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【5IVE PEOPLE】式地知美/広報チーフ

居酒屋の店長から広報チーフへ。ひとり広報が考えていること。

ファイブグループには、どのようなキャリアステップがあり、各ステージでどのような仕事に取り組むことが出来るのかー。ファイブグループで実際に活躍している“人”にフォーカスし、それぞれの仕事内容や、入社からこれまでのキャリアの流れなどをご紹介します。

※本記事の情報は2020年取材時のものです

キャリアの変遷/式地知美

アルバイト登用(2011年10月入社)

  • 1年目

    • 「居酒屋いくなら俺んち来い。国分寺店」にてアルバイト、アルバイトリーダー。

  • 2年~6年目

    • PCテキスト業務の得意を活かして事業部の店長会や資料作成にも携わりはじめる。
      同店にて社員から店舗責任者へ。当時社内では少数だった女性店長(業態内では唯一)、その後新店も含め3店舗にて責任者業務に従事。

  • 7年目

    • 店舗で感じていた「もっとこういうことがあればいいのに」を裏方から実現するべく、「店舗サポートチーム」という新設のバックオフィスに社内転職。店舗で使用しているマネジメントツールのPDCA管理に着手。

  • 8年目

    1. 社内情報をわかりやすく店舗メンバーに伝えるという切り口から社内報、社内LINEの導入、運用メンバーとして、全社イベントの設計運用も含めた社内コミュニケーションに従事。

  • 9年目

    • 経営企画直轄で新設されたコーポレートコミュニケーション部にて、第二創業のリブランディングのテキスト作成を担当、理念本である「ORANGEBOOK」を作成。
      オープン社内報も立ち上げ、社内だけではなく、企業ブランディング確立のための社外広報業務も担当に。

  • 10年目~

    • 再編成で経営企画部所属に。引き続きコーポレートコミュニケーション担当として社内外のステークホルダーに向けた広報業務を一人担当で奮闘中。社内報アワード2021のICP(インターナルコミュニケーションプロデューサー)部門にてプレゼン日本2位を受賞。

年齢:1987年6月生まれ。四国出身の33歳。
社歴:2011年入社。10年目。
趣味:漫画、youtube、自転車、カラオケ
ファイブグループのブランドである『居酒屋行くなら俺んち来い。』にアルバイト入社後同ブランドにて店長まで経験。その後バックオフィスに社内転職し、3年前に広報担当へ。現在はコーポレート広報と社内広報を担当。
2021年、社内報アワードICP(インターナルコミュニケーションプロデューサー)部門にてプレゼン日本2位を受賞。

※本記事の情報は2020年取材時のものです

ファイブグループの良さを、社内外に伝えていけるように。

現在は経営企画室直下の「コーポレートコミュニケーション部」というファイブグループ自体のブランディングを担当する部署でほぼひとり広報をしています。

具体的には会社ホームページやSNSの運用・管理、社内のメインワードや各事業部のミッションやステートメントの管理、社内報やオウンドメディアの企画から制作・配信まで、社内イベントの企画運営、部活動制度の企画運営、会社説明資料等の企画・制作…などなどです。

最近では「採用広報」としての仕事がウエイト大きいですね。

ファイブグループが掲げる会社理念である「”楽しい”でつながる世界をつくる」ことに紐づく様々な活動を社内外に情報としてお届けし、働く社員・アルバイトさんはもちろん、お客様、取引先様、同業様や地域の方に至るまで関わるすべての皆様に「ファイブグループは本当に”楽しい”でひとをつなげる世界づくりしてる素敵な会社だよね!」とコンテンツやイベントを通じて思ってもらうことがお仕事だと認識しています。

セオリーのない時代の『いざこい』との出会い

ファイブと出会ったきっかけとしては、学生時代に『居酒屋行くなら俺んち来い。(以降『いざこい』)高田馬場店』に何度か行っていたことがあって。当時から「元気な居酒屋さんだなあ」と思ってたんですけど、その後、アルバイトを探していた時に同『いざこい』の国分寺店が新規オープンすることを知ったんです。当時の私は恥ずかしながら大学で孤独な留年生をしてまして「ここならめっちゃ声出しながら沢山の人と喋れる!」と思って応募しました(笑)

良くも悪くも、当時の『いざこい』はどの店舗も「面白ければ何でもあり!」って感じで。今みたいに店舗数も多くなかったですし、メニューも統一されてなくて、各店舗が社員もアルバイトも立場関係なく一丸となって比較的自由にイベントやおすすめ商品を企画するなど、色々と試行錯誤してました。雰囲気的にはサークルみたいでしたね。現在はいいとこ取りで当時の経験がある程度秩序をもってセオリー化されていますが、今考えるとめちゃくちゃな時代だった…。

正直、あまり「仕事だから」とか思ったこと無かったです。
楽しいからやってたし、楽しもう!って全員本気で思ってやってるのでしんどいことがあっても結局全部楽しかったですね。このDNAはしっかり今のファイブグループにも濃く残っていると思います。

