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ママたちにとって、ファイブグループってどんな会社? ~女性スタッフ座談会~

結婚、出産、子育てなど──。そんなライフステージの変化を迎えながらも、仕事と家庭とを両立しつつ活躍しているファイブグループの女性スタッフたち。今回は、そんなワーキングマザーの皆さんに集まっていただき、座談会を開催。「仕事と子育てを両立するポイントは?」「女性が働きやすい会社として必要なことは?」など、女性として、そして母親としての目線から、ファイブグループを語り合ってもらいました。

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◆川島智子(かわしまさとこ)/人事部(ファイブの元祖&現役女将)
5児の母。創業時から現場最前線で接客のプロとして活躍。現在はペコリ業態をメインとする現場社員およびアルバイトスタッフのトレーニングに携わる。ニックネーム「女将」。

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◆小牟田久枝(こむたひさえ)/店舗推進部(アルバイト)
1児の母。創業店舗『半兵ヱ』のアルバイトスタッフとして勤務した後、2009年、結婚・出産を機に退社。2018年、事務所スタッフとして再入社。

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◆水谷日和(みずたにひより)/総務労務部(社員)
1児の母。2017年に中途入社した後、産休・育休を取得。現在は時短勤務を活用しながら、仕事と子育てとを両立している。

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◆白濱彩香(しらはまあやか)/こいくる業態『浜ちゃん横浜店』店舗責任者(社員)
1児の母。アルバイトとしてファイブに入社し、社員になった後、結婚・出産を機に退社。専業主婦期間を経て、2019年再入社。

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◆有留香織(ありどめかおり)/『パンチョ渋谷南店』アルバイトスタッフ
2児の母。2017年アルバイト入社。現在は月に1~2回のペースで、夫が店舗責任者を務める『パンチョ渋谷南店』を手伝う。

【環境の大切さ】ママが働くためには「環境」が何より大切

川島:こうやって、ママさん同士で集まるのって初めてじゃない?

小牟田:そうだね。社員総会とか何かのイベントとかで一緒になることはあるかもだけど、これだけ人数が多い会社だと、繋がる機会もなかなか無いから。

有留:それこそ、私は皆さんとは初めましてですね。

川島:店舗で働いてるママさん同士で、普段から集まったり話したりっていうのはあるの?

有留:私は無いですね。

白濱:私も無いです。まず、子育て真っ最中の方で、居酒屋業態で働いてる女性自体が少ないと思います。私の場合は、夫が専業主夫なので働けてるっていうのが大きいので。

小牟田:それはすごく大きいね。

水谷:居酒屋業態ってなると、働く時間帯的になかなか難しいところがありますよね。

川島:だから、現状は続けられなくて辞めちゃう人もいるんだと思うよ。

小牟田:だよね。むしろ、こうして子育てをしながら店舗で働いてるスタッフさんもいることがちょっとびっくり。

川島:ほんとにそう。

水谷:事務所だったら、事務所で作業する時にも子どもを連れてきて、待っててもらうこともできなくはないですもんね。

有留:店舗では、ちょっと難しいかもしれないです。

川島:ちょっと昔だと、世の中には子どもをおんぶしながら働いてるお母さんとかもいたけど、居酒屋となるとそれも難しいよね。もちろん、そういう姿がダメってわけじゃないんだけど。

小牟田:それができないとなると、困っちゃうこともあるよね。店舗の場合、シフトが1人欠けたら、その分を誰かが埋めなきゃいけないわけだし。

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川島:でもさ、例えばランチ営業をしてるお店とかだったら、もっと助け合いながら、シフトとかも調整し合いながら仕事をできたりしないかな?特にファイブだったら、そういう環境ももっと整えられるはずだと思う。ランチ営業をやってるお店も増えてるし、そういうお店の配属にしてあげるとか、仕込みだけのシフトにするとか。

水谷:それはできると思います。

白濱:私も、一時期は仕込みだけのシフトで、子どもをおんぶしながら仕事させてもらってました。当時の横浜店の店長が理解ある人だったので。

小牟田:それこそさ、女将(川島)は子どもが5人もいるじゃない?どうやって仕事と子育てを両立してきたの?

