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【勤続10年表彰企画】無理をせずありのままの自分で。これから挑戦する人を励ましてくれる、『いざくる 池袋店』SAの働き方。

過去の葛藤を重い口調ではなくカラッと明るい雰囲気で話してくれた立川。その様子からは様々なことを乗り越えてきた強さを感じた。たくさんの人に支えられてきたと語る彼女の10年の物語をご覧ください。

――――プロフィール
居酒屋いくなら俺んち来る? 〜宴会部〜 池袋店 SA
立川佳奈(31)|通称「パト」
2013年6月入社。『居酒屋いくなら俺んち来い。 吉祥寺店』のアルバイトや他店での経験を経て、現在は『居酒屋いくなら俺んち来る? 〜宴会部〜 池袋店』のSAとして活躍中。

『いざこい』の接客に触れて「ここで働きたい!」と伝えたが…

専門学校に通っていた頃、友達にたまたま連れて行ってもらったのが当時あった『居酒屋いくなら俺んち来い。 吉祥寺店』でした。

接客がとてもフランクで楽しくてその場で「働きたいです」って言ったんですが、その時の店長の千葉ちゃん(現:CS・店舗推進部)から「酔っぱらってるからダメだよ」って言われて(笑)「お酒入ってないときにもう1回連絡して」って言われて、名前とお店の番号だけ書いてある小さい紙を渡されました。次の日起きて、いの一番で電話したら面接が決まりました。

6、7年前に八王子店で年末営業した時はめちゃくちゃ達成感がありました。売上がどうというよりも、営業を回しきったことに対しての達成感ですね。スタッフが少ない中で深夜満席って状態になって。朝の7時前までお客さんが残ってて洗い物もたくさん残っているような状況だったけど、そんな時でもお客さんと最後まで向き合えるメンバーと一緒に回せたのが嬉しかったです。

「ああ、今年いい気持ちで終われたね。新しい年も頑張ろうね」って言い合えたのがすごく記憶に残っています。

10年間の思い出

意見を押し付けず相手を受け入れることを学んだ

辞めたいと思ったこともたくさんあります。

自分の性格上、思ったことを溜め込むタイプで「パンクする前に言いたいことは言ったほうがいいよ」とよく言われていました。ある時に意を決して「今の店舗がしんどい」という相談をしてみたんです。自分だけだとどうにもできないことが多くて、やる気もなくなっていました。その旨を伝えたら「もう少し頑張れ」って言われて…勇気を出して言ったけど私の思いを伝えきれなかった。それでファイブから離れたこともあります。

でもやっぱりファイブの楽しさが忘れられなくて、戻ってきました。その後自分が成長できたと思うタイミングがあって。

今は撤退してしまった新宿の店舗で働いていた時、まだまだ自分はトゲトゲしていて「社員はこういうものでしょ」という固定観念を持っていました。一方、当時の店長のヨネさんは奥さんもいてお子さんもいて「家族第一優先」という考え方で。「終電逃してお店にいることはないよ」って言われていたんですけど、私は「お家も大事なのはわかるけどでも社員だから残ってる業務やらなきゃいけないし」と思っていたので、すれ違っていましたね。

そういう思いをぶつけたところ、よねさんから「パトにも大事なものがあるのは俺もわかる。でも俺にも大事なものがあるんだよ」ってすごく誠実に話をしてくれて。そこで「ああ、なるほどそうか。私のしていたことは押しつけだったんだ。まず相手を受け入れてそこからうまく噛み合わせていくのが必要なんだ」ということに気づきました。

その時ちょうど店長コースからSAに切り替えたタイミングで、SAとは何かっていうレポートとかも書いていたけどなかなか掴めなかったんです。この経験から、SAは店長の理想に寄り添っていくものであって、意見を押し付けるだけではいけないということを学びました。

