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21世紀型の福利厚生で「家族に応援される職場」をつくる。

飲食は、様々な福利厚生の整備が遅れていると言われる業界。
業界ごとコロナの真っただ中にいる今だからこそ、私たちは従業員本人だけでなく、一番そばで支えてくださっている従業員のご家族のライフワークまで含め大切にしたいという気持ちを込めて、一方的ではない、双方向コミュニケーション型の福利厚生制度を新たにスタートします。


「仕事に対する家族からの反対」は大きな離職理由

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実はコロナが到来する前、ファイブグループでは2018年~2019年に社内の若手実力派の男性店長のビックリ離職が2,3人続きました。退職時の面談でわかった共通点は”最近お子さんが生まれたこと”そして”配偶者に転職を望まれていたこと”。

さらに2020年に入り、非常事態宣言のもと大半の社員が自宅待機を余儀なくされ、普段とは違うライフスタイルで過ごしていたことで「夫は普段不規則になりがちな生活で、子育ての負担が母親に集中しがちなことに困っている」という声はより顕著に表面化してきました。

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これまでもファイブグループは

・育児休暇制度
・出産お祝い金
・家族手当

を出産、育児支援制度として実施してきましたが、これらのご家庭からの声を受けて2020年春には「ライフサポート窓口」を開設し、子育てや家庭生活に関する相談窓口を設置。さらに年間200万円規模の従業員ライフサポートのための予算を新たに設け、ご家庭にとってはどのようなサポートが求められているのか、本人もママさんである総務部の水谷さんを中心にヒアリングが進められました。

家庭の育児負担を相互コミュニケーション型で解決していく

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ヒアリングの中でやはり圧倒的に上がってきた声が家庭の育児負担に関してのお話でした。初産で双子が生まれたなど、家庭で想定していなかったパターンも。

そこで、家庭での育児負担を軽減する為に、水谷さん提案で、2020年10月よりプロのベビーシッターさんの利用に関して会社が補助金を出す《ベビーシッター利用補助金制度》のテスト運用と、実際のニーズを持つ方と制度の運用者が直につながる《ご家庭とライフサポートチームのコミュニティチャット運用》をともにスタート、いくつかのご家庭でのテスト利用を経て2021年に正式な制度として運用されることになりました。

担当者の水谷さん:「会社とご家庭が直接相談しあってつくっていく」

名称未設定のデザイン (4)

「大切にしたいのは、ライフサポートチームが直接ママさん達と関わること。もちろん、先に制度の社内広報は行い、何名かの社員さんとお話させていただいたのですが、思ったよりパパ社員達からの反応は薄くて…。」

「そこで、社員であるパパが拾いきれてないかもしれないママのニーズをちゃんと拾い上げられることをチームが存在する価値にしたいと思い、チャットルームを設置し、各ご家庭に直接制度のご案内のお手紙をお出しました。

お子様がいらっしゃるご家庭の皆様へ (4)

「同じママ同士で気軽に悩みや、率直な会社への要望もお伺い出来たらなと思ってあえて1対1のクローズチャットだけでなく、出入りが自由かつ匿名で参加できるコミュニティチャットをメインの窓口にしました。」

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「いったんスタートをきれた制度ですが、ここからが大切だと思っています。ご家庭の声を直接取り入れ、会社とご家庭が直接相談しあいながら、より寄り添った形に進化させていきたいと思っています」(水谷さん)

ベビーシッター利用補助金制度とは?

ベビーシッター利用補助_アートボード 1
ベビーシッター利用補助_アートボード 1 のコピー
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テスト利用者の声:営業戦略部/千葉さん

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LINE社内報の5ineでテスト公募を見たのがきっかけ。
妻が再就職の面接を控えていて、その日僕も仕事だし、その間娘をどうしようかって夫婦間で話していたタイミングだったので、すぐに「話を聞いてみたい」ボタンを押しました。

家族構成は僕、妻、もうすぐ一歳になる娘で、お互いの両親も近くには住んでいないので助かりましたね。その日の帰宅後制度テストのことを妻に話して一緒にサイトを見たのですが、妻も最初から前向きでした。
実はすでに2回テスト利用させていただきました。一回につき3~4時間、おかげさまで妻も仕事復帰できそうです。
来てもらうシッターさんとはお互い日時や条件を入力してマッチングするシステムだったので、じっくりプロフィールから選ばせていただきました。保育士さんなど資格を持ってる方が非常に多くて安心でしたね。

僕はシッターさんに直接お会いしていないんですが、妻の感想としては
・初回に打ち合わせの時間がちゃんとあったこと
・同じ育児理論を持ってる方を選んだので要望がスムーズに伝えられたこと
・何よりさすがプロですぐに娘さんが懐いていた
ということで、好評でした。

今までは互いに都合がつかないときには妻が折れるか、僕が折れるかの2択だったところに選択肢が増えたことで、お互いのスケジュールを話すときに余裕が生まれました。夫婦円満につながっていると僕は感じました!
僕じゃ頼りになれてないこともきっとあると思うので、妻にはコミュニティチャットも是非活用して行ってほしいです。

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