【創業メンバーの1人】ママと両立して今もお店で活躍する『おもてなし』のスペシャリスト!
自薦・他薦問わず募集したスタッフ自慢の「ウチのスタッフのココがスゴイ!」今回は、ファイブグループでレジェンド級のスタッフ、川島 智子さん。ファイブの創業時から関わり、現在は業態や店舗関係なくファイブグループの「おかみ」として、おもてなしのプロであるSC(ショップコーディネーター)達を牽引する存在。「ペコリの救世主」と称されるホールのスペシャリスト、彼女の熱い想いを聞いてほしい!
【きっかけ】お店の顔になりたかったから、おかみ
━━ファイブグループでは、有名人ですよね!
名前だけがね(笑)創業時からずっといるので。ファイブグループを創業する前に、社長が札幌で働いていたときに一緒に働いていて。吉祥寺っ子居酒屋 旨串とりとん開業の際に誘ってもらって、東京のほうが刺激になりそうだと思い「3年くらいで勉強!」と思って上京しました。それがもう、15年以上になります。
━━「おかみ」と呼ばれたのは当時から?
「おかみ」って名称になったのは、1号店の半兵ヱのとき。そのお店には「大将」がいて「ママ」がいたから、じゃあ、「おかみ」にしようかなぁって。最初はニックネームでした。そこからスタッフやお客さんに呼ばれるようになって、呼ばれるうちに、自らも「ホールのおもてなしのスペシャリスト」になるという気持ちが芽生えていって、みたいな。
店長試験のレポート書いてるときに、私はやっぱり「店長じゃなくて女将という存在になりたい。お店の顔としてやりたい。」と上司に伝えて、それで『おかみ職』っていうポジションになりました。
吉祥寺っ子居酒屋 旨串とりとん(以下、とりとん)で女将を経て、池袋っ子居酒屋 俺たちのとりとん(以下、俺とり)で店長にもなって。そのあと、当時の吉祥寺っ子居酒屋ペコリ(現:吉祥寺っ子ダイニング ペコリ)(以下、ペコリ)を作って、そのあと事務所勤務になり企画の仕事をしていました。今みたいに業態が分かれてなかったのでこいくる業態(※「いざこい」「いざくる」の所属業態を通称「こいくる」と言う。)にも入店したり、今のSC職(ショップコーディネーター)のように装飾もしたりしました。
ペコリの立ち上げに関わったきっかけは、社長からの提案でした。父が亡くなり、北海道に帰省したときに自信をなくしてしまって。そのときに社長が、「女の子だけでやるお店が欲しいって言ってたでしょ、新しい業態でどう?」と提案してくれました。
半兵ヱやとりとんのような近い接客はそのままで、女の子のみのお店をつくりたいと思っていたので、ペコリで一から立ち上げを経験させてもらい、店長もやりました。
そのあとに、事務所勤務をし、子供が生まれてからは6年くらいは会社からも離れていたましたね。職場復帰を検討していたとき、また働き始めるならファイブグループが良いと思って、最初は西新宿っ子居酒屋旨串とりとん(現:新宿っ子居酒屋 とととりとん はなれ)のランチに入れてもらってました。
━━昔はSC職だったんですよね?
SA(ショップアドバイザー)、SC(ショップコーディネーター)は、おかみ職と似てると思いますが、私が抜けていた間にできた職種でした。短時間しか働けない女性社員でも実績を出せるようになればと思って、その環境づくりに今でも関わっています!
━━具体的にはどんなことをしているんですか?
業態が違っても、求められることは本当は変わらないと思っていて。営業の中で「また来たい」を作るOJT(On-the-Job Training、オン・ザ・ジョブ・トレーニング:職場で実務をさせることで行う従業員の職業教育のこと。)をしたり、販促提案、POP作成、店内の掃除や管理の形つくって、スタッフにも居心地の良い環境でスタッフの「また来たい」を作ったり。ペコリの業態会議にも参加させてもらって、「ペコリは人と人の近さは居酒屋で・・・」ってブランドについて全員の前でスピーチさせてもらったりもしました。
本当は人前で話すのがすっごーい苦手なんですけどね(笑)ビラ配りとかも「お店の顔だから店長が行くんだ」って社長に言われたときに、絶対やりたくなかったから「私は行列ができるお店づくり」を目指そうと思って。また来てくれる人を増やせば毎日席が埋まるはずだから、絶対に新規さんをリピーターさんにするようにしていました。
【復帰】常連感が出るくらいすぐに仲良くなる
━━津田沼 Cafe&Dining ペコリの救世主という推薦コメントを紗季さん(現:千葉ペコリ店長)からもらっていました!
