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【5IVE PEOPLE】新卒2年目で店舗責任者→人事部で採用担当。驚きの転身を果たしたファイブ広告塔の人事プロフェッショナルへの道。|宮崎満衣

社内で一番多くの人に知られている若手エースと言えば?のTOP候補の一人「みやまい」こと宮崎満衣!
最速で店舗責任者までの昇格を果たし、店舗を切り盛りしながら新卒採用活動にも参加、その後社内転職で人事部へ!いまやファイブの顔となりつつある彼女の矜持とこの先の展望を掘り下げました。

プロフィール

宮崎満衣(25)|通称「みやまい」
2021年新卒入社。MJ-Fun事業部に配属の後、『串屋横丁』『ガブ飲み処 鬼ぞりゴリラ』所沢店、吉祥寺店での営業経験を持ち、4店舗目の『吉祥寺っ子ダイニング ペコリ』では店長職を任命される。2023年に人材採用部に異動後は新卒の面接、説明会、店舗見学など採用業務全般を担う。趣味は料理。最近は大好きなビールやハイボールに合うお料理を研究中!

「楽しいでつながる?“綺麗事”の裏側を暴いてやる!」と入社

ファイブグループは就活中に求人サイトで見つけました。
まず、オレンジ色の背景の会社ページが目に飛び込んできて「目立つなこの会社」っていうのが最初の印象です。

そこにデカデカと書かれた「”楽しい”でつながる世界をつくる」という会社理念を見て「本当かな?こういうのってキレイごとで絶対裏があるよね?」って疑いの気持ちが沸いて(笑)。その裏を暴いてやろう、くらいの気持ちでファイブに飛び込んでみました。

当時はコロナ禍でそもそも新卒を積極採用している会社さんがかなり少なかったので、逆に自分の中でじっくり考える時間があったことも良かったかもしれないです。

応募をした私に対してファイブの人たちは良い意味でしつこくて、内定をいただいた後も「元気?こういう飲み会あるよ、こういうイベントあるよ」っていう連絡を毎日毎週のようにくれたんです。加えて飲食という業界が親世代にとってはあまりイメージが良くない場合もあるので「親御さんは何か心配していない?」というヒアリングをずっとしてくれていました。
そんなこともあって「なんか愛されてるな」って実感を持てたので、最終的にファイブへの入社を決めました。
今は逆に私が内定者に対して同じことをしています。このしつこさが私の自信です(笑)

実際にファイブに入ってみるとびっくりするほど本気で「”楽しい”でつながる世界をつくる」という理念に基づいている会社だとわかりました。
それと同時にこのすごさが全然世の中には認知されていないので、自分自身がそれを広める広告塔になりたい、と思いました。3年前の内定者インタビューでもその思いは語っています。

着実なキャリアチェンジへの挑戦と決断

入社直後から「そのうち店舗出身の人事として最強になってやる」という決意をしていました。

結局2年半で4店舗営業を経験して、『吉祥寺ペコリ』では店舗責任者になりました。

元々みくさん(『串屋横丁』配属時のトレーナー、エース女性店長で自身の名を冠した新ブランドの立ち上げにもチャレンジした先輩社員)に憧れて店長を目指していたんです。
お世話になった恩返しの意味もあって店長になれた時は嬉しかったですね。

(写真左:みくさん)

私の店舗理念は「探求心旺盛な人たらし集団」。来店してくれるお客さんを夢中にさせてファンにさせて、スタッフも含めた一人一人にとってかけがえのないお店になってほしい、という意味を込めました。

そういったお店づくりをしたり、リクルーターとして採用に関わったりしていく中で社内公募にて人事部から新卒採用アシスタントの募集があり、もちろん応募。その後数回の面談を通して本格的に人事への異動のお話をいただいたんです。念願かなった人事だったんですけど、一方でもう少し店長としてやり遂げたいという気持ちもあって2ヵ月くらい悩みました。

そこで改めて「店長としてやり続ける」という想いと「店舗出身の最強人事になる」という想いを天秤にかけた時にやはり人事に行くことのウェイトが大きくて。店舗現場を経験したからこそ店舗の意見を受け止められる人事でいられると思うし、なにより自分自身が新卒の可能性を広げてみせるというのは、元々やりたかった広告塔としての一つの表現方法かなと思い異動を決断しました。

