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【勤続10年表彰企画】お客さんとつながる料理を作る!初志貫徹をモットーに料理長が静かに抱く野望とは

タイでの飲食店経営という経験を持つ榎田光宏。喋るのが苦手とのことだが、料理への思いや仲間への思い、そしてお客さんへの思いを存分に語ってくれた。ファイブグループを味で支えるエノさんの、さらなる活躍が楽しみになるインタビューをお楽しみください。

――――プロフィール
千葉っ子居酒屋 燻し家もっくん 料理長榎田光宏(44)|通称「エノさん」2013年11月入社。『新宿っ子ダイニング ペコリ』などを経て現在は『千葉っ子居酒屋 燻し家もっくん』の料理長として活躍中。

お店の楽しい雰囲気に魅了され入社

元々タイで1年間ほど飲食店をやっていました。ビザの更新のタイミングでもう1年タイに残って店を続けるか日本に帰って勉強をしなおすか考えて、結局日本に帰ることを決めました。飲食店の求人サイトを見ていたところ、ファイブグループがトップに載っていたんです。試しに行ってみようとすぐに電話をして面接をお願いしました。

面接を担当してくれたのは宇佐美さん(元・営業部長、現在は独立)。僕は喋ったり自己アピールをしたりするのが苦手なんですが、宇佐美さんがとてもフランクに話してくれて緊張がほぐれました。
「うちのお店に行ったことありますか?」と聞かれて「ないです」と答えたら、「雰囲気とかを見てみて感想を聞かせてください」って言われまして。その日のうちに『吉祥寺っ子居酒屋 旨串とりとん』に足を運びました。

そこで印象的だったのは、スタッフの人が楽しそうに働いていて活気があったこと。当時の店長さんからも現場の話をたくさん伺えました。そんな時間を過ごしたらここで勉強してみたいなという気持ちが強くなったので、翌日改めて宇佐美さんに連絡をして「ファイブで働きたいです」と伝えさせていただきました。

人間関係で悩みつつも年末の売上げが過去最高に

『新宿っ子ダイニング ペコリ』にいた当時、新しく来た料理長と馬が合わなくて大変でした。その人は前触れなく突発的に、かつ頻繁に感情をぶつけてきたので、正直姿を見るだけでストレスだった時期も。しかも上長を交えてのミーティングでは何も言わないのに、2人になるといろいろ言ってきたり、と当時の自分はコミュニケーションの解決策を見つけることができず、寂しい人なんだなって思ってました。結局、その人は「ファイブが合わない」とかですぐ辞めちゃいましたが…。

その後は、入社2年目くらいで年末の売上が1000万を超えたときは達成感がすごくて、アルバイトの子たちとハイタッチをして喜び合いました。締め作業が終わった後、ソファーで寝落ちしてしまうくらい疲弊しましたね(笑)

10年間の思い出写真

実際に働いてみて会社へのイメージが一気に塗り替えられた。ここはやりたいことを形にできる環境

この会社に入る前は個人店での経験しかなかったので、大きな組織でやるってイメージがつかなかったんですけど、思っていたよりもファイブの自由度が高いことに驚きました。個人店だと挑戦できなかったことでも自分がやりたいと思ったことは結構叶えられる。あ、こんなにやらせてもらえるんだって思ったこともたくさんありました。
もちろん自由には責任が伴いますが、得意じゃないことにもチャレンジができるので日々成長を実感できています。

10年間の思い出写真

自分を支えてくれる人たちとの出会い

周りの仲間にも恵まれています。のりぴー(同店で働く元社員のアルバイトさん)は僕と若い子の間に入ってコミュニケーションを円滑にしてくれている。年が離れているスタッフだと僕に対して言いにくいこともあるでしょうから。あと何よりお店の雰囲気を明るくしてくれるので本当に助かっています。

飯沼さん(元・ブランドディレクター)にも大変お世話になりました。僕と同じように海外で働いた経験があって、上長としてもすごく話しやすい人でした。でも僕なんかより料理の知識や技術がすごくて、発想も面白い。僕自身の知識や技術もたくさん伸ばしてもらいました。

そして穂刈さん(元・商品管理部)は洋食経験のなかった僕に、料理を通して様々なことを教えてくれました。
尊敬できる人たちに出会えたこともあって、ここまで来れたんだと思います。

10年間の思い出写真

 ”美味しい”も”楽しい”につながる

タイでお店をやっていた時は、1人で仕込みして1人でがむしゃらにやっている感じでした。その当時も楽しくなかったわけではないですが、お客さんと繋がれる今のほうが圧倒的に楽しいです。

『新宿ペコリ』ではカウンターキッチンだったのでお客さんとも仲良くなれました。閉店間際にお客さんが酔っぱらいながらお店に入ってきて「エノさん、お腹すいたからなんか作ってよ」なんて言われると、面倒くさいなと思いながらも嬉しかったですね。あとは他店に移る時に最後に挨拶に来てくれるなんてことも。

『もっくん』に移動してきてからは、さらにお客さんとの絡みが増えました。料理を通じてお客さんとつながることができるのも幸せです。美味しいって言ってくれたりおかわりしてくれたり、単純ですけど嬉しいですよね。

今後の目標は千葉エリアを盛り上げていくことです。
必ずしも『千葉っ子居酒屋 燻し家もっくん』が一番じゃなくても全然良くて。『とりとん』も『ペコリ』も『もっくん』も『いざくる』も含めた千葉エリアを今よりもっと盛り上げていきたいですね。そしてその千葉エリアで活躍できるような料理長になりたいです。

やっぱり都内に負けたくないって思いも強くて。売上を一番にするっていうことももちろん目指したいですけど、それと同時に何かに特化したお店を目指したいですね。「千葉ってなんであんなに売れてるんだろう、すごいね」って言われるようになれたら最高です。

初志貫徹

何かを続けるって難しいですが、言われて嬉しかったことを思い出すと頑張ろうってなりますよね。僕が最初に料理を続けようって思ったのも「美味しい」の一言がきっかけでした。
それまでは飲食店って辛いな、しんどいなって思うことも多かったですが、その言葉で報われたような気がしました。何度言われてもやる気が出る一言です。

「初志貫徹」という言葉もある通り、最初に決意した時の思いを忘れなければ自分らしく楽しく働いていけると思います。


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