「パト」をつくってくれた人々

10年間の思い出

感謝している人はたくさんいますが、まずは千葉ちゃん。採用してくれたことに感謝していますし、「たとえお前が辞めたとしても俺はお前のケツを持つよ」って言ってくれたんです。あぁ、この人は店長としてだけではなく私の人生に関わってくれるんだっていう安心感と、そういう環境で働けることの価値を改めて感じられました。

吉祥寺店で社員だったジュンジ(現:MJ-Fun事業部料理長)は、多くは語らず背中で見せる昭和の男みたいな人でかっこよかった。彼のおかげで仕事が好きになったし、語らないからこそ自分で考える力を鍛えられました。

あとはしきっちゃん(現:経営企画広報担当)と、りっちゃん(元・料理長)。この2人には社員としてだけでなく人として育ててもらいましたね。小さいことも指摘されたけどそのおかげで成長できたと思います。しきっちゃんはお母さんでりっちゃんは怖いお姉ちゃん(笑)

仕事のやりがいとか可能性を見出せたのはやぶ(こいくる事業部店長)と宮原(現:MJ-Fun事業部店長)のおかげです。本当にありがとう。

なにより同期の存在は一番大きいですね。アルバイトの時から知っていて同期会も定期的に開いて、頑張っている話を聞くと自分も頑張ろうって思います。

そして今の店長のスグル(こいくる事業部店長)。今までの私は結構ノリと勢いで生きてきた人間でした。でもスグルは、売上目標に関しての数字とそこに至るまでのロジックをしっかり示してくれて、やり続けたら達成できるんだというのを間近で見せてくれました。

頭が上がらないのは、ハルさん(こいくる事業部ブランドディレクター)。「パトはパトでいいんだよ」って言ってくれるお兄ちゃんみたいな人。

こういったたくさんの人たちに支えられて、今の私はここにいます!

10年間の思い出(アルバイト時代にMVPを貰った時!)

ありのままの私でいることで”楽しい”が生まれる

私が私のままでいられるのが、ファイブで続けられている理由だと思います。無理をして猫を被るわけでもなく、こうしなさいっていうのもなく、ありのままでいる私を好きだって言ってくれる人がいる。そうやって自分らしく働いている中でお客さんから「このお店は第二の家」って言われると本当に嬉しいです。「いらっしゃい」じゃなくて「おかえり、今日遅かったじゃん」って関係になれるのがすごく素敵ですよね。

私にとって”楽しい”って感情が動くことだと思っていて。人と人の関わりがあるからこそ”楽しい”が生まれると思います。私自身、人嫌いなのに(笑)喋るのが好きで人がいなきゃ生きていけない人間なんです。”嬉しい”も”楽しい”も関わる人がいるから感情が動く。そうやって感情が動いて細い線が太くなって、その人がまた友達を呼んでくれたら繋がりが広がっていく。そういうところがこの環境で働く魅力です。

目的意識を持ちつつ自分の良さを活かして

今後挑戦したいことは、サービスコースの役割をもっと明確にしていくことです。5年後、10年後にSAコースやSCコースに進む子たちが、ちゃんと目的意識を持って有意義に働ける環境を整えてあげるのが私の使命だと思っています。これからサービスコースを目指す人は数字に強くなったほうがいいですね。私自身数字が苦手で勉強中なんですけど、ちゃんと店長と同じ目線で考えをシェアできるようにできるといいなと思っています。

働いていると”楽しい”も”嬉しい”も”悲しい”も”辛い”もたくさんあるけど、そのまま全部自分のものにしていきたい。ぶっちゃけ辛かったら逃げてもいいし、それでも会社もお店も回るものです。良くも悪くも。

でも自分がいることによって変わることって絶対にあると思っています。人間ってお互い何を考えているかなんてわからないから、言わないと変わらないよっていうのはよく言っています。それが人とも会社とも向き合っていくことの一歩だと思っています。

自分に素直に生きて気張らずゆるゆると、やるときはやって毎日を楽しんでいきましょう!


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