【勤続10年表彰企画】パンチョと俳優の二刀流! やっぱり楽しいことは「どっちも取りに行かなきゃ!」
周りの人の「楽しい」もしっかりキャッチし、「楽しい」で多くの人とつながることを常に心がけているという相蘇。これまで10年間にわたりパンチョで培った「楽しむノウハウ」や、仕事への想いを語る!
【出会い】「ぶっちゃけいくら稼ぎたい?」からの「じゃあ採用で」
専門学校を卒業して働かないとなーって、アルバイトを求人誌で探してたら「パンチョ」って文字が目に留まって。当時はパンチョのことを知らなかったし、ナポリタンもあんまり馴染みがなくて、ぶっちゃけると「ピアスOK、髪色自由」って条件に惹かれたんですよね(笑)
実際、お店に行ってみたら、自分と似たような感じで自由な格好をしたスタッフさんがいっぱいいて、親近感を覚えながら、当時、吉祥寺店の店長だった2号さん(土屋SV)に面接をしてもらいました。
そこで「ぶっちゃけ1ヶ月でいくら稼ぎたい?」って質問されたんですよ。1ヶ月生活するなら、まあ…「18万くらいですかね?」
そう答えたら「じゃあ採用で」って、あっさり。以来、7年くらいアルバイトを続け、3年ほど前に社員になりました。
大宮に異動してきたのが2023年の12月25日。実は僕、舞台俳優もやってるんですけど、その前日までお芝居に出てて、結構バタバタだったんですよ。異動っていうのはそれとなく聞かされてたんですけど、まさか「このタイミングで来るか!」って感じで(笑)それから大宮で、もう1年経ちます。
【達成感】パンチョのみんなとも舞台で気持ちを共有
10年間でいちばん達成感を感じているのは、3年前、社内の成果発表会のC‐1グランプリに事業部代表で吉祥寺店が出たときです。当時はまだアルバイトだったせいもあって、「C‐1、出るよ」って言われても、「へえ、出るんだ」くらいの受け止め方で。
でもいざ当日を迎えたら、すごく緊張しましたね。他のスタッフたちもできる限りの人数で登壇して、発表したら、達成感っていうか、やっててよかったなって気持ちが湧いたんです。結果的には2位でしたけど、みんなで、あの空間で1年の成果を発表して、いろんなものを共有できて、「こういうの、いいな」って思えた瞬間でした。
【可能性】仕事も舞台も両立できる未来
卒業を考えたことは…けっこうありますね。いちばんは、大宮店異動のタイミング。お芝居をやりながら、社員として働くのにはすごいハードルを感じてたんです。これ、できないな…って。エリアマネージャーさんに電話して「ちょっと難しいっすわ、卒業させてもらいたいんですけど」って話もしました。「やりたいことをやれてない」って思ってる自分がいて、この10年でいちばん苦しかったですかね。
でも、先輩の社員さんに「SUPでランクアップしていって、お芝居と両立する選択肢を増やすのもひとつの手じゃない?」ってアドバイスをもらったんです。
その時はちょうど舞台に出た直後で、自分としては難しいなと思ってたんですけど、「続けた先には、そういう可能性だってあるかもしれない」って話を聞いて、考えを切り替え…続けられてますね。
【感謝】2号さん、じゅんのさん
先輩の社員の方にはみんな感謝してるんですけれど、まずは、10年前に採用してくださった2号さんこと土屋さんかな。悩んでる時とかにも、サポートしてくれたり、色々相談に乗ってくれたりして、いちばん寄り添って、すごく親身になってくれるので。
もう1人、秋葉原店店長のじゅんのさん。最初、吉祥寺で一緒にアルバイトしてたんですよ。じゅんのさんもアルバイト時代はバンド活動をしてて、似たような境遇だったから、いろいろ相談しましたね。
秋葉原昭和通り口店で、店舗責任者を初めて任された時が僕のターニングポイントでした。それまでは二番手のポジションだったんですけど、他に社員がいない中で、その頃から秋葉原店の店長だったじゅんのさんにフォローをしてもらいながら、しかもそのタイミングでG6にも昇格したんです。
社員として働きながらの舞台活動といった内容も相談できたし、いちばん話したんじゃないかな。いい先輩であり、いい兄貴みたいな感じで、友達みたいな距離感でずっとお付き合いさせてもらってます。
【記憶に残る言葉たち】「すごくおいしかった」「舞台をやってないこうちゃんはこうちゃんじゃない!」
