【アルバイトトップランナーの声-vol.15】パンチョとダンサー。ホスピタリティを胸に日々奮闘するトレーナーの信条とは。
「”楽しい”でつながる世界をつくる」をMissionに掲げるファイブグループで、日々お客さんに「楽しい」を最前線で提供してくれている2,500人のアルバイトさんたちにスポットライト!
アルバイトさんの評価制度「ステップアッププログラム(以下:SUP)」や日々のMVP表彰などを参照し、各業態で活躍するトップランナーのアルバイトさんたちに心がけていることや働きがい、楽しく成果を出すコツをインタビューする人気企画が帰ってきました。
2年ぶりとなる第15回目復帰第1号目は『スパゲッティーのパンチョ 渋谷店』所属の「アヤリ」さんにパンチョで働く魅力、仲間への想いをお伺いしていきます!
1:【出会い】”夢追い人”で検索したら出てきたのが…
―ファイブグループに入社したきっかけを教えてください
当時違うアルバイトを2年くらいしてたんですけど、ちょっと飽きちゃったので他の仕事をしたいなと思って。それでタウンワークで「夢追い人 渋谷」って言葉で検索したらパンチョが一番上に出てきたんです。髪色も自由だし俳優とかダンサーとかモデルとかが働いているって書いていたので「あ、いいな」と。しかも一品料理だから覚えることも少ないしいけるかな?と(笑)
最初から絶対に接客業がいいと思って探していました。昔大阪でユニバ(ユニバーサルスタジオジャパン)のキャストをやっていたこともあって、人と関わる仕事のほうが学びがあるなと思っていて。東京に出てきてから飲食をやってみたら楽しかったんで飲食業で探したという感じです。
お食事している最中ってその人の素が出る瞬間だと思うんですよね。。食べ方一つとっても、黙々と食べる人もいれば一気にかき込む人もいるし。いろいろな職業とか年代の人のありのままの姿を見ると、なんか人間そのものに愛しさを感じるんですよね(笑)。
特にパンチョは回転が早いので多種多様な人が来てくれて面白いです!
―人間観察が好きなんですね!
ダンサーをしているのもあって、表現をする上でも参考になることがあります。だからつい癖で見ちゃいますね!もちろんわざとジロジロ見たりはしないのでご安心ください(汗)
―なぜパンチョに興味を持ったのですか?
自分で検索したとはいえ、“夢追い人”ってわざわざ求人に書いてあるなんて絶対面白い人が多いんだろうなって思って。その当時は俳優もやっていてオーディションなども受けていたのでとにかく融通が利くところが良かったんです。そういう融通の利くお店ってスタッフ同士が協力しないと回らないじゃないですか。パンチョはそういう意味で良いコミュニケーションが取れてるのかなって印象でした。
仕事って業務内容とかよりそこにいる人で長く続くかどうかが決まると思っていて。ファイブはみんなホスピタリティを大切にしていますよね。私自身は元々そんなに人に対してギブできるタイプではなかったんですけど、当時いたBDFさん(スーパーバイザー)がホスピタリティをすごく大切にする方で。それを見習いつつ7年かけてだんだんと実践できるようになったところは成長したなって実感します。
自分がされたら嬉しいことはやりたいし、そういうホスピタリティがみんなに伝染していく。それが”また来たい”お店づくりなのかなと思っています。
2:【変化】自分を見つめなおしたことで、これまで得たものを再認識
―7年間アルバイトを続けてきて辛かったことはありますか?
トレーナーにSUP制度がなかった当時から自発的にトレーナーみたいなことをしていたんですよ。みんなのメンタル的な相談を受けたり。そういうことをしていたら、SUP制度が始まった時にいきなりアルバイトの上のランクからお願いしますってなって。それ自体はやってきたことを評価された結果だから嬉しかったんですけど、今までは”+α”でやってたことが”ちゃんとした仕事”になり、今まで以上に社員さんの立ち位置に近い形でやっていくことにプレッシャーを感じてしまったんです。
これまでは何気なくやってきたことでも「これ言うとアルバイトの子はどう思うかな」とかいろいろ考えすぎちゃって。不安を抱えきれなくて社員さんとかに当たっちゃうことも。でも後輩たちは信頼してくれてたし、相談をできる人もいたのでなんとか乗り越えました。
―辞めたいと思ったことは?
1年に1回くらい思っていた時期はありましたね。パンチョの毎日の業務の中でルーティン化してるなと思う部分があって、個人的にあまり変化を感じられないなと思ってしまう時がありました。私は日々の中で刺激を感じられないとダメなタイプで。
ダンスのインストラクターをまだしていない時期というのもあって週6でシフトに入っていたので、たまに「私東京で何してんやろ」ってなったりも。その時はちょっと離れたほうがいいのかなって思ってました。
でも去年、長期休暇をいただいてフランス留学に行ったんです。そこでいろいろ自分を見つめなおした時にパンチョで得たものってたくさんあったんだと気づきました。今ここで辞めちゃうのはもったいないなと。
それと同時にダンスを1回仕事にしてみようという決意もできたんです。そこから週の前半はダンスのレッスンでインストラクターをして、後半はパンチョで働くという形に変えてみました。そしたら自分の思考も整理されて今は楽しく続けることができています。
3:【働きがい】お客さんからの声とアルバイトの子たちの成長が嬉しくて
―アルバイトを続けてきて一番嬉しかったことはなんですか?
