【勤続10年表彰企画】挑戦の10年~利根川拓也編~
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2010年にファイブグループの新卒入社第一号を飾った利根川拓也。店長や新業態立ち上げを次々に任され、人気店を各地に築く請負人として長く走りぬいてきた。現在はマネジメントに軸足を置く「たくちゃん」こと利根川に、この10年の軌跡を改めて尋ねた。
【出会い】ファイブには自分のやりたいことが全部揃っていた
将来について考え始めた時、「人が集まってくる仕事がしたい」「とにかく人と近い距離で仕事がしたい」という思いがあって。居酒屋ならそれができるなってパッと思いついたんですけど、欲を言えば個人店のような距離感が良かったんです。それを全国に作れたら…と考えていた時に「ファイブグループ」という存在を知りました。まさしく、自分がやろうとしていることを全部やっている。正直、居酒屋はおろか飲食店ですら働いた経験がなかったのですが、夢が叶うのならと迷いはなかったですね。
《入社時23歳の利根川氏》
最初の店舗で一緒に働いた“かっつん”が、今振り返っても僕にとって一番大きい存在です。とにかく人の可能性をつぶさない。言ってしまえば、僕はかっつんの言うことをほとんど聞かなかった(笑)。でもかっつんは僕の言うことをとにかく聞いてくれた。
《写真左:かっつん/写真右:利根川》
願えば叶う、という環境を最初に与えてくれた人がいたからこそ、そのあと僕が逆の立場になっても、人の可能性を潰さない、という信念でいられているのだと感じています。実際に一緒に働いたアルバイトの子たちが、ファイブを出ても自分の夢を叶えていたり、学んだことを活かして輝いたりしているのを見ると、本当に嬉しいですしね。
【転機】一挙手一投足の重みがのしかかった、オリジナルブランド1号店目の撤退
よく「うまくいかなかったなと思うことって何ですか?」って質問があるじゃないですか、それでいうと僕の場合、うまくいかなかったことが9割で、うまくいったことなんて残りの1割ばかりなんです。でも失敗ってチャレンジした証拠ですからね。失敗というリスクの中に「努力」と「成長」があると僕は捉えています。
その上で忘れられないものの一つを挙げるなら、「酒呑んで飯食って蛙之介」1号店の撤退です。スーパー店長としての限界を感じたと言いますか…一挙手一投足の重さをひしひしと感じました。ただおかげで青臭さがなくなったのもここからかなと。全てを自分のせいにしようと腹を括り、味がなくなるまでこのガムを噛もうと決めて。そして全部、得られるものを得てやろうと覚悟したのがこのタイミングでした。
《酒呑んで飯食って蛙之介1号店にて》
現在展開する2・3号店目は平日でも行列が出来るほど!
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【信念】実は“ビリ”にいないと心地が悪い。
ファイブでのこれまでを振り返ると、挑戦の連続だったなと自分でも感じます。ただ、その時々で「よしこれにチャレンジしよう」と思ってやっているかというと、僕にとっては少しニュアンスが違って。
チャレンジしたいものやすべきものを見つけて挑むというよりも、“トップ”や”スーパー”の座にいることが心地悪いんです。このままだと先が無いというか、夢が叶わないのが見えている、なんとかしなきゃ、何かしなきゃ…そうやっていつも自分が駆り立てられて、気づくとチャレンジャーに回って“ビリ”からのスタートを選んでいるんです。
【想い】後輩よ忘れるな、“あるものはあるんだ”
今現場で奮闘している後輩も、これからファイブに入ってくる新入社員の方もいると思うのですが、とにかく自分にできることを120%でやってほしい。高い目標を立てることにばかり目線が行きがちだけど、高かれ低かれ、自分が決めたことをまず熱中してやること。その中に価値があると僕は信じています。
《初店長の店舗から異動する際の写真:とにかく人に囲まれる男》
そのプロセスにはたくさんの挑戦が含まれていると思うのですが、よく凹むあまりに“何もできなかった””私には何もない”みたいになってしまう人がいます。でも、“あなたにあるものは、“ある”んです”。あるものまでないと思ってほしくない。あなたにあるものを一番星のように輝かせてほしい。僕は先輩の一人としてそれを期待しています。
《2019年の社内イベントにて事業部のメンバーと》
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