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【アルバイトトップランナーの声-vol.24】お客さんの立場に立って「お客様ファースト」を体現する名物アルバイターのお店づくりとおもてなしとは。

「”楽しい”でつながる世界をつくる」をMissionに掲げるファイブグループで、日々お客さんに「楽しい」を最前線で提供してくれている2,500人のアルバイトさんたちにスポットライト!

各業態で活躍するトップランナーのアルバイトさんたちに心がけていることや働きがい、楽しく成果を出すコツをインタビューする人気企画です。

今回は『スパゲッティーのパンチョ 新宿南口店』のさとこさんにお話を伺いました!

プロフィール
さとこさん(33)|SUPランク:トレーナー2
2020年5月入社。笑顔と笑声で元気づけてくれるパワフルな接客にファンも多い、スーパーアルバイター。プライベートでは漫画やアニメの推し活に勤しむ。人生のナンバーワンは「テニスの王子様」。パンチョのおすすめメニューはナポリタンにミートソースをトッピングした「ぶっかけミートナポリタン」。

聞いたことのなかったパンチョに直感で応募

出身は関西なんですが、声優になりたくて上京してきました。養成所や事務所に通ってたんですけどいろいろあって辞めて、前職では事務職などをしていました。でも昔アルバイトでやってた飲食や接客業が楽しかった記憶があって、またそういう仕事をしたいなと思って。

友達とご飯を食べている時にタウンワークの求人誌を見てて、友達が「新宿に新しいお店できるらしいよ」ってパンチョを見つけてくれたんです。私自身はパンチョを知らなかったんですが「ナポリタンとかミートソースがあって、メガ盛りサイズとかもあって安くて美味しいんだよ」って教えてくれて。
ネットで調べてみたら面白そうなお店だなって思ったし、オープニングスタッフだったのも魅力的だったのでその場で電話をして応募しました。

常に「お客様ファースト」を目指して

お店の中では基本的にホールか仕込み、洗い場にいることが多いです。これ言っていいのかわからないんですけど、実はホールはちょっと苦手で。
 できればキッチンに引きこもって玉ねぎとか切ってるほうが好きなんです…。ビジネス陽キャなんですよ(笑)でも「仕事だ!」って思うとスイッチが切り替わるのでなんとか楽しみながらやってます。

自分の中で大切にしていることはどんな時も「お客様ファースト」ということ。お客さんを待たせない、とか気持ちよく時間を過ごしてもらいたいという想いを持っています。そのためお店側としては円滑に回るように全体を見つつフォローして、落ち着いた対応ができるようにというのを常に考えています。

仕込みで洗い場にいる時でも常にホールに意識は向けつつ、料理の提供が間に合ってなかったら手伝いに行ったりも。
新人さんがいる場合はその子のペースに合わせてフォローするなど、相手によってもフォローのしかたを変えています。

「お客様ファースト」を意識し始めたのは、自分がお客さんとして他のお店に食べに行った時に「こうしてくれたら嬉しいな、これがあったらいいな」とお客さんの立場で考えるようになったからというのがあります。
でもここまで深く考えるようになったのは、毎朝の朝礼でパンチョのミッションステートメントを唱和しているからかもしれません。「お客様ファースト」を実現するためにどうすれば良いかが細かく言語化されているので、それを毎朝読むうちに自分の中で腑に落ちていったという感じですね。

教育の要は「強みを伸ばすこと」

元店長の有留さん(現・BDF/エリアマネージャー)に面接していただいて雇ってもらった時、全員オープニングスタッフで同じスタートラインという中で「飲食店経験値が高いさとこにはアルバイトリーダーとかトレーナーという立ち位置に行ってほしいから一緒に頑張ってほしい」って言われたんです。その時は深く考えずに「わかりました」って答えたんですけど、そこから日々の営業だったり年に1、2回のイベントを経験して自分の中でもこのお店を盛り上げていくっていう意識が生まれました。

店長とか社員さんとか、サポートをしてあげたいって思うようないい人ばっかりだったので、その人たちのために必死にやっていたら自然とできることが増えていってSUP(ステップアッププログラム/昇格制度)ランクも上がっていったという感じです。