店舗出身の採用担当として

店舗で営業をしながらリクルーターとして22、23新卒の採用に関われたのは良い経験でした。

店舗で感じていることや仕事の価値をアウトプットする場があることで店舗と人事双方の仕事をより深く理解できたと思います。程よく内定者の子と関わる機会が多かったですし、「ファイブの人事」の特性や仕組みを自分の中に落とし込んでから次に行けたので。これでいきなり入社当初から人事だったら、もっと人の気持ちを考えずツンツンした感じだったと思います(笑)

なによりも店舗出身なので、ファイブの根幹である店舗のことを理解していることが大きな強みです。
人を一人採用するにもお金がかかる。そのお金を生み出しているのは日々「楽しい」を生み出し続けている「店舗」だという意識を忘れず、いかに店舗の人たちが気持ちよく働けるかを常に考えています。

ファイブの人事は他の会社とだいぶ雰囲気が違いますね。まず採用担当がラフめな私服だったりして良い意味で面接官ぽくない(笑) そもそもファイブでは「面接」「選考」という用語は使わず「面談」と統一されています。これはこちらが一方的にジャッジする場でなく、お互いのことを知るために対等にお話する場ですよという意味合いが大きいんです。

なので面談に参加される皆さんもぜひありのままの普段のお姿で参加されてくださいね!

人事としての現在の取り組み

実は新卒説明会では会社のことはほとんど喋っていないです(笑) 

売上げだとか社員数だとかネットで調べれば出てくるような情報には一切触れず、どちらかというと「働くってなんだろう、仕事ってなんだろう」という観点から始まり、「ファイブグループではこうするとこうなっていくよ」というプレゼンをしている感じです。そこから「じゃあこの続きは面談で」と繋げていきます。

もちろん人事部なので「採用すること」がゴールではあるのですが、説明会に来てくれる学生さんが自分のやりたいことをしっかり描き、楽しく働けるようになる手助けになれたらと思っています。例えその結果がファイブグループ以外の選択であったとしてもです。
そういう感じもファイブっぽいですよね。

この説明会は私とのりさん(人材採用部 採用責任者)が担当しています。
多少それぞれの役割みたいなものがあって、私は上司をいじるちょっとなめた部下役で、のりさんは私にツッコミつつもなんだかんだ許してる上司、という感じで軽いやり取りをして「トップダウンじゃないよ、風通しいいよ」っていうアピールをするんです。
役割を演じるっていうとかっこいいですけど、実はだいたい普段通りです(笑)

その後の面談は一次と二次は私で、三次はのりさんと分担をしています。一度会ったことのある人だとみなさん安心して喋ってくれるという傾向があるので、そういう部分もよく考えられていると思います。「説明会ではおちゃらけてたけど、それぞれと話してみたらちゃんと考えてるんだな、この人なら相談しやすいな」って思ってもらえるようにする。

そして最終面談で福岡さん(人財採用部部長)とか一戸さん(居酒屋事業本部部長)にビシッと言わなきゃいけないことを言ってもらって覚悟を決めてもらう、という役割にすると自分の中で納得してもらってから入社してもらえるのでこの流れは大切にしています。

本当は私、根はこんな明るいキャラではないんです。でも昔、拓ちゃん(MJ-Fun事業部部長)と「店舗でも人事でも自分のキャラに飽きずにやりぬく、カッコいい人になろう」という約束をしたので絶対にそれは守っています。

どれだけ同じくだりをするとしても、同じツッコミをするとしても、100%で返すというのを大事にしています。自分の在りたい自分をやり続けます!