川島:私の場合は、やっぱり親が一緒に暮らしてるっていうのもあるし、周りのサポートと、大前提として保育園に通えてるっていう環境があるから。

小牟田:なるほどねえ。

川島:本当に理想だけで言えば、そういう環境面まで会社が全部クリアにしてくれたら、もっと女性のスタッフも増えると思うんだ。例えば前にね、ファイブのお店の状況をわかってくれてる専属の保育士さんとかがいればいいよねーって話をよくしてたの。

有留:あ、私、前の仕事で保育士やってました。

川島:保育士さんいたじゃん!(笑)

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水谷:そういう、「保育所を会社に作れないか」って話も、実は総務部内では出てるんですよ。まだまだ現実的には難しいかもなんですけど……。

川島:結局、ママさんが「働こう」と思えるきっかけって、そういう環境がすごく大事だからね。

水谷:そうですよね。

川島:そのためにも、やっぱりまずはもっと女性スタッフを増やすというか、人員そのものを増やさなきゃいけないかなとも思う。特に店舗だとお互いにキツキツで働いてるし、余力も無いから、会社全体で余裕をもって働けて、お互いにフォローし合える環境にしないと。……っていうか、私ばっかりしゃべり過ぎじゃない?大丈夫?(笑)

小牟田:みんな、そのつもりでいるから大丈夫だよ(笑)

川島:そう?それなら千葉から来た甲斐があった(笑)

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【出産を経た変化】子育てを経験したからこその意識の変化


白濱:私は出産を機に一度退職をして、専業主婦を2年くらいしていたんですけど、実はすごく寂しかったんですよ。

水谷:そうなんですか?

白濱:子育ては楽しいんですけど、ずっと子どもと二人きりだし、他の人との繋がりが感じられなくて。それが復職した理由でもあるんです。子ども以外だと、コンビニの店員さんとしか話さない日々で。「お弁当あたためますか?」「あっためてください!」みたいな(笑)

川島:白濱さんは自分がバリバリ働きたいタイプなんだね。

白濱:それで、子どもを育ててみて感じたんですけど、改めて人を育てるってすごく大事なことなんだなって思って。子どもを産む前と産んだ後では、同じお店で働くスタッフたちとの関わり方が変わったと思ってるんです。

川島:あ~、すごくわかる。

白濱:子どもを産む前は「新人キラー」って呼ばれてたんですけど……。

小牟田:それが今は仏に?(笑)

白濱:はい(笑)

有留:それは、お子さまが生まれたのがきっかけだったんですね。

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川島:そういうのって結構あるよね。結婚してて子どもがいる社員と、そうじゃない社員とだと、やっぱりスタッフの育て方が違うから。人の成長には過程があるってことや、その重要性を、ママたちはわかってる。

水谷:少し方向性は違うかもしれないんですけど、私の場合、子どもが生まれてからは、残業できないことが逆に大変だなって思ってます。

川島:わかる~!

水谷:もともとは「残業は少ないほうがいい」って思ってたんですけどね(笑)。もちろん、今は時短勤務をさせてもらえるのはすごくありがたいんですけど、お迎えもあるから、逆に時間内に絶対に仕事を終わらせなきゃいけないっていう状況。仕事もそうだし、家事もそう。「手際よくやらないと無理だ!」ってなっちゃいます。

有留:イレギュラーが多いですもんね、子どもがいると。

水谷:本当にそうなんですよ。

川島:仕事してる時に、お客さんからは「すごいですね、子どもが5人もいて働いてるの」ってよく言われるんだけど、「仕事してる時のほうが楽なんですよー」ってよく言う。だって、家に帰ったらイレギュラーなことの連続だから(笑)

