【リファラル採用どうでしょう?】ミシュランレストラン総支配人から牛かつCOOへ。思い切った決断に至った経緯とファイブへの想いとは。
元々転職をする気はまったくなかったという皆川さん。そんな彼を突き動かしたのは吉本さんの段階的なアプローチでした。牛かつ事業部と人財採用部をそれぞれ引っ張る2人のファイブとの出会い、そしてこれからの展望を存分に語ってもらいました!
――――プロフィール
【誘われた人】
株式会社牛かつもと村 COO
皆川史浩(47)
2023年4月入社。牛かつ事業部東日本エリアの営業責任者。多趣味で、休日はサッカーや自転車など体を動かすことが好き。
【誘った人】
事業推進本部 人財採用部 採用責任者
吉本徳之(44)
2021年12月入社。ファイブグループの採用全般を担う。最近は携帯ゲームにハマっている。
―前職は何をされていましたか?
皆川:ミシュラン二つ星フレンチの総支配人兼代表取締役です。サービス側のすべての統括をしていました。
吉本:皆川さんの会社の親会社にて経営戦略・広告・広報・採用など…なんでも屋を僕はやっていて、そのご縁で知り合いました。
―入社までの経緯を教えてください。
皆川:2年くらい前に吉本さんに声をかけられまして。「今いる会社が非常に面白いのでちょっと事務所(本社)を見に来てほしい」って誘われました。
吉本:僕は転職サイト経由のスカウトをいただいたんです。その後、福岡さん(人財採用部部長)とお話をする機会があり「ファイブの人事を変えていきたい。それが結果的に飲食業界を変えることになるから」と熱弁されて。その言葉がきっかけとなって入社を決めました。
―吉本さんはなぜ皆川さんを誘おうと思ったのですか?
吉本:飲食業界で27年、イタリアンも居酒屋も現場でも事務所でもいろいろなことをやってきた中で、皆川さんが一番信頼できるし一緒に働きたいなと思ったからです。しっかりと信念を持って働いているしレスが早い。自分の発言にもすべて責任を持っているのがすごいなと。
皆川:そうなんだ…結婚する?(笑)
吉本:しようか(笑)
ーお似合いです(笑) 皆川さんをお誘いした時のことを具体的に教えていただけますか?
吉本:ファイブをまず知ってもらうためにとにかく見に来てくれと伝えました。福岡さんや拓ちゃん(MJ-Fun事業部部長)などいろいろな人と会ってもらう中で、ファイブの人を知ってもらうという機会をたくさん設けたんです。その後に始めて「実はうちの会社で今こういうポジションを求めていて」っていうことを話して、具体的な話に落とし込んでいくという形でした。
―そんなお誘いを受けて皆川さんはどう思われましたか?
皆川:熱い人が多くて面白そうだなって印象でした。前職も責任あるポジションだったのでまだ転職は考えていなかったんです。でも福岡さんや拓ちゃん、光藤さん(執行役員)とお話をする中で会社や人に対する熱い思いを感じました。あとは子ども食堂のような貢献活動なども含めていろいろな取り組みをしていることにも興味を持ちましたね。
―吉本さんから声を掛けられてどれくらいの期間で入社されたんですか?
皆川:ちょうど1年くらいじゃないですか?僕自身、代表取締役という立場だったんですぐには抜けられなかったんです。福岡さん、拓ちゃん、光藤さん、そして社長。と、段階を踏んでいろいろな人と会ってから入社を決めて。そこから前職との調整をして入社しました。
吉本:ほんとよく決めましたよね。
皆川:そうですね。歳も歳なので転職も最後かなというのもあったので。でも一番の理由は、この会社に入れば自分がレベルアップできると思ったからです。マネジメントの手法とかも学べそうですし。入ってからは結構苦労しましたけどね。COOとして覚えることが多くて、いまだに頭に入っていないこともたくさんある気がしてます(笑)
―入社前に不安はありましたか?
皆川:不安はどの会社に行ってもあると思います。環境が変わるという不安はありましたけど、どうしようっていうのは特になかったですね。わりとフラットに入っていけました。
―入社前と入社後で会社へのギャップはありましたか?
皆川:吉本さんから現状を聞いてから入社したのでギャップはあまりなかったです。話を聞いたりファイブの人に会ったりして、人間関係はいいんだろうなって思っていたんですけど、入ってみてもイメージ通りでしたね。
どこの会社もいいところと悪いところがあると思うんですが、悪いところばかりにどうこう言っても仕方ないと思っていて。それよりもいいところを見て吸収して、改善できるところは一緒に改善していけばいいと思います。
―吉本さんがしっかり説明したり、たくさんの社内メンバーと話す機会をつくったのが良かったんですね!
吉本:基本的に自分が本当に呼びたいと思っている人に嘘はつけないし、そこは包み隠さず伝えようと思いました。それは別にリファラルだからとか皆川さんだからとかではなく、新卒の人に対しても本当のことを伝えていないと入社後にすぐ辞めてしまったら、結局お互いの人生を無駄にするし関係性も壊れちゃいますからね。
だから会社のことに関して、言いすぎないようにしつつちゃんと伝えるってことはリファラルでもその他の採用でも大切なことだと思っています。
―実際に皆川さんが入社されて吉本さんはどう感じましたか?