自分の中で壁だったことは、フライパンを振ること。パンチョの中でも要の花形ポジションなのですが、身長が低くてパワーがないのでキッチンでフライパンを振るとなると大変なんです。結構パワー仕事なので女子でやってる子はすごいなと思いますね。できるはできるんですけど2、3時間も振ってると力が入らなくなっちゃう。意外とそれが自分の中での大きい壁でした。
でも今は私にも得意なポジションと苦手なポジションがあるって割り切ってます(笑)

苦手なことを頑張るというのも大切なんですけど、トレーニングする時はその子のモチベーションを保つためにもできるところを伸ばすことを大切にしています。強みは伸ばせば伸ばすほどアルバイト以外でも活かせるその子の力になるものなので、さらに自信を持たせたいんです。

そして苦手なことに取り組む時は無理にやって失敗すると落ち込んじゃうと思うので、一つずつどうしたらいいか一緒に考えつつチャレンジしてもらっています。苦手なことをするのが嫌だって気持ちは私もすごくわかるので「得意なこと+αでちょっとずつでいいからやってみよう」って声がけをしています。一歩一歩の積み重ねを大事にしてほしいですね。

なるべく早く成長するには、誰かの真似をすることも大切だと思います。
私自身も、自分のやり方は持ちつつ後輩の子のホールのやり方やフォローのしかたを見て「めちゃくちゃいいな」って真似することも多いので。新人さんにも「これに関してはあの子のやり方を真似っこしてみて。慣れてきたら今度は自分流にやりやすい方向を探してみよう」と助言します。
最初は形からでも、真似を続けることでだんだん自分のやり方だとか自分の言葉になっていくと思います。

任せることで良い循環を生む

さっき話したようにビジネス陽キャで根は陰キャなので、初対面の人と話すときは結構頑張ってるんです(笑) なおかつ新人さんは大学生の子とか20代前半の子が多いので、どうしても私はお局さま的な立ち位置になっちゃうじゃないですか。だから一番気をつけてるのは何かあった時に頼ってなんでも聞いてもらえるような雰囲気をつくること。頻繁に「何かあったら言ってね、大丈夫?」って細かく声がけをするようにしています。

あと業務の面では大丈夫なんですが、男の子とのコミュニケーション面でどうしたらいいかわからない時もあるので、男性の社員さんとかアルバイトさんに託してしまいます。自分で全部抱え込もうとせず、任せられるところは任せちゃいますね。そうすると最近慣れてきた子が新人の子に教えるような機会も増えるので、いい循環になるんです。

仕事も趣味も同じくらい楽しい!

ファイブで働くことで1番変わったのは、自分の働くモチベーションです。今まで働いた飲食とか接客業の中で1番楽しく働けてると思います。人間関係もいいし、私自身がお店を大好きになったというのが大きいです。飲食店ってピアス・ネイルはダメって厳しいところも多いので、最初はこんなに緩くて大丈夫なのかなって心配になったんですけど、そんなファイブだから伸び伸びやらせてもらえるんだなってわかりました。

朝起きて「今日休みたい」ってなることがほとんどないのも自分としてはすごいことだと思います。一緒に働いてるスタッフに会えるのが楽しみだし、仲良くなった常連さんに「お姉さんと会えるの嬉しい」って言ってもらえるので仕事が苦痛じゃないんです。昔は趣味をモチベーションに働いていたけど、今は仕事も趣味も楽しく両立できています。

あとは前に働いていた所では「こういう風にお店を良くしたい」って思うことがあってもなかなか賛同してもらえなくて動けないってこともあったんですけど、ここではお互いに意見を出し合って志を共有できる人に出会えたのが本当に嬉しいです。

自分の中で特に成長したのはメンタル面です。大変なこともあるし、もうやだなって言ったりもしますけど、それでも笑顔なんですよね。「今日はちょっと大変だけどゆっくり行こうよ」って笑顔で言えるようになった。ポジティブメンタルをつくれるようになりました。
年齢を重ねてイライラすることが減ったっていうのもありますけどね(笑)

落ち込んでも次の日に持ち越さないようにして、なるべくその日のうちにメンタルリセットをするように心がけているんです。もちろん営業中に大きな失敗をして落ち込むこともあるんですけど、引きずらないようにうまく切り替えをします。家では「最悪だ、やってしまった」って暗い気持ちにもなるけど、テンションの上がる音楽とかアニメとか推しを摂取して気分転換するようにしています!