アルバイト時代からの趣味と実益がつながった異動

正社員になったのは、アルバイトとして入社してから1年後で、その半年後くらいには店舗責任者に昇格しました。そのまま国分寺店で店舗責任者をさせてもらった後、八王子店の新店オープンにも携わらせていただいて。その後は吉祥寺店と所沢店を経験させてもらい、社内転職としてバックオフィスに来ました。

実は、アルバイト時代から、店舗のレポート作りや店長会の議事録作りなどを手伝っていて。当時、PCを使いこなせる人があまり社内にいなかったのも大きかったですね。そういった経緯もあって、当時は会社規模も小さかったし「ファイブに入社すれば、将来的には制作もできるかもしれないし、経理とかも覚えられるかもしれない」という考えがもともとあったんです。

ただ、せっかく飲食企業に入るんだから、まずは現場で責任者になれるまではやりたいと。将来なんとなく「ちっちゃな小料理屋とかやれたらなぁ」という漠然とした夢もありましたし。その後、吉祥寺店に行っていたタイミングで、「現場感があって、店舗のサポート業務に向いてそうな人いないか」って話が本社で持ち上がっていたらしく。そこで当時の上司が、「式地って子がいますよ」って知らないところで紹介してくれたのが直接的な異動のきっかけになりました。

こうやって実を結ぶこともあるんだなと思いましたね(笑)
店長の時から「この仕組みがもうちょっとこうだったらなぁ」とバックオフィスにいくつか要望もありましたし、店長としての「自分のやりたいこと」に悩んでいた時期でもあったので、環境の変化も含めありがたく異動のお話を受けることにしました。

顔の見えない数千人とのコミュニケーション

店舗から異動してきて一番戸惑ったのは、やっぱりコミュニケーションの部分。店舗で働いてる時は、直接接する人とのリアルタイムなやりとりで反応が目の前で返ってきますが、今はそれぞれの業態の代表とのやりとりの先に、顔の見えない数千人の店舗スタッフがいるので。そこで伝わりやすく話すとか、わかりやすく組み立てて話すというのは、難しさだと思います。受け取ってどう思ったかも直接全員に聞くわけにもいきませんし。

一番うれしいのは「やっぱしきっちゃんわかってるわ」「現場の気持ちがわかるしきっちゃんがいてくれて良かった」って現場の社員やアルバイトさんから言ってもらう時ですね。”現場出身”というのはやはり一つ心の壁を超えることが出来る武器なので離れて3年目に入りますけどまだまだフル活用していきたいです…!年に数回はヒアリングもかねて入店もしてます◎

ファイブっぽい遊び心を、言葉にしてみんなで共感できるように

もちろんまずは今進めている仕事を整えていきたいっていうのもあります。あとは、私がファイブに入社を決めた時に思っていた「ファイブグループってちょっと変で面白い会社だよね」っていうのを、もっと社外の人にも、中で働いているアルバイトさんにも思ってもらえる会社にしていきたいなと思っています。
飲食あるあるな気がするのですが、情報が閉じがちで自分たちがやってることが社会的に見ても面白かったり新しかったりするのに気づかないことって多々あって。その中でも言葉では表しにくい「ファイブのノリ」的な部分をちゃんと言語化して「そうそう!そうだよね!」と社内から共感をもらえて約2000人のスタッフ全員がお客様や友達100人に話してくれたらそれだけで20万人に密度の濃いリーチができる。そしたらもうコーポレート広報なんてそれで半分くらいは役割果たせてるんじゃないかな?
もちろん、言語化も社内へのシェアもまだまだなのでもっと伝え続けます!

コンプレックスが武器になる会社

「”楽しい”でつながる世界をつくる」につながることであれば、面白いと思うことは何でもやらせてくれる会社ってところがファイブの魅力のひとつです。これはアルバイトさんでも望めばチャレンジしまくれる環境があるってことで、私もアルバイト時代から店舗のイベントを企画させてもらったり「やりたい!」とちゃんと手を挙げたことのほとんどは実現させてもらってきました。

あとは、ファイブグループは欠点やコンプレックスが武器になる会社だと個人的に色んな人を見てきて思います。
まず、相手のことを否定することなく、興味を持って面白がってくれる人が圧倒的に多いんです。「こいつと楽しもう」という前提で人に関わっていくというか。それこそ接客業ってことが大きく影響してると思うんですけど、そもそも何百人何千人ってお客さんがいる中で、「あのお客さん苦手かも…」と初見で思ったとしても、お互いが楽しくなるためには何とかとっかかりを作って仲良くなろうとするじゃないですか。

いったん何事も面白がるっていうのは、ひとつのファイブイムズかなって。
欠けた部分はチームで補うので「出た杭をもっと出させる」のが昔からのファイブ育成方針。2年も現場に居れば、コンプレックスはその人にとっての武器になると思いますね。



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