一度事務所で勤務してたのですが、2年前、5人目の育休後はやっぱりファイブの店舗で接客して働きたいと思って。そのときにランチ帯に津田沼 Cafe&Dining ペコリの現場に入ることになりました。
━━変わったことは?
私が店長の時と環境が、いろいろ良いお意味でも悪い意味でも違うことが分かったということと、あと、私が関わるようになって、紗希ちゃんが少し変わったかな?とも思いました。
今まで1人で全部抱えていたのが、話してくれるようになったと思います。
周りに頼れるようになったといいますか。
私も同じ女性だから、考えも分かりやすかったし、女性社員にとって良いことも辛いことも、理解できていたから、一緒に協力できたね、と同じ女性として支えたくなりました。
自分がきつかったら、ゆとりのある気持ち良い接客はできないじゃないですか。時間的にも心理的にも余白がないとできないってことを学べたと思います。
━━戻ってきてから感じていることはありますか?
事務所にいた頃は、店舗のためになることを頭で色々考えてやってたつもりでしたけど、想いまでも現場に届いているとは限らなくて。顔を見せ合うというか、お互いを知ることが大事だなって思っています。
会社が大きくなったから親密度が下がるっていうのは違うと思いますし。業態の垣根を超えるっていうことを意識して、お店ベースで考えて立ち回るようにしています。
━━接客でのおかみの得意なことは?
ポリシーは、周りのスタッフが見て「女将の知り合いなの?」って言われること。新規さんでもすぐ、仲良くなるのを目指すことです。常連さんのように!
新規さんが常連だったような空気感になるようにする。そのためにはお客さんを、すっごい見る。そして「この店好き!」って思えるようなファーストタッチを必ずやります。新規さんも帰るまでに常連になれば、毎日100%常連さんでしょ?(笑)
━━どんなファーストタッチをしていましたか?
メニューとか、お店のことだけを話すんじゃなくて、そのお客さんとしか話せない会話を意識していました。そしたら、私もお客さんのこと覚えやすいですしね!
時間帯は関係なかったですね。ランチだからお客さんを覚えなくていいってことは無くて。ファイブのランチだから絶対「また来たい」って思って貰えるようにすることを大切にしていました!大体は、ママさんトークと、5人の子供の話で食いついてくれますが・・・
そのためには接客ではなく、会話をする。また来たいという感情や印象は、目を見ての会話から生まれてくるから、お店のこと以外での共通点や興味ありそうなことをお話するようにしています。
【メッセージ】地域の人気者として、店の顔であれ!
━━これからファイブで働く人へのメッセージをお願いします!
一生ここで働く人も、通過点になる人であっても、ここで働くことが、自分の価値を高められるように接したいと思っています!
魅力のある人になる。モテ社員、モテアルバイトになるスキルを身につけられる会社になっていきたいですね。
5ivewaysの中にも「”モテる人”であれ」ってありますもんね。
そういうのって、接客業に限らず、人に関わる仕事なら必ず役に立つことが学べると思います。
作業は教えたら、できてるか出来てないかを確認していくだけだけど、それだけを教えるのではなく、それを行うための心の持ち方、考える力を教える会社でありたいです。そうすると、その1つの動きもどんどん進化して質を高められると思います!
【メッセージ】ファイブグループの人に伝えたいことは?
ファイブって他の会社と違うなと思うのが、制服を脱いでもファイブの一員、ということです。「地域で愛される」ということを目指しているんだから、「いつも自分がどこかで見られている」という意識を全員に持っていてほしいです。仲良くなる営業をしているのだから。どこどこの店員さんじゃなくて、どこどこの〇〇さん!って言われる存在でいて自分の居場所にして欲しいなと思います!
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