頼りにされるのも頼りにできるのも「ありがとう」

仲間に対しては「いつもありがとう」って言葉に尽きます。自分ができないこともサポートしてもらってるので助かってます。なるべく普段から「これやってくれてありがとう、助かったよ」というのは言葉にするようにしてます。

キッチンの子たちは私がなかなかできないことを暑い中頑張ってくれてるし、ホールの子たちもそれぞれ大変な中ですごく回してくれてるし、特にディナースタッフは終電もある中でしっかり営業して次の日のために綺麗に締めてくれて。

みんなの協力体制の下で毎日営業できているので、当たり前かもしれないけどお店というのは1人じゃ成り立たないなって実感をしています。
みんな頼りにしてくれてありがとうだし、頼りにしてるよって伝えたいです。

お客さんにも感謝を伝えたいです。私の顔も名前も覚えてくださってる方がだいぶ増えてきて、髪の毛切ったら変化に気づいてくれたりもして。積極的にコミュニケーションを取ってくれるし、常連さんが新しいお客さんを連れてきてくださることも多いのが嬉しいです。お客さん同士が「あれ、来てたの?」みたいにお喋りしてることもあるんですよ。

店長コメント

植木店長(写真左):僕は新卒でパンチョに入って3年目なんですが、さとこさんは僕が何もできない頃から細かいところまで教えてくださいました。僕にとってさとこさんの存在ってめっちゃ大きいです。お姉ちゃんみたいだし、一緒にいると安心するし。仕事面で言うと切り込み隊長みたいな人。営業中に「ここ詰まってるな」とか「あのポジション助けてあげないとやばいな」って時にいいタイミングで切り込んでくれて、円滑に回してくれるんです。それも社員が言うからじゃなくて自分で判断してやってくれているので本当に助かっています。

トレーナーとして教育する時もオペレーション面、マインド面ともに完璧なのですが、プラスで新人さん自身が自分で考えられるような声がけをしてくれたらと思います。サポート体制が厚いのも大切ですが、新人さんにも最終的には独り立ちをしてもらいたいので、時には勇気を持って放置もしてみてほしいです(笑)

全員がどのポジションでも輝いてほしい

お店全体のベースアップをしていきたいなと思ってます。

新宿南口店は学生さんが多いのもあってメンバーの入れ替わりも多い店なんです。
営業するうえで誰がどのポジションにいても同じクオリティでできるというのが1番重要なことだと思うので、個々の能力を上げていきたいですね。そのためにもそれぞれ慣れていないところもどんどんやってもらって力をつけてもらいたいです。

慣れないポジションは時間がかかったりミスもあるでしょうけど、そこをフォローし合って乗り越えていけばお店全体のクオリティが上がっていくと思います。

そして個人的な希望としては新宿南口店がいろいろなコンテンツとコラボできたらと思います!

新宿南口店はありがたいことにYouTuberさんの撮影に使っていただくことが多いんです。大食いYouTuberさんがいらっしゃることも多くて、そのファンの方もコメント欄で「行ったことある!」とか「行ってみたい!」って反応してくれたり、実際に来店してくださることもあります。

動画を見て「このお店楽しそう!」って声があると、普段の営業で頑張っている成果かなと思いますね。「店員さんの声可愛い!」とか褒めていただけることもあるので嬉しいです(笑)

私はアニメが好きなので、何かのアニメとコラボすることがあったらいいな。あとはVTuberさん。この2つは本当にぜひやらせてもらいたいです!

コラボお待ちしてます!


飲食業界を存分に楽しみたい人、楽しさと成長できる環境を見つけたい人、とことん人の「楽しさ」と「可能性」に向き合い対話する人事と話してみたい人は、ぜひリクルート窓口へご連絡ください!

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