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【アルバイトトップランナーの声-vol.31】目指すは「遊園地みたいなお店」!?吉祥寺パンチョの名物スタッフが目指すホスピタリティの極意とは。

「”楽しい”でつながる世界をつくる」をMissionに掲げるファイブグループで、日々お客さんに「楽しい」を最前線で提供してくれている2,500人のアルバイトさんたちにスポットライト!

各業態で活躍するトップランナーのアルバイトさんたちに心がけていることや働きがい、楽しく成果を出すコツをインタビューする人気企画です。

今回は『スパゲッティーのパンチョ 吉祥寺店』のたろうさんにお話を伺いました!

プロフィール
たろうさん(50)/トレーナー2
2020年3月入社。大阪出身。芸人のような軽快な語り口にファンも多数!パンチョではホールと調理補助を担当。ホテルのホールやデシャップの仕事と掛け持ち中。吉祥寺パンチョに欠かせないムードメーカー✨

【きっかけ】ホテルに負けない接客のクオリティに感動!

コロナ前はずっとホテルで仕事をしていたんですがコロナで仕事が減り、仕事を探してたところ吉祥寺パンチョで拾ってもらいました。応募した後、実際見てみないとわからないと思い、一度食べに来たんです。その時の料理の美味しさとか接客が素晴らしくて。こういう人達がいるところだったら大丈夫だなって思って面接を受けました。

【心がけ】「遊園地」に来たようなワクワク感を提供する!

モットーはこのお店に来た人全員をファンにすること。遊園地に来たような気持ちにさせたいんです。
食べる前から調味料の説明だけでも使う言葉によってワクワクしてもらいたい。

料理人が一生懸命作ってくれた料理に、私たちの接客の言葉という魔法をかけて、さらに美味しくする。そして感動してもらい次の来店につなげる。そういう意識でやってます。
実はお客さんがアンケートに「遊園地みたい」って書いてくれて、なるほどそれを目指そう!って決めました(笑)

【ホスピタリティ】お客さん一人ひとりに合わせた気配りが感動の接客につながる

若い子たちによく言うのは「お客さんがいらっしゃった時の荷物を見るように」ということです。持ってる荷物を見るとお客さんの状態がわかるんです。

杖を持ってる方には当然ヘルプが必要になりますよね。車いすで来る方も段差とか気をつけないといけないし、ヘルプカードを身につけてる方も最近多いので配慮しなきゃいけない。

あとは妊婦の方。お通しする席にエアコンの風が当たりすぎないか考えつつ「暑い寒いあったら言ってくださいね」と声がけするようにしています。料理出した後も「いっぱい栄養取ってくださいね!」と言うと喜んでくれますね。

お昼にお客さんがお店を出るときは仕事や学校頑張ってねと気持ちを込めて「いってらっしゃい」と声をかけるし、ディナーの時は家に帰るまで気をつけてね、の気持ちで「お気をつけて」と声をかけます。私が言い出したことですがみんな賛同して続けてくれています。
そんな取り組みをしていたところ20代会社員女性がアンケートに「仕事で元気なかったけど、スタッフさんのいってらっしゃいで元気づけられました」って書いてくれて。あぁ、やってて良かったなって。

そうそう、今までで一番嬉しかったのは「この吉祥寺パンチョで、美味しいはもちろん元気をもらえました。元気がなくなった時、人生につまづいた時はこの店に来るべきです」というアンケートをいただいた時。自分も元気をもらえましたね。「楽しい」だけじゃなく「元気」「生きる力」も与えるってパンチョもファイブグループも目指してる所ではないでしょうか。

お客さんが予想してるレベルを超えるからこそアンケートも書いてもらえるし、パンチョならではのホスピタリティが生まれていくんだと思います。

【魅力】ファイブの強みは”ピュアさ”?

ファイブのみなさんはピュアな人が多いですね。今までいろんな会社の人たちを見てきましたが、こんなに素直でピュアな人が集まってるの珍しいと思います。自分もひねくれずに素直でいないとなと改めて思わされます。

SUP(ステップアッププログラム:昇格昇給制度)もとても重要だと思います。社員もアルバイトも同じように一人ひとりが個人目標をつくってそれに向かって頑張るって、他の会社と比べてもすごいですよね。

ただうちの店に関しては課題もあると思います。個人の目標を立ててそれを店舗のみんなはお互いに把握してる?一緒に解決しようとしてる?というのは少し疑問です。目標つくって個々人で月に一回振り返って終わり、じゃなくて毎日シフトインするたびにお互い確認して声を掛け合って逐一振り返っていったらもっといいのに!とも思ってます。

でも成長できる環境があるというのは素晴らしいですね。のりさん(人材採用部 採用責任者)が内定者さんとかをうちのお店にに連れてきてくれるんですけど「こんなに成長できる会社他にないよ」って、社員さん店長さんばりに熱く語っちゃいます(笑) のりさんもそれを期待して連れてきてくれるみたいです。

【感謝】常連さんから元気もらってます

みんな、こんなおっさんを対等に扱ってくれてありがとう(笑)
普通だったらこんなおやじ入り込めないような環境だろうに、若いスタッフたちが受け入れてくれて嬉しいです。

お客さんからはこちらが元気をもらってます!「美味しかったよ」をもらうためにもっといいサービスと接客をしないとという気持ちになります。
常連さんも増えてきて、新しいお客さんを連れてきてくれるんです。地方に行ったお土産をわざわざお店に持ってきてくださるお客さんもいるんですよ。

【展望】”新規さん”を”常連さん”に、そのために必要なこと。

何もしないとお客さんはどんどん減ってくし売上げも下がるので、一度来たお客さんは掴んで離さないようなお店づくりをしないといけないと思います。そのためには料理と接客のクオリティを両立しないといけません。
私たちの提供する料理やお店がお客さんの幸せの一助になれば嬉しいなという想いでやってます。

スタッフたちとは共に成長していきたいですね。
私は細かいこと色々言うから「うるさいおっさん」って思う子もいるだろうけど、その子の今後の人生で「パンチョのあの時があったから今があるんだな」って思ってもらえたらいいな。

仕事は真剣にやって達成感があるからこそ「楽しい」が生まれるんだと思います。数字的な目標を達成したい、とかお客さんの満足した顔を見たいとか理由はなんでもいいですが、とにかく真剣にやることで”楽しい”でつながる世界をつくれる。
バイトであろうと社員であろうと、たとえ入店初日の人間であろうとお金が発生する仕事なので自分のできることを一生懸命やろう!

ファイブグループとしては社会貢献に関してもっとできることがあると思います。
大雨や地震などで被災した地域にキッチンカーを出せればいいのになって思います。坂本社長に是非実現していただきたいと思います。やるとなったら私も絶対行くし、ファイブはピュアな人多いので助けたいっていう人いっぱいいると思う。飲食業としてさらに社会のためになることを考えられたらと思います。

【店長コメント】

高山店長(写真左)
たろうさんはとにかく真面目で、お客さんのことを第一に考えています。
そしてちゃんと人に対して怒れる人。僕に対しても「もっとこうしましょう、こうしてください」とか言ってくれるので人にしっかり伝える能力に長けてると思います。
とてもリスペクトしてます。本人はもう50なんで、とか言ってるけど(笑) 

たろうさんのトークマニュアル作りたいんです。接客テクニックをたろうさんから全部吸い上げて「こういう言い回しでこういうサービスをする」って言語化していきたい。そんなマニュアルができたら若いスタッフの指針にもなりますよね。本人が当たり前にやってることを改めてマニュアルにするって難しいことだと思うので、一緒に言語化していけたらと思っています。

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