吉本:これでもっと前進できるなと思いましたね。”牛かつを日本の食文化にする”という目標が、皆川さんが来たことによって2分の1で達成できるんじゃないかと。
皆川:マジ?そんなに?
―期待をかけられてますね!
皆川:ちょっとプレッシャーです(笑)
吉本:リファラルで自分の知り合いを呼ぶ意味って、「その人と一緒にやりたい」「この人の人生を面白くしたい」という思いがあると思っていて。皆川さんにとっても牛かつ事業が前に進んでいくことが一番面白いんじゃないかと思って誘いました。
―転職してくる人にとってのファイブの居心地ってどんな印象ですか?
皆川:僕の場合は幸い、A研の人も含めてすごく関わってくれるので入りやすかったのかなというのはあります。飲みに誘ってくれる人も多くて、めちゃくちゃ太っちゃいました(笑)
ちょっと個人的に困っているとか、わからないことがあると事業部を超えて誰かしらが飛んできて、いろいろお話してくれたり誘ってくれたりするのでそこはすごいなと思います。
―吉本さんはいかがですか?
吉本:皆川さんが今言ったように、みんながすごく関わって助けてくれるので居心地はすごくいいと思います。ただ、なんとなく働くとか言われたことをやるだけだったら多分来ない方がいいよっていうのはどの人にも言うんです。自分で考えて行動することを楽しめる人がどんどんチャレンジしていける会社なので!
皆川:転職してくるとそこに最初戸惑いはありますよね。他の一般企業だとKPIとかいろいろなものが決まっていてそこに向かってやりなさい、というのが多いですけど、ファイブは「自分でコミット立ててやってみなさい」って感じで。何も言われないけどこれでいいのかなって思った時はありました。自分で考えていかないといけない領域が多いところが魅力でもあり大変な部分だとも思います。
―では今、ファイブに転職を考えている人にアドバイスはありますか?
皆川:困ったときは困ったって言ったほうがいいよってことですね。先ほども言ったように誰かしらが関わって助けてくれようとするので、変にプライドを持って内にこもるよりも素直に助けてって言えたほうがこの会社ではいいと思います。思っているよりフランクに助けてもらえます(笑)
―吉本さんはいかがですか?
吉本:アドバイスというアドバイスはないんですが…とにかく相性が良さそうと感じてもらえたらファイブを選んでもらいたいです。ファイブの採用は”面接”ではなく”面談”で、お互いの期待や考えを話し合うという感じなので。ただ、選ぶからには意思と覚悟を持ってやってほしいですね。
―お二人の思うファイブグループの好きなところと働きがいを教えてください。
皆川:僕が思う牛かつ事業部の魅力は人の可愛さ。みんな牛かつを好きでなんとか良くしていこうって思いを持つ人が多いので、僕も滅多なことでは見捨てられないというか、何かしてあげたいって思うんですよね。人間性が素直で一生懸命な人達。。その中でもっとレベルを引き上げて事業部の発展につなげていければと思っています。
ファイブ全体の魅力はノリが良いところと関係性。みんなが気にしてくれるっていうのがあったかい家族みたいな雰囲気で、入社してよかったなと感じます。
吉本:人財採用部はお節介で面倒見のいい人たちばかりです。そこがとてもいい。ファイブの好きなところは人たらしなひとが多いところ。ちゃんと関わろうとしてくれる。あとは何より5waysにもある”承認と賞賛”が実践されていて、お互いを受け入れようとするところが魅力ですね。
皆川:理念やwaysがそのまま風土になっている”ファイブらしさ”が明確にあるよね。俺、「ファイブらしいね」って言われると嬉しくなるもん。
吉本:わかる(笑)
―ずばりファイブらしさとは?
皆川:言語化すると難しいね。
吉本:基本的には理念に基づいているか、楽しんでいるか。あとはさっきも言ったような人たらしな部分ですかね。あとは自分のやってることに意味を持っているってことかな。
皆川:たしかに。そういう意味でファイブらしくありたいって思います。
―お二人のファイブグループでの今後の展望はありますか?
皆川:せっかく牛かつ事業部にいるのでそこで新しいことを起こしたいというのは思っていて。きちんと自走できる組織というのをつくった上で、前職でやっていたミシュランのような新しい領域を牛かつの中でも広げていけたらと思っています。
まずは銀座にちょっと高級な牛かつを出したいですね。金額を上げるためには牛かつ自体の価値を上げなきゃいけないと思っていて。今ある牛かつもあれはあれで十分美味しいですよね。でもそれをさらに高い金額でってなると、それに見合う商品とお客さんが納得するような価値をつけるのがなかなか難しいんです。それをクリアして銀座で出店していけたりしたら面白いなと思っています。
吉本:僕はだいぶ先のことで言うと飲食業界を憧れの業界にする、ということですね。そのためにまずは目の前の目標として毎年軽く100人は純増して仲間がどんどん増えていくことが当たり前になる組織にしていきたいです。
―本日はありがとうございました!
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