い事をお店全体で盛り上げる『シャン(ファイブの現場用語で「シャンパンイベント」の略)』の文化はめっちゃいいですよね。毎回違うたくさんのお客さんを相手にMCをするステージが用意されていて、毎回本番なので、すごく学ばせてもらいました。
その都度違う営業メンバーと違う顔ぶれのお客様の空気の中で、盛り上げ方を考えるのは、プレゼン能力にも直結しています。将来きっと役に立つので、機会があるなら率先してやった方がいいと思います。あの経験は理論理屈じゃ得られないし、一人じゃ絶対にできないので、自分の部下にも入社前にマジでやらせたいくらいです(笑)

―自分で考えて実行する接客経験が営業活動に、イベント企画経験がプレゼンに活きるんですね…!言われてみると確かに根本的なスキルは一緒かもしれないです、なるほど。

自分の下に来る新卒社員たちを見ていて、初対面の人と接する場面に慣れていない子がけっこういるなと最近は特に感じるんですよね。世代的にSNS上のつながりだけで人間関係が完結する場合も多いので、そういう事情も影響しているのかもしれません。
実際に顔を合わせ、いろんなタイプの人と図るコミュニケーションは、場数を踏まなければ身につかないものです。リアルで話して相手の気持ちを読むのは、数をこなす必要がありますが、慣れてくれば表情が自然になるし、自信もつきます。

お客さんの「懐に入って盛り上げる」のは営業の必須スキルです。つまらない人は売れないですし、営業以外でも求められるスキルですから。
今の会社で営業をしていた頃は、自分とは全く違うタイプのお客様を相手に話を弾ませなければ契約にこぎつけないというシビアな現実に直面していました。
ただ、いろんなお客さんと話してハートを掴む、ナチュラルな接客をいざこい時代に数打って学ばせてもらったおかげで、自分はすんなりできた方だと思います。そういう意味でも、ファイブで働いていた時代に培った経験は確実に活きています。

ー「人と人の関わり」のスキルは一生ものであり、距離の近いファイブの店舗で実践的に身についたと言っていただけるのは嬉しいですね…!他に社会に出て活躍できる人の共通点やコツみたいなものはありますか?

ファイブ時代の写真

そうですね、仕事柄、ニューヨークにある何百にものぼる日系企業の人事担当の方々、つまり日本中に名前が知られてる大企業の中でもTOPクラスのエリートさんたちとお話させていただく機会が頻繁にあります。誰もが名を知る最大手の優秀な同世代ってどんな人たちなんだろうと興味を持って見てきたんですが、意外とみなさん普通の人たちなんです。ただ共通しているのは人の悪口を言わず、妬み嫉みのない、付き合っていて気持ちのいい人たちという点。彼らなら取引先にも心地よい提案ができるんだろうなと納得しました。

そういう、本などでは学べない、実践を通して身につく対人技術の成功パターンは、こいくるの営業でも勉強できるし、いろんなタイプの人たちと仲良くなれる方法を身につけられるはずです。
それこそ、いざこいやファイブグループの理念を理解して自分のものにして自主的に考え工夫して働いているトップクラスのアルバイトの子たちなら、就職後大手企業でもトップを狙いに行けるんじゃないでしょうか。
僕は本当にファイブグループみたいな自由で距離の近い接客業を若いころ経験してきてるのは大きな武器だと思っていて、エリート営業を志すような学生さんはみんなアルバイトしたほうがいいですよ、ほんと!

ー学生時代から就職後のイメージを持ち、コミュニケーション能力を磨くことを意識されていたことも、現在「海外で働く」という夢を叶えられてご活躍されている要因だったのですね!最後に現在ファイブグループで働くアルバイトの学生さんたちに一言お願いします!

自分はパリピだから、みたいなことを言いましたけど、実は高校生まであがり症で教科書をみんなの前で読むのも一苦労だったんです。それを克服したくて、接客業である居酒屋で働こうと高校生の頃に決意し、自分なりに試行錯誤しながらお客様や仲間と関わっていくうちに人に慣れ、話をする時にも緊張を感じなくなりました。
これは、強い志しがあれば変われるんだと、いざこい多摩センでのアルバイト体験を通して実感したことです。
今まさにファイブで働いている学生のみなさんの中にも、同じような悩みを抱えている人がいるかもしれません。そういう人には失敗を恐れず挑戦してほしいですね。

ファイブ時代の写真

余談になるかもしれませんが、ニューヨークにも日本風の居酒屋はあるものの、価格が高かったり、味がイマイチだったり、そんな店がほとんどなんです。だからファイブが出店したら、きっと繁盛するんじゃないかと個人的には思っています。
本当にいざこいニューヨークに来てくれないかな(笑)その日を楽しみにしてます!

ーありがとうございました!ぜひニューヨーク進出したいです!笑
今回は世界ビジネスの中心地ニューヨークで支社長として活躍されている南部さんから、大変ためになるお話を聞かせていただきました。お忙しい中ありがとうございます!

たいへん気さくにお答えいただいて、朗らかなお人柄からはいざこい時代にも元気な営業をする姿がありありと思い浮かびました。グローバルなお仕事をされている方からも「ファイブでのアルバイト経験がしっかり活きてる」という言葉をいただけるなんて本当に嬉しいですね。
これからも様々な分野で活躍されている卒業生を紹介していく予定です。
次回もお楽しみに!

▼こんな記事も読まれています


飲食業界を存分に楽しみたい人、楽しさと成長できる環境を見つけたい人、とことん人の「楽しさ」と「可能性」に向き合い対話する人事と話してみたい人は、ぜひリクルート窓口へご連絡ください!

この記事が参加している募集

オープン社内報

仕事について話そう

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?