水谷:特に5人もいると。

川島:だから、本当はもっと働きたいし、もっとやりたいことがあっても、すごく我慢しなきゃいけない。一日が36時間あったらって本当に思うの。

白濱:わかります。やっぱり仕事が好きだから、本当は全ての時間をお店作りに注ぎたいんですよ。

小牟田:特に店舗責任者だとそう思うよね。

川島:だから私は、店長は絶対にできないなって思っちゃう。店長になったら、そこの優先順位が変わっちゃう気がするから。店長たちは、それくらいの気づきと考えてる時間が、いいお店づくりに比例することがわかってるから。そうだよね?

白濱:そうですね。

川島:だからこそ、白濱さんはすごいなと思う。それだけ旦那様の理解も大きいんだなって。

白濱:本当に助かってます。

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【ファイブの未来】より女性が働きやすい会社になるためには


川島:ファイブの制度の中には、産休や育休はもちろんだけど、「アニバーサリー休暇」とか「おかえりなさい制度」とかもあるじゃない?その中でも、子育てをしながらいちばん利用するのは、やっぱり「時短制度」かな?

アニバーサリー休暇:年に1日を休日にできる制度。高級フレンチのランチ券等が支給される。                         おかえりなさい制度:産休などの長期休暇や退職後に復職する際、元の職位として復職できる制度。                         時短制度:子どもが小学校4年生になるまで時短勤務ができる制度。 

水谷:そうだと思います。子どもが小学校4年生になるまで時短勤務ができるって言うのは、他の会社さんと比べても結構長いと思うので。

小牟田:そんなに長く取れるんだ。知らなかった(笑)

川島:そういうのもさ、知らない人って結構社内に多いと思うんだ。だから、もっとわかりやすく伝えられるパンフレットとかあればいいよね。「出産・育児に際する手引き」みたいな。

水谷:確かに。まだ無いですね。妊娠されて育休を取る方に渡す簡単な資料はあるんですけど、全然細かいところまではサポートしきれていないというか。これまでママさんスタッフが会社全体として少なかったというのもありますし。

川島:絶対にあったほうがいいと思うよ。そのほうが家族も安心する。それこそ、自分の働き方に関してだけじゃなくて、税金だったり、保険だったり、そういうのってわからないじゃない?

小牟田:ほんとそう。わからない。

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川島:育児の相談もそうかもしれないけど、例えば扶養のこととかさ。月間に働く時間数とかで、「扶養内で働いたほうがいいですよー」とか、それこそ「社員として、パートとして働いたほうがいいですよー」とかさ。育休や産休も月給で手当が変わるから、「ここはこの時間内で働いたほうがいいですよー」とか。いろいろな提案を会社ベースでしてくれたら、女性スタッフはすごく助かると思う。

小牟田:女性スタッフもだけど、男性スタッフも奥さんに対してそういうのがわかってたほうがいいよね。

水谷:そういうところをサポートできる窓口として、2020年の1月から、総務部のほうに「ライフサポート窓口」っていうのができたんですよ。社員自身ももちろんですけど、男性社員の奥様のサポートとかもできたらいいよねって考えで。

有留:そうなんですね!知らなかったです。

小牟田:問い合わせの電話来た?

水谷:まだ来てないですね。

小牟田:えー、じゃあ私が電話しようかなー。

川島:私もー。

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有留:店舗アルバイトとしての意見なんですけど、やっぱり、自分に対して会社がどこまでやってくれるのかっていうのが、アルバイトさんたちはそもそもわかってないところがあると思うんです。私自身もそうですし。

小牟田:社員だったら、「総務に聞いてください」で済むかもしれないけど、それがアルバイトさんまでちゃんと行ってないんだよね。それこそ、店舗の社員がそれを知ってなかったら、アルバイトさんにも教えられないし。でも、アルバイトさんでもパートさんでも、お子さんはいるわけで。

