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【勤続10年表彰企画】挑戦の10年~小林克也編~

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「こいくる事業部」で初代事業部長の座を射止めた小林克也。「居酒屋いくなら俺んち来い。」通称「いざこい」で店長もエリアマネージャーも経験して数年でそのポジションというのだから、かなり早い出世が際立つ。さぞかし様々な成功談が効けると思いきや、彼の口から出たのは―。小林の魅力が詰まった(?)インタビューをとくとご覧ください!

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▼プロフィール
小林克也。37歳。通称「かっつん」
2010年4月に飲食他社から中途入社。
「居酒屋いくなら俺んち来い。」通称「いざこい」を要する『こいくる事業部』にて店長、エリアマネージャーを務め、駆け足で初代ブランドディレクターに。当時4店舗だった『こいくる』ブランドを最大時30店舗に押し上げ、現在も事業部長を担当。
可能性を育てる人材育成にも定評があり、現在他事業部や他部署で活躍する社員たちには『こいくる』事業部出身者も多い。


【10年前】教わったのは唐揚げの分量だけ

ファイブに入ろうと思ったのは、「グルメキャリー」の冊子で見た社長のインタビューがきっかけでした。「苦労しないで努力しなさい」っていう言葉が載っていて、ハッとしたんです。今まで仕事というと苦労ばかりしてしまっていて、“努力”っていう視点が足りなかったなと、ちょっとここで働いてみるのも面白そうだなと、志願したことで入社に至りました。

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《入社当初、店長時代の小林》

実はお店のことすらまともに知らないくらいだったので、いざ入ってみて正直「どんでもないところに入ってしまったな」って思いました。
誤解を恐れずに言えば、当時のいざこいはあらゆるマニュアルが一切存在せず、”店内にいる全員が楽しいのであれば何をやってもいい!”という今より数倍ぶっ飛んだ営業スタイル。

何も知らない俺が入ってまともに教わったことは唐揚げの分量だけ!おかげさまで、いざ作ってみてもあっているのかわからず、常連さんにとりあえず出して「これ違う気がする」って返されちゃって…そんなことの繰り返しでした(笑)
経験豊富なアルバイトの子たちにはたくさん助けられましたね。

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【出会い】仕事の向き合い方を変えてくれた後輩

この会社で「やってやろうじゃないか」と思った瞬間はたくさんありますけど、ひとつには利根川くん(たくちゃん)の入社です。あれだけ理想を持って入社してくる子って珍しいですし、その本人が同じ職場で日々一生懸命な横で、自分が「やることやればいいや」「とりあえず数字出せばいいや」っていうスタンスなのは申し訳ないなと。仕事の捉え方や働き方を変えようと思ったきっかけですね。

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《後輩でもあり盟友でもある「たくちゃん」こと利根川の結婚式にて当時の店舗の仲間たちと》

あとは入社して半年くらいで、オープンから赤字続きだった「とりとん馬場」の店長を兼任することになって。他人事として見ていた日報が突然自分のものとなるわけですから、それはびっくりでした(笑)
でも、いざ社員のみんなと話すと、お店に対してとても真摯なんです。これは存続に向けてやれることをやらなきゃと思いましたし、結果的にこれが不振店立て直しの第一号として後に続く一歩目にもなりました。

「実は入社式の時にふんぞり返ったまま聞いている何人かの社員を見て、抜いてやろうじゃないかと思った(笑)」と懐かしい過去をこぼした小林。その決意どおり一気に抜いて駆け上がった、狙った獲物は離さない。

【姿勢】達成しそうなときには、もう次のことを考えている。

気が付けば入社して10年が経つわけですが、達成感が大きかったことを聞かれても、覚えていないっていうのが正直なところで…。
だって、達成しそうって頃にはもう次のことを考えているので。そこで浸ったり立ち止まったりっていうのが無いのかもしれません。

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なのでファイブの歴史上に何か残せたなってことも…なんだろう…当時の営業部長と喧嘩しながら100枚のタオルを作ったのは店舗のイベント(※ファイブグループの一部の店舗では定番名物化している、お客さんとスタッフの交流を主軸に置いたパーティー型の特別営業のこと)を本気でやっていく流れを作った思い出かもしれないですね。

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《大盛況だったイベントでは音で盛り上げる鉄板DJとしても活躍》

あの時は「店舗のイベントで行列を作りたい」っていう思いがあって、居酒屋の中でお客さん同士が同じタオルを持って踊っているっていう絵を作りたかったんです。

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それこそたくちゃんのこだわりでもありましたから、経費がかかるとか言われても絶対やってやろうって、何度も掛け合いました。最終的には実現できて、100人以上が集まる大盛況の一日になったので、本当に良かったなと。まぁ、今この立場から思えばそのタオルの経費がもったいないって気持ちもわかるんですけどね(笑)

ちなみにインタビュー中、「次々と目標を達成して周りに持ち上げられているときは、正直いい時期だと思えなかった」とこぼした。イケイケGOGOになっている時は自分がやらなきゃいけないこともないし…と言う彼の姿には、好奇心が強く負けず嫌いな性格が垣間見られた。

【人との関わり】「俺は人を試さない」

この会社で良かったって思うことに頭を巡らすと、毎年新しい人と出会うことができて、その人たちの成長とか可能性とかに関われるってことかなと思います。大きい会社で働いているからこそ、こうやってたくさんの出会いやチャンスがありますし。ただ、「自分が育てた」っていう自負は、俺の中には一切ないです。成長するのはその人自身ですから。

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その中で気を付けているとするならば、「俺は人を試さない」ということ。たまに後輩の指導とかで「この人はこういうタイプだから、こうなるだろう」とわかりながら言及せず、いざそのときになって「ほらほら」ってなる人がいますけど、そういう上司にはなりたくないなと。「最初に言ってよ…」と思われて当然ですし、部下に対してもそうでないと失礼ですよね。少なくとも自分が気づいているのだったら、その人に言ってあげられる人間でいたいなと心に決めています。

【想い】ファイブ自体に「ただ楽しい環境」があるわけではない

これからファイブに入社する人や、就職先を考える中でファイブという会社を知った人もいると思いますが、入った以上は「楽しんで仕事をする」ことを大事にしてほしいです。よく勘違いされるのですが、別にファイブの環境自体が「ただ楽しい」ってことではないんです。そうじゃなくて、“楽しんで仕事をすることを歓迎してくれる人が多い”っていうことなんです。
そこで実際に楽しくあれるかは、あくまで自分次第ですよね。状況のせいにしても変わらないわけですから、そこは戒めでもあり、入ってからも忘れないでほしい部分です。

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《ブランドディレクター時代の「こいくる社員合宿」にて》

入社してしばらく経った人に目を向けると、それこそうまくいっている人もいればそうでない人もいるかもしれないけれど、前提として何もしなくてもぴったりハマる上司に出会えるなんて稀です。基本は何事も自分で見つけるしかない、それが現実だと思います。前向きな意味で、やりがいは自分でみつけてやれよ、大人なんだからって伝えたいですね。

最後に「かっつんにとっての“楽しい”とは」を尋ねた。彼は笑いながら「自分が興味を持つことをとことんやる」と答えた。それは自分の責任を果たし続けてきたからこそであり、達成感という言葉に腰を落ち着けず、走り続ける小林だからこその答えなのかもしれない。

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