飲食業は「つながる業」

それもこれもすべて飲食業界のブラックなイメージを払拭したいという目標から取り組んでいることです。
飲食はまだまだブラックな印象が強くて身構えてしまう人も多いですよね。
たしかにファイブは飲食だけど根本的には「つながる業」だと私は思っています。

一番大切なのはどこまでいっても人。一緒に働く仲間であり、お客さんであり、業者さんであり、取引先の方であり、地域の人たちであり。飲食はあくまでもその人たちとつながる手段だよ、というのは新卒のみんなによく言っていることです。

その言葉を聞いた新卒のみんなは実際に人とのつながりを大切にしてくれて、周りもそれに触発されて協力してくれて、売上げも安定してきて、お客さんも増えて、信頼されて店長になってという流れができる。まさに私がそうだったので、ロールモデルとしてその経験を伝えていければと思っています。

縁の下の力持ちでいたい

自分の性格としてあまり人に見られるのが得意じゃないので、人のサポートをすることにやりがいを感じます。

現場にいた時は自分のラストラン(お店を異動、卒業する際の最終出勤日)より他のアルバイトさんのラストランがすごく嬉しかった思い出があります。

ラストランってその子が掴んだお客さんがどれだけいたかっていう結果発表の日だと思うんです。その日にお店がその子に会いに来たお客さんで埋まって、その子が泣きながら「本当にありがとうございました」って有終の美を飾って就職していったりするのを見ると私のやってきたことも正しかったんだって答え合わせができるような気がします。

その後にその子がふと何年後かに「あの人がいてくれて良かった」って思ってくれるような人になりたいと思いながら働いていました。

でも当時は自分の中で弱音を吐くのがダサいという気持ちがあって、人に頼るのが苦手でした。人に相談しないから誰からも相談されない。まず人に頼ることが人に頼られる一歩だって気が付くのに2年半かかりました。今はめちゃくちゃ周りの人に頼ってます!

人事になってからは店舗の時に言いたかったことを言うべきところに言えるようになったというのが一番嬉しいです。先ほども言ったように店舗のことを理解しているのでいかに意見を汲み取って人事部で共有したり、どのタイミングで何を言えば人事に気持ちよく協力してくれるのかというのを日々考えています。

人事としてのこれからのキャリアイメージ

人材採用部という部署は人の人生を左右する場所で、私のしている仕事はすごく重くて責任のある仕事だというのは普段から意識していることです。
だから部署として掲げている数値や採用人数を達成していくという目標はもちろんですが、私個人としては1日でも長くこの仕事を任せてもらえるような人であり続けたいと思っています。

私の姿を見てくれた人が人事じゃなくても他の部署でもチャレンジしたいとか「これがしてみたい」という思いを抱いてくれたら嬉しいです。

私たちがただただ人事優先で、現場である店舗のことを考えない無責任な発言をしたら店舗からの信頼は失われるし、逆にちゃんと店舗のこと考えて採用してくれるんだって思ってくれたら店舗と事務所のパイプも太くなると思うので。そして私自身がキラキラ輝くことでみんなのキャリアの選択肢が増えるといいなと思います。

いずれは採用責任者になって平成生まれの女性中心の新しいチームを作りたいです。
徐々に女性が増えてきているので、これからさらに女性ならではの観点で採用とか働き方を考えていけるんじゃないかと。

とにかく他の会社と違うカラーを打ち出していかないと新卒が増えていかないので、説明会をあえてしないとか一次面談から来社でやってみるとか、やってみたいアイディアいっぱいあるんです!

あとは今の大学生は親御さんの影響がすごくて「親から行けと言われたから行く」という人も多いんです。これは私たちのまさにぶち当たっている壁でもあって、いかに親御さんの信頼を勝ち取るかということも考えないといけないので難しいですね。ご本人と親御さんと私たちの三者面談とかも必要かな…などなど色々考えています!

「”楽しい”でつながる」は本当だったし1つじゃない

入社してみて「”楽しい”でつながる世界をつくる」は綺麗事じゃないってわかりましたが、”楽しい”は人それぞれで100人いたら100通りの想いがありますよね。私の中ではまだまだ模索中なんですが、一つ思うのは「自分がここに在る」っていう確信が持てているかということなんじゃないかと思います。

だからこれから入ってくる新卒の人たちも「私はファイブグループの人間だ」って自覚して、その環境を面白がれることが”楽しい”につながるのかなと思うので、引き続き私がそのサポートをしていきたいです!


飲食業界を存分に楽しみたい人、楽しさと成長できる環境を見つけたい人、とことん人の「楽しさ」と「可能性」に向き合い対話する人事と話してみたい人は、ぜひリクルート窓口へご連絡ください!


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