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【5IVE PEOPLE】最速ペースで爆進昇格中の店長が語る!繁盛店の切り盛り&コミュニケーション術

プロフィール
檜山友弥(ひやま ゆうや)27歳。『酒呑んで飯食って蛙之介』 野毛店・調布店の兼任店長。
2019年7月入社。蛙之介の野毛店でアルバイトをスタートし、2021年に社員登用。一度他業態店舗での経験を経て現職に。G5(トップ店長)まで5年という最速ペースで昇格したMJ‐Funきってのエース!

夢を追い社会人1日目で退職し、ファイブで始めたアルバイト

実は…最初は飲食に特別な興味や思い入れがあったわけじゃなく、自宅から近いって本当に簡単な理由で、蛙之介の野毛店(野毛之介)でアルバイトを始めたんです。大学時代に町田の『居酒屋いくなら俺んち来い。』や『町田っ子居酒屋とととりとん』でけっこう飲んでたんですけど、「あ、同じ会社だ」って気づいたのは入社してずいぶん後でした(笑)

子供の頃からテレビが好きで、芸能活動をするのがずっと夢だったから、中学、高校を卒業するタイミングで吉本興業を受けようとしたんですけど、親にダメって言われちゃって。たまたま得意だった野球で大学に進んで、新卒でウエディング関係の会社に入ったんですよね。

だけどこのまま社会人になっちゃったら「もうやりたいことできないんだよな…やっぱ俺、役者やりたい!」って、今思うと本当に迷惑おかけしちゃったんですけど入社式当日に退職届け、出しちゃいました。その後は小さな芸能事務所に入り、自分で劇団も立ち上げたりして、ファイブとの出会いはそんなタイミングでした。

芸能への夢を断ち、ファイブで生きることを決意

劇団はコロナのあおりで結局、初公演を迎えることもなく解散し、一緒にやってたメンバーもみんな地元に帰っちゃったんです。それで「もう仕方ない!」ってことで、すぱっと切り替えてファイブで就職しようって考えるようになりました。

野球や劇団の経験から、集団を束ねてみんなで何かつくっていくのは好きだって感覚があったのでそれが野毛之介の店づくりとシンクロしたんですよね。バイトを始めてすぐ「ここの仕事、面白い!」って之介中毒になってたし、ここでなら自分は勝てるかもって考えてました。
あと、当時店長でお世話になっていた拓馬さんがゆくゆくは独立して地元沖縄に出店したいって話も聞いてたんで、「拓馬さんの後は、俺が引き継ぐんじゃなきゃ嫌だな」とも思うようになってました。

社員になった直後から、もりだくさんの2年間

社員になったのは2021年の夏で、すぐに半兵ヱのさえか(当時同店店長、現SA)のサポートに行ってました。2ヵ月で野毛に戻り、店を引き継いでから半年後に店舗責任者ができるG6に昇格して、2022年の冬には調布店にも入るようになったんです。2023年には完全兼任店長を任せてもらい、その成果で店舗責任者としてもう一クラス上のG5に昇格したっていう、本当にもりだくさんの2年間でした!

特に1年前は新卒3人を抱えるトレーナーをやりつつ、兼任店長っていうなかなかハードな状況でした。
どこまでやれるのか、成長させる事ができるのかとかマイナスな考えもありました。でも「これは俺がやるべきだ!」っていうのが結論でしたね。そのほうがMJ‐Funは絶対に良くなるって自信もあったし、後輩たちに上司としてかっこいい姿を見せたくて、その絶好のチャンスだと思ったんです。

先輩たちに恵まれ、支えられてきた

これまできついって感じたこともあったけど、卒業しようって考えたことはありません。たぶんこの先もないだろうなって、謎の自信にあふれてるくらいで(笑)

しんどい時とか、たくさんの人に相談するのもありだけど、色んな意見を聞かせてもらったせいで逆に振り回されちゃうこともあるじゃないですか。だから自分の場合は俊喜さん(蛙之介も担当するBD:ブランドディレクター)をロールモデルにしてます。あと、人間関係で困ったらいつも元店長の拓馬さんに相談に乗ってもらってます。

そうやって分業で、ストレスを解放してくれる相手がいるからこそ、謎の自信も生まれるのかも。とにかく先輩には恵まれたなって感謝しかないっすね。

後輩と真剣に向き合うからこそ、敢えて即答しない

部下に悩みを打ち明けられても、こっちからすぐ答えを出さないように心がけてるんです。もちろん急ぎの場合は、アドバイスを与えるけど、それもストレートにじゃなくてちょっと斜めからって感じで。まずは自分で考えながら成果を出す楽しさを感じてほしいんですよ。自分も自由にやらせてもらってきたので、同じ体験をしてもらえたらって考えてるんです。

自分はスタープレイヤーじゃなく、サポータータイプなんですよね。だから、トレーナーを担当した23新卒のパヤとカズのルーキーチャレンジや代行昇格レポートに、自分の名前が上がってるのを見た時はスゲエぐっと来るものがありました。後は、一旦卒業した子から「ファイブのお店に出戻りしたいんです!」って連絡をもらったのもマジで嬉しかったですよ!