渋谷店に来る前は違うパンチョの店舗にいたんですが、そこに来てくれていた常連さんが今のお店にも来てくれて「君、あのお店にいた子だよね」って声を掛けてくれて。その方は10年くらいパンチョに通っていたらしいんですが「君の接客をとてもいいと思った。このお店にも君がいるから来てるんだよ」ってわざわざ伝えてくれ、めちゃくちゃ嬉しかったです!
そうやって声を掛けてくれたり、差し入れを持ってきてくれたりするお客さんがいるのがとても励みになりますね。
―ファイブで働く上でのやりがいってどんなことですか?
やっぱりお客さんからの声がダイレクトに届くところですね。「渋谷の接客がとても良くてまた来たいと思いました」ってアンケートをいただいた時は嬉しかった!”また来たい”を生み出せていると感じる瞬間はやりがいにつながってるのかなと思います。
あとはトレーナーという立場もあるので、後輩アルバイトのみんなが成長している過程を見るのもやりがいを感じますね。指導者としてはまだまだ未熟な部分もありますが試行錯誤しながらいろいろと伝えるようにしています。それを聞いた本人たちが自分自身で感じてくれて力を伸ばしていってくれると「成長したね…!」ってお母さんみたいな気持ちになっちゃう(笑)
4:【育成】一人一人の思いを聴いていく
―お店づくりという目線でパンチョを見るとどんな印象ですか?
店長もそうですしパンチョの上の立場にいる人たちって本当にパンチョが好きなんやなって伝わってきます。体育教師みたいな熱血な人が多いですね(笑) みんなパンチョを好きで、パンチョをもっと広げたいという熱い思いがある人ばかりです。全員がお客さんの”また来たい”を生み出すこと、そして”極上追求”していいものを生み出すことにこだわっていると思います。
後輩アルバイトの子たちの傾向としては真面目な子が多いです。自分のダメだと思う部分があればそれをどう改善するのか分析したり、長所短所を受け入れたりして仕事に反映してくれる。穏やかで平和だけど責任感の強い子たちばかりですね。
SUPが始まってからその傾向は強くなったかもしれません。毎月SUPで自分のやるべきことを確認して方針が共有されているから、店長や私が居なくてもしっかりお店を回してくれるしクレームもないし。それってすごいことですよね。10代の子でもしっかりやってるな、偉いなって感心させられます。
―SUPがお店にとっていい方向に活きているんですね
人間って個人の価値観があるので、各々が自由に育成に関わると「アヤリさんはこう言ってるけど店長はこう言ってくるしどっちが正しいの?」って混乱する子もいると思うんですよ。そんな中でSUPを通して会社として事業部としてこうしていこうっていう指針があると共通認識として進んでいくじゃないですか。みんなで同じ目標に向かって進んでいけるという意味でSUPがあってよかったなと思いますね。
後輩アルバイトの子たちは「こういうのが嫌でした」とか「こうした方がいいんじゃないですか」というような発信をあまりしない子が多いので、普段から「最近楽しいことあった?」とか「難しいと思うことある?」とかは聞くようにしています。その中で出てきた話から「じゃあここはこうした方が良くなるかもしれないから、いろいろ試してみようか」って一緒に試しているうちに自然とそれぞれのSUPランクも上がっていくのかなと。
なるべく声掛けして一緒に目標を意識していくっていうのが大切だと思っています。
5:【店長コメント】気配り上手でなんでも相談にのってくれる!
高山店長
実は僕の入社時に色々教えてくれたのがアヤリで。
彼女はいつも全員に気を配ってくれて、相談されたことに対して上とか下とか関係なく同じ目線で考えてくれるところが助かっています。
プレイヤーとしては言うことなしですが、マネジメントはもう少し伸びしろがあるかも。彼女も面談する側なので、明確でわかりやすい目標設定ができるようになると渋谷店のつながりがさらに強くなるのかなと思います。
これからもよろしく!
6:【展望】自慢できるようなバイト先にしたい
―この先このお店でやりたいことや達成したいことはありますか?
後輩アルバイトの子たちがこのお店を選んでくれた以上、ここで働いてよかったって思ってもらいたいですね。何年後かに彼らが振り返った時にホスピタリティを含めて諸々大切なことはパンチョで学んだなって思ってもらえるような場所にしたい。時間って平等で、一旦過ぎ去ると戻ってこないじゃないですか。アルバイトスタッフにとってあの時間は良かったな、自慢できるなって思えるようなバイト先を目指していきたいです。
―全国のナポリストに一言!
パンチョは変わらず続いていくと思うので「前のほうが美味しかった」なんて言われないように”極上追求”や”気配細部”をこの先も意識して、もっと通いたくなるいいお店づくりをしていきたいと思います。
いつもありがとうございます!これからもよろしくお願いします!
―愛あるダメ出し、これができたらもっと嬉しいことってありますか?
まかない飯がもっと充実すると嬉しい(笑)
シチューとかカレーみたいに、スパゲッティー以外のものも食べられるといいな。ファイブの他の店でまかない割があってもいいかも!いろいろな味を食べて研究して『パンチョ』の味にも活かしていきたいですね。
7:【楽しむコツ】コミュニケーションを大切にしよう
―ファイブで一緒に働く仲間たちに一言
とにかくいつも感謝、です。スタッフ同士思いやりがあって仲良くて、しっかりとお店と向き合ってくれてることに本当に感謝しています。これからもよろしくお願いします。
―入社したばかりのアルバイトさんたちにファイブを楽しむコツをお願いします!
最初は人見知りすると思うんですが、できるだけコミュニケーションを頑張ってみてください。ファイブは実際に話してみると面白い人だらけなので、自然と楽しめますよ!
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