秋葉原昭和通り口店の前に、御徒町店で働いてたんです。その時、あるおばあちゃんが、僕の作ったナポリタンを口にして「すごく美味しかったから」って名前を確認してくれて、「また食べに来るね」っていう言葉をもらった時は、嬉しかったですね。
飲食で働いてたら結構ありがちなやり取りかもですけど、面と向かってそういう言葉をもらったのはたぶん初めてだったんで、あれは今でも強く記憶に残ってます。
仕事からはちょっと離れちゃうんですけれど、仲間がけっこう舞台を見に来てくれるんです。でも社員になった直後、あまり舞台活動ができない期間が半年くらいあって。そんな時に、「舞台やらないの?」って聞かれて「ちょっと忙しいから。やりたいんだけどね」とか応えてたんですよ。
そしたら「もう1回こうさんの舞台を見に行きたい!」とか「舞台やってないこうちゃんはこうちゃんやないわ」ってリアクションが返ってきたのは嬉しかったですね。自分が舞台に出てないことを残念だと思ってくれ、両立することを応援してくれてる人がいるんだって思って。
あの頃ちょうど舞台の活動があんまりできてないから、いったんやめようかなって考えてたんです。でも「やめちゃいけない、続けよう!」って気持ちになれました。
【ファイブの魅力】5IVE WAYSってすごい!いい意味で人同士の距離が近い!
最近、気付かされたんですけど、行動規範の5IVE WAYSってすごいですよね。「インテグリティを持ち行動せよ」とか「まずは笑顔で楽しめ」とか結構インパクトのある言葉じゃないですか。
アルバイト時代はこれって結構当たり前のことだなって思ってたんです。それが年数を重ねるほど、当たり前だけど、出来てないと楽しく働けない、大事さに気づいたんです。
なんとなく字面で覚えてた内容が、社員になって研修を受けたり、新卒の子の研修とか一緒にやったりして、その意味合いを深く考えて、再認識させられたというか。人間性に関わる部分が多くて、そういうのを大事にしてるからこそ、楽しく働けるんだろうなと思ったんですよね。
ファイブって、上下の距離感がいい意味で近いですよね。先輩後輩の関係だと、たいていかしこまっちゃうけど、そういうのがなくていい。
吉祥寺店でアルバイトだった時は、本社が近いので、他の店舗や別業態の社員さんたちも良く来てくれたんですけど、構える感じがあまりなかったんですよね。普通に「お疲れ様です」みたいなノリで、プライベートの話までして、それが今でも続いてて。
先輩の社員さんともラフに関われる距離の近さがあるからこそ、相談なんかも、しやすかったですし。悩んでる時に頼り、頼られ、っていう関係をつくれるところがファイブの魅力だと思います。
【“楽しい”でつながる世界をつくる】とは、他の人の“楽しい”も敏感にキャッチすること
「楽しい」って、人それぞれだけど、その楽しさがうまいこと、まず近い人物からつながっていくことかなって思います。例えば、僕とアルバイトさん、他の社員さんで、つながる…それが、お客さんや家族、さらに知り合い、友達にまで、どんどん地続きにつながっていって、楽しいの輪ができることなんじゃないかな。
僕が意識してるのは、他の人が好きなものに興味を持つことですね。アルバイトさんが好きなものとか、最近流行ってるものについて会話したとき、相手がそれに興味を持ってるなら、自分でも調べてみるとか。そういうのが「つながる」ってことなんじゃないかと思います。
ただ「へえ、そうなんだ」って終わらすより、ちょっと調べてみようって興味を持つことで、相手にも興味が湧くし、この人って、こういうことが楽しいんだなって考えられるので。結構、実践してます!
働き始めたばかりの人にも、これは有効だと思いますよ。
【これから】パンチョも舞台も、どっちも楽しむ!
働きながら、また舞台に立ちたいですね。よく坂本社長が言うと思うんですが、「どっちかを取るな、どっちも取れ」っていうのを体現したいです。今は舞台をちょっとお休みしてるんですけども、両立できるようになるっていうのが今の抱負ですね。
またパンチョをやりながら、舞台もやっていきたいです!
どっちも取りにいく、どっちも楽しんでやるぞ!
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