成果は調布店の売り上げと後輩育成

数字の成果としては、蛙之介 調布店の売り上げを「3ヵ月で100万円増やす」ってコミットして達成できたのは本当に嬉しかったですね。野毛はずっと繁盛店だから、調布で自分の腕でちゃんと戦略化して言語化してやれたって手ごたえがありました。あとは新卒の育成にも力を入れていて、パヤがG6に昇格した時はものすごくほっとしたし、やりきった感がありました。

店舗責任者として、すべての責任を負う

「責任の所在を明確にする」って良く言うけど、それって責任者にとって都合の良い逃げ道にも使えちゃうんですよね。もちろん仲間や周囲の人の協力やチームワークは大事なんですが最終的に突き詰めると「ぜんぶ自分のせいだし、ぜんぶ自分のおかげ」っていう気持ちがマネジメントコースには必要だと思ってます。

ファイブグループで学んだ「コミュニケーション」の真意と、解決思考

ファイブで働き始めてから、狙って生み出していくのがコミュニケーションなんだって学びました。ティーチングとコーチングの違いを体得したっていうか、相手がどうしたいかを引き出して一緒に叶えていくことこそ、コミュニケーションの本当の意味なんですよね。

僕、元は頑固で生意気だったんだけど、角が取れて、だいぶ柔らかくなったんじゃないかな。
野毛之介を引き継いだ当時はまだ未熟だったし、ベテランバイトもいなくて、「自分がやらなきゃヤバい!」って頑張りすぎたせいで、アルバイトの子の主体性を潰しちゃったっていう後悔が、この変化の原点なんですよね。

感情的だった部分もかなりコントロールできるようになって、ムカッとすることも減り、この相手には何て伝えたらいいかって解決思考をするようになりました。

繁盛店・野毛之介の店長に抜擢されて感じたワクワク

OPENからずっと繁盛店であり続けている野毛を引き継ぐプレッシャーって、実はなかったんです。拓馬さんからいろいろ教わってたし、かっこいい姿も見てきたので、自分だったらどうするかをあれこれ考えてむしろワクワクしてました。
どうしたら売り上げをキープできるか、上げられるか、バイト時代から感覚的だけどビジョンもあったから、それを今度は自分が体現するぞって意気込んでました。

野毛って、安くて美味い店がたくさんあって飲食のポテンシャルが高いし、人の魅力にも敏感で、ファイブが掲げるホスピタリティが売り上げにも顕著につながる街なんですよ。
そんな厳しい街で、何なら最初のうちは「若さで売り上げをとってる店」って嫌われてる感じもあったんですけど、実際の営業の姿を見てもらってるうちにそういうのもなくなりましたね。

だから野毛の店長には思い入れとこだわりがありますよ、僕!
例えば…一発芸でもやろうぜ!って時、最初に手を上げられないような人には野毛店の店長は難しいかな。いやほんとに。「ウケなかったらどうしよう…」ってモジモジしたり「くだらない」って斜に構えちゃう人はあの店で店長は張れない。あとは我がない人にも任せたくない、しっかり「自分」を表現できる歴代店長であってほしいですね。

ブランドディレクターを目指し、部下たちの成長を見守り続けたい

短期的な自分の目標としては、2025年4月までにG4(BDF=SVスーパーバイザー)への昇格を果たしたいです。
コツが分かってきたから、今は自分が店舗にいることでいいお店づくりができてるけど、これからは後輩たちをしっかり育てて、自分がいなくてもいいお店づくりをしていけるようになりたいですね。
あとは出店の立地とか減価償却とか、飲食の経営的な知識も身につけていきたいっていうのも考えてます。

自分なりの店を持つとか、お金がたくさんほしいという欲はないので、独立は全く考えてないんですけどね。そもそも飲食自体に興味はなかったんですけど、ファイブで何かしたいという想いはあるから、上を目指していずれ蛙之介のBD(ブランドディレクター)になるっていうのは夢です!

アルバイトや部下の若い子たちと関わっていく中で、「どうしようか」って一緒に考えながら、成長を見守るのが好きなんです。面倒を見るべき子が増えていくのは楽しいかなって。BDFになれば広く業態の新卒みんなと関われるし、そこに責任も伴うので、やりがいはすごく大きそうでいいなって思いますね。

ファイブは多様性を武器にそれぞれの長所を伸ばしてあう会社

ファイブは、型にはまらず自分らしいスタイルで、個性を主張しながら働きたい子に向いてる会社かな。「マイナスをプラスに」じゃなくて、「プラスをどれだけ伸ばしていくか、多様性を上手く活かしながらチームをつくっていく」のがファイブらしさですよね。
それまでの人生、20年そこそこで培ってきたものを「とりあえずやってみろ!」って初日から全力で出せるっていうのは、うちの会社くらいしかないんじゃないかな、と思います。

逆に「俺、人の気持ちがわからないんすよね」って諦めてシャットアウトしちゃう人には向かないかも。「ありがとう」を言うのも、言われるのも、働く源になってる人が強いんですよね、承認欲求が強い人も多いから。
矢印を自分に向けられる子が一番成長してるし、活躍してると思います!
熱量を持って一生懸命な子には熱量で返す、心を動かしたもん勝ちの会社です!

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