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【勤続10年表彰企画】感謝の気持ちと人とのつながりを大切にする元店長の名物看板娘!

楽しい飲食業界で社会人になってからも働き続けたい。そんな思いを胸にファイブに新卒入社した上杉郷恵。当初は及び腰だった店長の職を「なにごとも経験」と捉え、大きく飛躍し、次の夢に向かう彼女がこれまでの10年を振り返る。

――――プロフィール
千葉っ子居酒屋 燻し家もっくん アルバイト
上杉郷恵(32)|通称「のりぴー」
2013年3月入社。入社4年目に『千葉っ子居酒屋 旨串とりとん』店長を任される。多くの店舗で積んだ豊富な経験を活かしながら、数々の店舗で活躍。その後、雇用をアルバイトに変更し、捨てきれなかった夢に向かってステップアップ中!

飲食店の楽しさに魅せられてファイブに入社

ファイブには、大学卒業後に新卒で入社しました。大学時代に個人経営のお好み焼き屋さんでアルバイトをしていて、それがすごく楽しかったんです。だから週5で毎日働くなら、常に人と関わりながら笑顔でいられる仕事がしたいと考えて、飲食業界を選びました。
これまでの10年間で一番嬉しかったのは、過去最高売り上げを達成したことです。入社して4年目に『千葉っ子居酒屋 旨串とりとん』で初めて店長を任され、その年末に過去最高売り上げと、1日あたりの最高売り上げの両方を達成できました。あの時は「ファイブで仕事をやっていて、本当に良かった!」と実感できました。

この10年間の思い出写真

逆にこれまでですごく辛かったのは、『津田沼 Cafe&Dining Pecori』の閉店が決まった時です。移動して間もなくの出来事だったんですが、スタッフの子たちがすごくいい子ばかりで、みんなと一緒に働けなくなるのが本当に寂しく思いました。津田沼ペコリでは、ファイブ歴の長いおかみ(事業本部BSC)や林さん(元・BDF)と一緒に働かせてもらって、勉強になることがすごく多かったですね。毎日が楽しく、やりがいもあって、学びがとても多い素敵なお店でした。

店長昇進がターニングポイントに

私にとってのターニングポイントは、『千葉っ子居酒屋 旨串とりとん』の店長になった時でした。実を言うと、最初は全然やりたくなかったんですよ(笑)。すごく責任が重い立場で、自分になんか務まるはずがないとプレッシャーを感じていたんです。でも他の人たちと話をしていくうちに、気持ちが変化していきました。

特に当時上司だった林さんが「上手くいかなかったとしても別に人生が終わるわけじゃないし、ちょっとした失敗なんて誰にでもあるんだから、やってみないと分からないよ」という言葉をかけてくれて、自分が身構えすぎていたんだと気づきました。おかげで心が軽くなって、「確かに経験としてやってみるのもありだな」と気持ちを切り替えられて、店長になる決意を固めました。

この10年間の思い出写真

店長という初めてのポジションに就きたての頃は全てが手探りでした。当時、料理長だった同期メンバーと一緒に、とにかく「やるしかない!」という気持ちで毎日、模索しながら営業を切り盛りしていました。スタッフも若い子ばかりだったから、そのせいで「この店はちゃんとしてないね」とお客さんに思われないように、みんなで一丸となって頑張っていた印象が強く残っています。

店長を経験してからは人と向き合う時間がずいぶん増えました。「このお客さんにもっとうちのお店に足を運んでもらうにはどうしたらいいかな?」、「この子がもっと楽しく働けるようにするには何が必要だろう?」、「この子、なんか元気ないけど、どうしたのかな……」といった具合にスタッフやお客さんの様子を良く見て気にかけ、他の人のことを丁寧に考えるようになれたんです。そのぶん周りに人がいてくれるありがたみにも敏感になれて、自分の成長にもつながったと思います。

お客さんとの関係でいえば、千葉とりとんでのラストランは告知していなかったのに、常連さんの1人が「のりぴーが卒業するらしいって噂を、別の居酒屋で聞いたから会いに来たんだ」と来てくれたのが、すごく印象に残っています。 

千葉とりとんは朝5時まで営業していたので、深夜になると同業のお客さんがたくさん飲みに来てくれました。ある年の12月末に、近くの居酒屋の方が「いつもお世話になってるからみんなで食べてください」って蕎麦を大量に買ってきてくれたことがあって、あの時はお客さんとのつながりを強く感じました。どこの店舗でもそうですが、お客さんから「別のお店に行ったら紹介されて」とか「誰々に教えてもらって」といった来店理由を聞かせてもらうと嬉しいし、ありがたいですよね。

この10年間の思い出写真

ファイブを10年以上も続けられた理由

毎日、本当に楽しく働けるから、10年間も続けられたんだと思っています。辛いことよりも楽しいことの方が断然多いし、周りの人に助けてもらうこともたくさんあります。だから「頑張らなきゃ」って意識しないうちに、自然と頑張ってきた感じですね。キッチンができない私の代わりにお客さんが食べたい物を快くつくってくれる人がいたり、忙しい時に残ってくれる子がいたり……本当に些細なことですが、そういう積み重ねがなければ売り上げも絶対に達成できなかっただろうなと日ごろから感謝しています。

ファイブはいつも楽しく、気持ちよく仕事をさせてくれる環境が整った会社です。やりたいことに対して制限があまりないのも良いところですね。イベント、メニュー、おすすめ、店内装飾……そういったことがスタッフの主体性に任されていてモチベーションが上がるし、自分の思ったことを実現できるんです。そのためにはもちろん行動力も必要になるんですけど、バイトも社員も関係なく、やりたいということを体現できる会社です。

「“楽しい”でつながる世界をつくる」ためには、感謝の気持ちを常に持って、人と接することが大切です。お客さんが来てくれるのも、一緒に働いてくれるスタッフがいるのも、決して当たり前ではありません。感謝の気持ちを持つのと持たないのとでは、仕事に向き合う姿勢も全く変わってくるはずだと私は思っています。みんなへの感謝を忘れずに、これからも楽しんで働いていきます!


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