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【勤続10年表彰企画】ファイブグループ子ども食堂活動のファーストペンギン。入社から変わらない決意の言葉。

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「根がネガティブなんで」そう口にしたのは、勤続10年を迎えた今、「串とあて巻き 居酒屋大悟」のリブランディングをブランドディレクター(BD)として率いる「コバ」こと阿部敬史だ。たとえ成功体験を話すにしても、どこかしらで自分の弱さや失敗を口にしてしまう…でもそれが、愛されキャラ「コバさん」の所以なのかもしれない。ファイブで過ごした山あり谷ありの日々を包み隠さず語った、等身大のコバさんをぜひご覧ください!

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▼プロフィール
阿部敬史。35歳。旧姓の「小林」から通称「コバさん」
2010年7月アルバイト入社。
こいくる事業部の急成長期を店長、BDF(エリアマネージャー)として過ごした後、かつてのライバルであり旧友の利根川が立ち上げたMJ-Fun事業部に移籍。「串とあて巻き 居酒屋大悟」のリブランディングを利根川と共に担当しBD(ブランドディレクター)へ。
そして2019年、ファイブグループ初となる子ども食堂活動を始めたファーストペンギン。


【出会い】あの再会がなければ…

元を辿れば20歳の時、僕は町田のいざこいでアルバイトをしていました。ただ当時の僕はそのまま社員になることを考えていなくて。調理師の専門学校に通って洋食を専攻していたのですが、その環境のせいか、当時の僕はいわゆるエリート料理人志向。レストランやホテルへの就職を希望していたので、まぁ…言ってしまえば「なんで居酒屋に就職しなきゃいけないんだ」っていう感じだったんです(苦笑)

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《「俺たちのとりとん」にてアルバイト時代》

実際に卒業後はレストランに勤めたのですが、1年足らずしか続かなくて。もっと言えば、僕の性格が元々そういう感じで、とにかく何事も続かない質なんですよ。その後も職を転々としていましたし。そんな時にちょうど再会したのが当時のファイブの名物店長だった「クニさん」でした。

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一緒に飲んだ帰り際、スーツ姿の僕を見たクニさんが「いつまで似合わない格好してんねん」って言ってきて。自分でも仕切り直したいタイミングでしたし、かつクニさんも新しい挑戦をするからぜひ一緒にということだったので、翌日電話して「やらせてください」と伝えました。

その当時は営業職に就いていたという阿部。改札をくぐった辺りでくにさんに言われたこと、「スーツを脱ぐタイミングじゃないか」という投げかけは、今でも景色含め忘れられないものになっていると話す。

【現実】チャンスはあるようで上手くいかない

いざ“出戻り”したファイブですが、順風満帆だったかというと決してそうではなくて、それこそクニさんとの間にもわだかまりを作ってしまったりとか…それもそのはずじゃないですけど、国分寺でやってた時なんて、本当に自分でも「どうしようもない社員」だったと思いますしね。遅刻するわ、バイトさんは辞めちゃうわ…。そんな自分を変えたきっかけはいくつかありますが、一つには結婚して子どもができたこと。

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《左:社長/右:阿部|国分寺時代の会社総会にて表彰》

ちょうど店長昇格の声をかけてもらったタイミングでもあるのですが、これからは自分だけの生活じゃないとなった時に逃げ場を失って(笑)。前に進むしかない、っていう踏ん切りがついたのはありました。

その後も結局、色んなトラブルに遭遇しつつ、ときに壮絶な日々を乗り越えながらの年月でしたが、この会社を抜け出さなかった理由のひとつは、自分の立ち帰る場所がいつも「入社レポート」にあったからかもしれません。

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《国分寺店長時代にスタッフ達と》

あの時に書いていまだに大事にしているのが、「昨日の自分より頑張る」ということ。昨日の自分より頑張る毎日を過ごせたら、それはつまり成長している。だからこそ自分はどんな時もこの言葉を肝に銘じて10年間過ごしてきました。それがなんか、繋ぎとめるものじゃないですけど、ファイブへの愛着なのかなって思います。

今も辞めない理由は?と聞かれると、阿部は「何がやりたいとかよりも、他にやりたいことがないのが僕にとって大きい」と本音をこぼした。「ファイブを辞めてまで他のことをする理由が見いだせていない」と話すが、何事も続けるのが苦手という彼が10年という年月をここで過ごしたことが答えのように感じる。

【達成感】人生で初めての…

「達成感を味わった瞬間」で特定の事業だったり成功だったりを挙げる人は多いと思いますが、僕自身は何よりも、「10年同じことを続けられた」っていうのがまずは大きくて。それこそこういう(インタビューの)場を設けてもらって改めて思うことなんですけど、人生で初めての経験なんですよね。

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先ほども少し触れましたし恥ずかしいことでもありますけれど、とにかく全部が中途半端で続かなかったなか、仕事内容は変われど同じ“ファイブ”というところで仕事を続けられた。これは今後の自分にとっても大きい収穫だと、自信を持って言えます。

振り返って思うのは、何事も一人では限界があるという現実。その分、人は集い、さらに数が多くなればなるほど大きな目標に届くようになる。もちろん同時に難易度も上がっていくわけですが、それこそが仕事の楽しさでありやりがいだと思っています。苦楽をともにした仲間は唯一無二の存在ですし、それがファイブを通じてできたってことは僕にとってすごく大きい。

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《2015年当時の事業部の仲間たちと合宿にて》

これからファイブを担う若手や就職活動中の皆さんにも、まずがむしゃらにやってみる、その先に必ず変わる瞬間がある、ってことを信じて突き進んでほしいですね。

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《自身で企画した社内で最初の子ども食堂活動にて、愛娘2人と》

▼阿部が始めた『子ども食堂活動』のインタビューはこちら

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