【新卒一期生】10年を振り返る。「強く願えば、叶わないことは無かった。」ファイブグループで歩んできたキャリアとは?
ファイブグループには、どのようなキャリアステップがあり、各ステージでどのような仕事に取り組むことが出来るのか──。「5ive Career」では、ファイブグループで実際に活躍している“人”にフォーカスし、それぞれの仕事内容や、入社からこれまでのキャリアの流れなどをご紹介します。
ブランドディレクターとは?
━━利根川さんは現在、MJ-Fun事業部の部長兼BDとして活躍していますが、そもそもBDとはどんな役職ですか?
業態の最高責任者になりますが、個人的にはブランドに魂を注いでいく仕事だと思っています。
いわゆる業態全体の正解・不正解の選択と、その最終意思決定を担い、お客さんをニーズと業態のコンセプトを通じて『どう提供するか?』の価値をすり合わせる立場です。
ファイブグループは「関わる全ての人が楽しくなれる環境を作ること」という理念を掲げており、その「全ての人」に幅を持たせるために様々な業態を展開しています。各業態でターゲットが異なるので、業態別のターゲットとニーズに合ったブランド作りを推進していくのが、BDの役割とも言えるでしょう。
━━BDというお仕事の一番のやりがいや醍醐味はどんな点だと感じていますか?
人と関わる中で、その人が成長していく姿や過程を見られるところだと思っています。それはファイブの社員はもちろんですが、アルバイトの子でも同様ですね。アルバイトの子が、ファイブを卒業した後に、いろいろな業界で活躍している報告を聞くととても嬉しく感じます。ファイブの世の中への貢献において一番価値の有ることは、良い人財を世に輩出することだと感じています。関わる人にとってファイブのお店があってよかったと感じてもらえることが「最高のやりがい」です。
想いを叶えるための一番の手段が、ファイブへの入社だった
━━ファイブグループ入社から現在の役職に就かれるまでの、キャリアの流れをお願いいたします。
ファイブグループと出会ったのは、大学生の時に『いざこい高田馬場店』に飲みに行ったのが最初ですね。アルバイトの子たちが本当にイキイキと働いてて、「本当にすごいな」と思ったことを覚えています。
その後、池袋にある『俺たちのとりとん』にも行ったんですけど、地下二階のお店なのに階段に行列ができていて、そこでも、「居酒屋なのに並ぶのってすごいな」と印象に残っていました。そこから調べて、どちらもファイブグループのお店ってことを知りました。
詳しく知っていく中で、ファイブグループの坂本社長は、私のやりたいことを全部やってる人だなと感じたんです。それで、「この人のもとで、この会社で学びたい」と思ったことが、入社を決めた理由です。
━━利根川さんのやりたいこととは?
一番は、「人が要因で人が集まる場所を作りたかった」こと。加えて、「人に一番近くで関われることがしたい」と思っていたので、それは何だろうと考えた時に、結論、居酒屋だなと思ったんです。居酒屋という場所を介して「需要と雇用を通じて日本を明るくしたい」という想いが、その根底にはあります。
想いを叶えるための一番いい手段が居酒屋であり、ファイブへ入社することだったとも言えるかもしれません。
自分の勝ち方を証明する
━━実際に入社されてからは、どのようなキャリアの流れを歩んできたんでしょうか。
まずは『いざこい高田馬場店』に新卒入社して、その後は吉祥寺店と所沢店も含めた3店舗の店舗責任者を兼任しました。そこから2年後、新店舗の柏店がオープンすることになり、待ち焦がれた新店舗の店舗責任者の座を勝ち取りました。
まずは「柏店ではいくら売ればいいですか?」ということを店舗開発の人に聞いて。「650万円が損益分岐点だから、800万円くらい売ればいいよ」と言われたんですが、僕が目指していたのはそこではなかった。
ただの損益分岐を目指すのではなく、「いくら売れば店舗開発の人をヒーローにできますか?」と。「1000万円売ったらヒーローになれるかな」と言われて。結果、僕はオープン3ヶ月目で1300万円の売り上げを達成しました。その後も右肩上がりに業績は伸ばしていきました。
━━その後、新規ブランドはどのように立ち上げを?
柏店を経て、不振ブランド改善を経た後、社長から、「半兵ヱと串屋横丁、新規出店していいけど、どっち出す?」って言われたんです。ここでようやく「来た!」と思いましたね。そこで、僕は『半兵ヱ』も『串屋横丁』もFCの店舗だったので、「ファイブのお店がやりたいです」と言いました。
すぐにOKは出ませんでした。何度も何度も将来の会社のビジョンも含めてプレゼンしつづけ、「わかった、そこまで言うならやってみろ」と言ってもらえ、新ブランドとして『酒呑んで飯食って蛙之介』が誕生しました。新店や不振店改善で証明してきた自分の勝ち方をついに証明できるチャンスをつかめたわけです。
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