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【勤続10年表彰企画】「諦めずに考え続ける」が信条。目標は日本一おいしいナポリタンをつくる男!

経験のあった飲食業界で社員の仕事を探していた最中に、ファイブグループの求人を読んでワクワクし、勢いのある会社だと感じて入社を決意したという稲葉。趣味である海外の長期旅行を「パンチョに戻る」という前提で敢行するなど、プライベートも充実させられるファイブならではの働き方を体現してきた。「日本一おいしいナポリタンをつくる男」という目標を持ち、さらなる高みを目指している稲葉がこの10年の経験を語る。

――――プロフィール
スパゲッティーのパンチョ 吉祥寺店 店長
稲葉敏治(44)|通称「イナバさん」
旧新橋店など数々のパンチョでナポリタンづくりの腕を磨き、「日本一おいしいナポリタンをつくる男」という目標を掲げ、現在、パンチョ内の調理検定で1級を目指している。

仲間に支えられて達成した店舗最高売り上げ記録

10年前、経験のある飲食業界の仕事を探していて、求人広告にすごくワクワクする面白そうな文章を見かけたんです。「元気ある方募集」とか「すぐに社員登用します」といった感じで、すごくパワーのある会社だなという印象を持って応募したのが、ファイブに入ったきっかけでした。

これまでで一番達成感があったのは、パンチョ旧新橋店の店長だった当時、お店の最高売り上げを達成したことです。12席くらいしかないとても狭い店舗で、最初は全然売り上げが出なくて色々と試行錯誤をしました。最高売り上げを達成した日は回転をフルにかけて、30万円くらい売り上げたように記憶しています。もちろん1人じゃとうてい無理なので、仲間と力を合わせて成し遂げました。チームワークだけじゃなく、チームビルディングもうまくいったんだろうなと思っています。当時、働いていたアルバイトさん達がベテランぞろいで、仕事に対する向き合い方もしっかりしていたから、みんなに助けられた部分は非常に大きかったですね。

ファイブだからこそ叶った半年間の海外旅行

仕事を辞めたくなったことはないと言えば嘘になりますが、その選択をしたところで結果が変わらないのは目に見えているし、むしろそういうネガティブな気持ちを乗り越えようという意思の方が強いから、深く考えたことはありませんね。

10年間の思い出写真

ただ海外旅行をするために一度だけ期間限定で卒業しました(笑)。でもこれはあくまでも前向きな決断で、ファイブに戻る前提だったんですよ。昔から長旅が大好きで、そろそろ海外に行きたいなという気持ちが高まって、ファイブを離れる覚悟で上司に相談したら「いったん卒業して、また戻ってきたらいいんじゃない?」と提案してくれたんです。「いいですね! それで戻らせていただけるなら是非」って僕も飛びつきました。

これって、かなりすごいことですよね。だって他の会社だったら絶対に許されそうにないじゃないですか。社員のプライベートな部分も理解してちゃんと許容し、応援してくれるのがファイブのいいところだなと実感しました。おかげでアジア、アフリカ、ヨーロッパの15か国を半年ほどかけて巡り、リフレッシュして帰国してからは、心機一転ますます仕事に励めるようになりました。

考え続け、決して諦めないこと。ターニングポイントは上司の言葉

入社してすぐの頃は分からないことだらけだったし、上手くいかないこともたくさんあって悶々と悩んでいましたが、たくさんの人に助けていただきました。上司や営業部の方が「こういう風にしたらいいよ」とアドバイスをしてくれて、とても親身になって面倒を見てくれたんです。それを取り入れていくうちに自分でもだんだん勘を掴んでいきました。どういう営業をすればいいかが分かると、応用も効くようになっていくんですよね。

当時上司だった黒澤さん(現:株式会社牛かつもと村CEO)が粘り強くて、絶対に諦めない人で、「どうするかをずっと考え続けなきゃダメだよ。できないって口に出したら、その時点でもう何も考えなくなるから」と話してくれたことがありました。それが自分にはない発想で、大きな気づきにつながり、なんだかストンと腑に落ちたんです。諦めちゃいけない。この気持ちが自分の中に芽生えたのが、でっかいターニングポイントになりました。

