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【勤続10年表彰企画】ファイブ的「女性のキャリア」を切り開いてきたマルチクリエイターの働き方

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飲食店において女性が生き残るというのは、少なからず難を伴うのかもしれない。もちろん昔に比べて環境が改善したり、理解が深まったりしている側面はあるに違いない。ただ、今ももがいているだろう人がいるからこそ、寺田のような存在がモデルケースになるはずだ。無論、男性も含めて「働き方」を考える契機になるインタビューです。

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▼プロフィール
寺田愛|34歳、通称「あいちゃん」
2010年6月入社。
ファイブグループの黎明期に様々なブランドを横断しながら現在の「SA制度(ショップアドバイザー)」のモデルとなった「おもてなし」と「また来たくなるお店」づくりのプロ。
会えば一発でファンになる接客から、手書きのメニューや装飾などの内装クオリティは社内でもファン多数。


【出会い】近くの飲食店から「いざこい」のスタッフへ

私自身、ファイブに来る前から飲食店でアルバイトをしていて、そこの仲間とバイト帰りに利用するお店の一つが「居酒屋いくなら俺んち来い。大宮店」でした。いつも混んでいて、働いている人も楽しそうで、っていう印象でしたね。そんなある日、お店に行ったら一時期自分のアルバイト先でも働いていたことのある方が「いざこい」の店長をしていて。ちょうどホールの子が辞めちゃって…という話を聞いたことが、ファイブ入社へ繋がる形となりました。突然お客さんから店員側になったわけですが、いい意味でそこまで違和感やギャップは感じることなくスタートを切れたのを覚えています。

【転機】花が開いた「とりとん」、訪れたSCへの転身

この10年を振り返って転機となった出来事はいくつかありますが、花が咲いたと感じることができたのは、「とりとん」に異動したときでした。

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《とりとん吉祥寺店にて2015年頃》

実はその手前、社員になるタイミングで配属になった「Pecori」では、なかなかうまくいかなかったんです。自分のやっていることは間違っていないはずなのに、それがうまく伝わらなかったこともありましたし…立場が変わると言い方やタイミング一つとっても考えないといけないな、と。
そこから「とりとん」に移って、「やっぱりこれで良かったんだ」じゃないですけれど、答え合わせを経て前を向けたことは大きかったです。

一方で少しずつ考え始めたのが、自分自身の今後のキャリアです。
というのも20代から30代になって、果たしてこのままでいいんだろうかと。

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ファイブは辞めないにしても、カラダの張り方だったり、頭の使い方だったりを変えていかないといけないかもしれない…そう考えていた時にちょうど、一戸さん(居酒屋事業本部長)との面談があったんですよね。自分がそういう心境にあったことは初めてその場で話したのですが、一戸さんからも「実はちょうどSC(ショップコーディネーター)みたいなポジションを作ろうかと考えていて、あいちゃんやってみない?」って提案いただけたんです。

インタビュー中、感謝をしている人として迷わず「一戸さん」と答えた寺田。Pecoriからとりとんへの異動も、SCへの抜擢も、そこからのフォローも…彼女にとって大きな存在であることが伺えた。

【充実】「愛さんみたいになりたい」と言ってもらえた喜び

結果として私がSC(ショップコーディネーター)の第一号になったわけですが、今までなかったポジションという大変さはあったものの、自分で考えてつくっていくのが好きなタイプなので、前向きに立ち向かうことができました。

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《SC昇格試験合格時に本社にて》

もちろん前例がないという点で手探りの部分はありましたが、フォローしてくれる人もいましたし、何より結果として、おこがましい言い方かもしれませんが、「愛さんみたいになりたい」と誰かの目標になれたっていうことが嬉しかったです。

続けていく中では苦労した時期もあれば、これから先についてどうしていくのがベストなんだろうと考えることもあります。

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本来は働き方を変えるための選択肢だったはずが、何もかも自分でやらなければならずヘビーになったこともありましたし、仮にとことん手をかけても、例えば店長が変わるだけでお店のバランスがいとも簡単に崩れることもあり得るわけですから。そこは自分としても向き合うべき課題と捉えています。

自分自身にある課題だけでなく、組織の抱える課題感についても頭を巡らす寺田。社会人になれば誰しもにそうしたシーンが訪れうるが、寺田はインタビュー中「言えるわがままは言っていいと思う」と話した。「そのために上司がいるんですから」と言う彼女には、先輩となった頼もしさが伺えた。

【展望】ファイブは接客を通した“表現の場”だからこそ――。

これから先の自分自身ことを言えば、実はちょっとずつ動き始めていることがあります。私は、もともと絵を描くことが好きなので、これからはその部分をファイブに限らず活かしていきたいなと。

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《手描きで再作したPecoriのドリンクメニュー》

社外にも自分自身という存在を広げていくチャンスでもありますし、あと最近思っているのは、接客も絵や字を描くことも「表現方法」の一つなんです。
私は“接客”という仕事を通して表現することにトライしているわけで、それならばもうひとつ表現方法を持つことも良いのではないかなと、そう思うようになりました。
どんな形になるかはわかりませんが、そうした新しい挑戦にも注目してもらえたら嬉しいです!

2021-01-30 11.25のイメージ

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