【連載】「イミ消費」を考える:ファンとつながり、ブランドの未来を共創する/牛かつもと村
「イミ消費」とは地域や社会、環境や文化への貢献に結びついている活動などに共感し、お客さんがブランドやお店に「ただ飲食する」以上の”意味”を感じて来てくださること、を指しています。
昨今ニュースでも取り上げられる「エシカル消費」もこれに含まれます。
シリーズ1回目となる今回は『牛かつもと村』の「牛かつを日本の食文化に」という想いのもと開催された、お客様と共に食文化を、そしてブランドをつくっていく在り方の1つ「ファンミーティング」についてご紹介します。
1:母体となったモンスターコミュニティ
ファンミーティング開催の素地となったのは、『牛かつもと村』を愛してくれるお客様向けにつくられたLINE@コミュニティ、その名も「かつ部」。もちろん部員限定の各種サービス=部活動を定期的に開催しています。
2020年6月から立ち上げたにもかかわらず、各店舗を訪れたお客様がこぞってご参加してくださり、たった二か月後の8月には2万人を超える部員を集めたモンスターコミュニティ。
最近ではInstagramのハッシュタグで使用してくれる方も多くいらっしゃいます。
2:ファンミーティングとは?
『牛かつもと村』の掲げる「牛かつを日本の食文化に」というミッションを達成していく仲間を増やすため、自分たちだけではなくお客さんの力も借りよう!という文脈で始まった企画。
その第一弾として、「かつ部」の部員限定で新商品や未発表の開発中メニューの味見にご参加いただき、ブランドとファンが想いを交換する1時間のファンミーティングを企画。『牛かつもと村』の世界観にどっぷり浸かっていただき、日本の食文化にしていくステップの作戦会議を部活として行う形のイベントです。
1開催につき5組の枠に多い時にはなんと300応募もいただき、数か月に一回のペースで開催しています。
↓詳しく活動内容を読む↓
3:ファンの熱量が高い!
ワークショップ参加の方には毎回アンケートが配られていますが、皆さんとても熱心に商品の味や見た目へのフィードバックと牛かつもと村への愛を書き込んでくださり、Instagramでの活動報告も多くあげていただいております。
4:主催コメント/『牛かつもと村』ディレクター:相澤さん
ファンミーティングは「イミ消費」をつくる以外にもブランド戦略的に3つの目的を持って取り組んでいます。
①新しい牛かつの可能性やファンしか知らない情報を提供する事で熱烈なファンへ誘いインフルエンサーとして情報を発信してもらう。
②牛かつ好きの常連さんと関わりを持つことで自分のファンになってもらいお店にまた来てもらうことでスタッフ、お店のファンになってもらう
③参加スタッフが熱狂的ファンと関わることでお客さんへの感謝、働く楽しさ、働く目的を再認識してもらう
全ての回でその目的は達成できており、毎回ワクワクしながら開催しております!!今後も継続しつつ、コロナの影響もあるのでお家に味見セットをお届けするなど新たなスタイルも模索していく予定です。
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