有留:本当にそうなんですよ。どこまでアルバイトが踏み入っていいのかなって。

水谷:そういうアルバイトさんやパートさんにも、ちゃんと会社の制度が開かれていって、認知されるようになっていったらいいですよね。

小牟田:ほんとにそう。アルバイトも社員もそれは一緒だからね。

川島:わかった!「攻めの総務」ってどう?社員とかアルバイト関係なく、働いてる時に総務側から連絡が来て、「そろそろお子さん小学生になりますよね?」とか、「そろそろ〇〇の時期ですけど大丈夫ですか?」とか聞いてあげるの。

小牟田:あ~、先回りしてね。

川島:そうそう。

有留:それはすごく助かると思います。

白濱:嬉しいですね。

川島:「攻めの総務」もそうだけど、それをやるためにもどんどん人を増やしたいっていうのは全然いいと思う。

白濱:そういういつでも相談できたり、タイミングでちゃんと連絡をくれるチームがいるってわかってれば、それこそ新卒で入ってくる子たちも安心できると思います。

川島:ほら、皆は私みたいにずうずうしく聞けないから。私は何でも自分から聞いちゃうからね。「アレどうなってんの?」って。

小牟田:ずうずうしい(笑)

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【女性の多い会社へ】女性が増えることが、女性の働きやすい環境に繋がる


小牟田:やっぱりね、飲食業っていう大前提の入り口がある中で、そこで子育てと仕事を両立していくっていうのが、そもそもかなりイメージしづらいと思うの。

水谷:本当にそうですね。

小牟田:だから、そのモデルケースというか、「こういう働き方もできるんですよ」「こういう時間帯で、こういう職種で働けますよ」っていうのを、ちゃんと提示してあげなきゃいけないと思う。

有留:それこそ、パンフレットとかもそのひとつですよね。

川島:やっぱり、まだまだ女性スタッフが少ないっていう現状がある中で、会社が今やっていけることって、女性スタッフ自体をもっと増やしていくこと。それは社員になるならない関係なくて、アルバイトさんもパートさんも同じ。それでね、女性たちはどんどん自分たちの要望を口に出していいと思う。

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白濱:その人によって、働きたい頻度とか家庭環境って違いますもんね。「週1~2回働きたい」とか、「相談できる同じ境遇のママさんがいるところがいい」とか。

川島:そうそう。だから、会社としても、「こういうのがあるから大丈夫だよ」じゃなくて、「わからない事や知りたいことがあったら言ってね」って。全員が納得いく制度を最初から作るのはそもそもムリだから、全員が自分の要望を口にできる会社、それに対応できる会社のほうが絶対にいいと思うんだ。

小牟田:接客と一緒だよね。

川島:本当にそう。そこに対して対応するスタイルっていうのは、ファイブだったらできると思う。

水谷:会社としてもまだまだ女性社員サポート面で未着手の部分は多いので、どんどん意見してほしいと思います。「まだ今は無いけど、じゃあ作ってみようか」ってなるはずなので。そういうところは柔軟な会社ですから。

川島:でもやっぱり、前提として、女性は女性に相談したいんだよね。だからやっぱり、まずは女性スタッフが増えて、自分たちがもっと働きやすい環境にしていこうよって、もっと協力し合っていこうよってなることが必要なんじゃないかな。

有留:そうですね。

川島:だから、皆が快適に働くためにも、どんどん女性に増えてほしい。そのために、女性の皆さん、ファイブに来てください!……っていう締めでどうかな?

小牟田:いいんじゃない?

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女性ならでは、そしてママならではの視点から、「もっとこういうことできないかな?」「それいいかも」という積極的なアイデア交換が続いた今回の座談会。まだまだ未着手な部分も多い会社だからこそ、女性スタッフ一人ひとりの意見が、より良い環境作りにつながっていくことを改めて感じました。性別や職位や社歴に関わらず、全ての仲間たちが楽しさと快適さを感じながら働ける会社へ──。ファイブグループは、新しい仲間を心から歓迎します。

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