10年間の思い出写真

それからは自分自身、諦めず常に解決策を絞り出そうと考えるのを大前提に、ずっと頑張ってきました。もちろん自分ではできないこともありますが、そんな時は他の人に頼ればいいじゃないかって考えています。これも黒澤さんに教えてもらったことです。
黒澤さんは僕をどう成長させようか諦めずに考え続けてくれ、辛抱強く面倒をみてくれました。だからこそ今の自分があると思っているので、黒澤さんには感謝しかありません。

2号さん(パンチョ事業部土屋BDF)にも本当にお世話になりました。黒澤さんが考え方や仕事との向き合い方を教えてくれた一方、土屋さんは仕事の進め方や、成功の方法といったノウハウを基礎の基礎から教えてくれました。“楽しい”のつくり方や人とのつながり方を教えてくれたのも黒澤さんと2号さんですね。

「楽しいでつながる世界をつくる」には、「自分から楽しむ努力」が大切

卒業していくスタッフから「イナバさんと一緒に働けて本当に良かったです」と言ってもらえるとすごく嬉しくなります。色々と努力をしてきた甲斐があったなと報われる瞬間ですね。後輩たちには、仕事で必要なポイントをあれこれ教えたり、具体的なアドバイスをあげたり、相談を持ちかけられたらちゃんと話を聞くという基本を心がけています。そうやって見守って気にかけてあげると、スタッフたちから「一緒に働けて良かった」と言ってもらえるんだろうなと自分では考えています。

10年間の思い出:ファイブフェスにて

10年間も続けられた理由は色々ありますが、一番は「自分から楽しむ」ことです。自分から積極的に楽しもうとしなければ、どんな状況でも楽しくはならないんじゃないでしょうか。例えばテーマパークだって、楽しもうとしなければつまらない場所になっちゃいますよね。仕事も同じです。
会社の理念が腑に落ちたのは、自分にとって大きな成長につながるポイントでした。最初の頃は僕もまず“楽しい”が分からなくて、大変だなって思っていました。でも自分も含めてスタッフの成長を目の当たりにするのが“楽しい”と感じるようになってからは、報われるような気持ちを味わえるようになりました。

これからファイブの仲間になる人たちに伝えたいのは、「この会社でどうやって楽しんでいくかを自分で見つけていくのが大切」ということです。「“楽しい”でつながる世界をつくる」とは、自分で努力して“楽しい”をつかみ取ること。その一言に尽きますね。

こだわりのナポリタンを通して築くお客さんとの関係。日本一を目指し、その技術を後輩たちにも伝えたい!

店舗では厨房にいることが多いんですが、わざわざこちらまで来てくれるお客さんが時々いらっしゃるんです。もしかしてクレームかな、なんてひやひやしていると、 「僕、色んなパンチョのお店に行ってるんですけど、お兄さんの作ったナポリタンが今までの店の中で一番美味しかったですよ」といった言葉をかけてくれて、そういう時は「この仕事をやってて良かった!」と心から思いますね。

パンチョは手作りにこだわっているので、どうしても味にブレが出てしまいます。だからこそ、本当においしいナポリタンを提供したいですし、金額に見合う一皿を提供できているかという点は常に意識していますね。

今後、挑戦したいのは、パンチョの中で始まった調理検定でトップを取ることです。今は3級ですが、1級を狙って日本一おいしいナポリタンを作れる男になるのが目標です。
それを果たした上で、他のスタッフにも技術を伝授して、自分と同じものを作れるようにしていけたらいいですね。何より大切なのはお客さんに喜んでもらうことなので、自分だけじゃなく、スタッフみんなが美味しくてクォリティーの高いナポリタンをつくれる環境を整えていきたいです!


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